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小林よしのり
2023.8.15 08:33日々の出来事

「ともだちんこ」はレイプなのか?

昨日のちぇぶ砲の連弾は凄かったな。
お盆で休みだから、時間があって、ちぇぶも自分で
自称被害者の発言や実態を調べて、ブログを書く
余裕があったのだろう。
偽善者どもが慌てたのは間違いないな。

早くも自称被害者の化けの皮が剥がれてきた。
慰安婦問題の時も、GHQの一次史料で、慰安婦たちが
恐ろしくスレていることが露見したが、ジャニーズの
被害者とされる若者の動画を見れば、その人間性が
あまりに赤裸々に分かってしまう。
黙って待っていれば、自分で墓穴を次々に掘り出して、
マスコミも、人々も気づくことになるだろう。

海外の日本人バッシング(差別心あり・日本人のご注進
ありか?)報道から火がついて、日本人の左翼が大騒ぎし、
国連人権委まで乗り出して、自虐大好きマスコミが追随し、
政府が調査しろ、謝罪せよとまで言い出す。
だが、被害者とされる証言を慎重に精査すれば、実態が
まるで違う。

今回は特に加害者とされる人物がすでに他界してるから、
死人に口なしで、徹底的に死者に石を投げ放題である。
慰安婦問題の時も、戦地に行った祖父たちの証言は無視
されたのだが。
日本人が「純粋まっすぐ君」だらけなのは、昔も今も
変わらない。
「おかわいそうに、おかわいそうに」と叫びながら、
根拠のない「正義」に酔いしれている。

だがしかし、慰安婦たちは時代の犠牲者だから一片の
同情はできる。
ジャニーズ敗者のルサンチマンには、まったく同情でき
ない。
同情すべき人は他にいくらでもいるが、見ないふりして
生きている。

「女の性被害と男の性被害は平等ではない」
そうちぇぶがブログで言ったが、これは真理だ。
よく気がついたな、ちぇぶ。
「男女平等」が原理主義と化してしまって、少年への
変質的行為と、女性へのレイプを同格にしてしまう
馬鹿が後を絶たない。
あまりにもレイプ被害を受けた女性に対して失礼だ。

人権真理教の狂信者は、思考が大雑把すぎるから、
「男女平等」原理に縛られて、被害のグラデーション
が見えない。
そのうち、「ともだちんこ」もレイプにされてしまう
だろう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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