5月3日(木曜)、第72回「ゴー宣道場 拡大版」のアンケート回答、第3弾。
これでおしまいです。
トッキーがこれでも絞ったと言ってたが、すごい分量だった。
参加してくれた人たちの熱心さに感謝します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆えだのんが来るとは思っていなかった為、驚きました。
そして山尾さんとえだのんの方向性も同じだとわかり安心しました。
井上達夫さんの話は初めてでしたがゴー宣の味方になってくれそうで嬉しく思いました。
ここでの議論がTVや普通の生活の中でもできたら良いと思います。
(千葉県・女性・OL)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そうだね。立憲的改憲はまだ先端にいる。
一般に拡大、浸透しなければならない。
しかし「憲法」を持つ国民なら常識のはずだけどね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆コスタリカの憲法を護憲派は持ち上げているが、軍の配備も憲法の改正権も人民にある、ということで、むしろ日本も見習いたいと思いました。
伊勢崎先生の言われた、平和時にアメリカの戦争にNO!と言えないのは日本だけという事実は悲しいです。
国際法違反をしてまで戦争をし続けるアメリカに、これ以上ついていかないためにも憲法改正は必要です。(東京都・51歳男性・自営業)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アメリカは戦争する。これ宇宙の定理。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆伊勢崎先生のお話は衝撃的でした。
1.ジブチの話(一般過失を裁く法律すらないこと…)
2.自分に全権を与えてくれたら日米地位協定の改定交渉は一週間でケリをつけるというお話
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
伊勢崎氏もいいキャラしてるよね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆日米地位協定にしても、今の憲法がある限り改善することはできないという伊勢崎先生の発言に驚きました。
これは専門家のあいだでは公知なのでしょうか?
(東京都・42歳男性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
伊勢崎氏は地位協定改正の方が先と言ってたと思うが、今回初めて憲法9条2項を変えないと難しいと言ったんじゃないかな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆伊勢崎さんのお話の「自衛隊の自殺者が多い理由」を聞いて、はっとしました。
とても残酷なことをしているなと思いました。
(神奈川県・36歳女性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
無理を強いているのは国民。
特に護憲派は教条主義的な自己満足のために自衛隊に無理を強いている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆井上氏のコスタリカ憲法の実態についての話と、それを誤解して称賛する護憲派の欺瞞。
伊勢崎氏による自衛隊の国際法上の問題点の指摘。
さらによしりん先生と山尾議員による日本の集団的自衛権がどこまでも暴走しかねない実情の話。
自分が漠然と抱いていた「平和国家日本」というのは、只の幻想だったのだと思い知らされました。
幹部自衛官の国会議員に対する暴言事件について、自衛官を擁護する意見の多さに違和感しかなかったので、伊勢崎氏の口から「クビにするのが文民統制」という発言には安心しました。
自衛官への扱いを改善するのは当然ですが、伊勢崎氏の仰る通り、「暴力」を独占する集団を制御する事について、逃げず恐れず向き合って議論していくことが重要なんだと痛感しました。
(群馬県・37歳男性・アルバイト)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「クビにするのが文民統制」とまで、はっきり言った伊勢崎氏は立派だ。
戦前なら公然と軍部に盾突いたようなものだ。
そこまで言わなかった自分を恥じたよ。
さすがに戦場で部族に武器を捨てさせた伊勢崎氏は肝が据わっている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ジブチの地位協定の話が象徴するように日本に主権が無いこと(まともな憲法がないこと)で他国に派遣した自衛隊員自身に罪を押しつけることになってしまうことや派遣された国の国民を欺くことになっていることがよくわかった。
このままではいけないと思う。
(神奈川県・48歳男性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ハンパな国のくせに米国のマネして恥ずかしいな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆長谷部さんだけでなく、最新の「金曜日」でも藤井さんという憲法学者が山尾さんのことを批判していました。
護憲派に影響力の強い雑誌なので、無視できないのではないか?
(愛知県・65歳男性・小学校教員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
読んで見なきゃいかんな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆大変おもしろかったです。枝野さんがあそこまでふみ込んで話された事が、ビックリしました。
あの考え方であれば、将来、政権をとっても安心できると思いました。
立憲的な改憲が実行され、女性皇族も作れ、立憲民主党が政権とれば将来の日本は更に大きくなるような気がします。
(神奈川県・48歳男性・ケアマネジャー)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あの福耳は強いよね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆立憲的改憲論に魅力を感じて参加しました。
ゴー宣について全く知らなかった初心者です。
もっと素朴な、国民の感情に忍耐強く対してほしいと思いました。
憲法9条を「殺し、殺さない」日本を守る防波堤としてとらえてきた多くの国民にとって、立憲的にしろ、「改憲」によって軍隊を持つことは、「殺し、殺される」ことを受け入れることに他なりません。
そこを明確にしてほしかった(とくに山尾議員)。
それが真実であればそれが必要な理由をていねいに説明し、いわゆる「護憲派」にそのハードルを乗り越えさせてほしい。
そうしなければ、立憲主義のもとに大きな力となって集うことはできないと思います。
護憲派に対する攻撃が目立ちましたが、そのように分裂していては、安倍政権への大きな対抗勢力にはならないと思います。
とはいえ、国民の草の根からオープンに話し合って憲法を作ろう、という姿勢に好感を持ちました。
護憲派の、9条に触れることはタブー、という態度にはもうついていけないので。
ただ、それだけに山尾案での軍隊の位置づけをもっと明確に、タブーなしで、発信してほしいです。
(千葉県・60歳女性・無職)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
我々が護憲派にイラつくのは、今の憲法を「聖書」にして、宗教にしてしまっているからです。
宗教に嵌った人に理屈や理論や現実は通用しません。
あなたは自分の脳で考える人のようですから期待できる。
ただし、軍隊を持てば、「殺し殺される」国になる、軍隊を持たなければ、「殺し殺される」ことはないと思い込んでいます。
それではチベットをごらんなさい。
軍隊がないがために、中国軍に侵略され、ダライラマは国外に逃れ、宗教の自由や言論の自由を許されず、漢民族が流入して、民族浄化が進んでいます。
軍隊がないということは、属国になる、主権を失う、沖縄を犠牲にする、武力を背景にした外交では必ず負ける、さらに侵略され、民族浄化され、日本人はいなくなる・・・命さえあれば奴隷でOKと認めることです。
軍隊があってこそ、国の独立は守られ、殺し殺されることもなくなるのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆枝野議員の「立憲民主党は護憲ではなく立憲的改憲の党です」という宣言を聞けて非常に幸運でした。
護憲派の支持者のほうを完全に向いてしまったのかと思っていました…。
それと山尾議員の改憲案が夏までに出るとのご発言。
立憲的改憲の第一弾の案をとても楽しみにしています。
(東京都・42歳男性・アルバイト)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8月の「ゴー宣道場」で検討できるかもしれません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆今回のように、多数の人が参加できる集いも企画して欲しい。
そして、多くの方が参加できるようにして欲しいです。
立憲主義を広めるには、どんどん集いを企画して知ってもらうことが大切だと思います。
もっと「発信」すべきです。
(東京都・67歳男性・社会保険労務士)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
誰かが運営をやってほしいよね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆初めて参加しましたが、師範方、ゲストの皆様の熱意に圧倒されました。
ただでさえ専門的になりそうなお話を、自分の様な一般のものでもわかるようなお話をしてくださって非常に好感を持ちました。
参加して本当に良かったです。
(埼玉県・26歳男性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
初めて参加した方のこの感想は嬉しい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆コスタリカについての日本での誤った認識は、スイスのそれと似ていると思いました。
スイスも永世中立国ばかりが独り歩きして、スイスが徴兵制と核シェルターを完備していることを知っている日本人は乏しいと感じています。
シリアの米英仏の空爆については、私もニュースで国際法違反だと思っており、日本ではまだ「米英=正義」という見方や国際法的見地が足りないと感じました。
それは、日本人が真の世界の主体という自覚がないことの表れだと思います。
日本人には国際法は大国への「武器」という考えを持ってほしい。
徴兵制の存在意義は、国民の国防に対する当事者意識を作るためというのは納得のいく説明だと思います。
また、専門家以外は憲法を語るべきでないとの長谷部氏の考えは、あらゆる議論を封殺してしまうものであり、より一層議論が硬直してしまい国民の思考を奪う結果となると思う。
憲法についての違憲審査には何より人事制度が肝であるとの指摘はとても同意します。
どんな制度も人事とカネを誰が握るかが重要になってくると考えられます。
山尾氏の「立憲主義は国民からの権力への挑戦だ」という発言は胸に刺さりました。
法の支配を信じ、国民がそれを守るという意志なくして、社会は安定しないと感じられました。
立憲的改憲とは一人一人が自分の憲法観を持つことなのではないかと思いました。
(千葉県・22歳男性・地方公務員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「日本人には国際法は大国への『武器』という考えを持ってほしい。」いい言葉だ。
山尾氏の「立憲主義は国民からの権力への挑戦だ」という言葉もいい。
これを政治家が言うところが立派だな。
以上で終わります。
メチャ多かったな。
次回の「ゴー宣道場」は6月10日、福岡で開催。
その前に関東の人は、6月2日、「SPA!」主催の「ゴー宣道場」が開催されます。