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よしりん先生と
道場生(アンケート)の対話、
第2弾をお届けします
アンケートへの回答の続きです。
今回の道場では、
師範方も、参加者も、
意見が一つに
集約できていません。
エネルギー問題としては
「脱原発」 が多数派に
なっていたようです。
世論調査でも圧倒的多数です。
ですがわしは
その欺瞞性を指摘しました。
抜け落ちていることを
指摘しました。
脱原発の覚悟について、
警告したのです。
この問題は
「ゴー宣道場」でも、
まだ「公論」の核になっていない。
限りなくリスクを0に近づけて、
100%安全な原発を
目指せばいいと、
単純に科学を信じている人も
まだいるようです。
気づかない人が
まだまだ多いんですね。
自民党の石原伸晃議員は、
イタリアの脱原発への転換を、
「集団ヒステリー」
と評しました。
言葉づかいの裏には、
自民党の中に、今まで
原発関連の政治献金を
もらってきた議員が
いっぱいいることを
暗示しています。
民主党の体たらくにも関わらず、
自民党は再び支持率が低下して、
民主党に逆転されている始末です。
そもそも東北大地震の余震も、
これで終息したと
言えるわけじゃないんですよ。
半年、一年経って、
震度6や7の余震が起きて、
また津波が来ることだって
あり得ないことじゃない。
福島原発の燃料プールは
大丈夫なのかね?
4つの断層が連動して起こる
巨大地震の可能性も
高まっていますが、
そのときの原発事故の責任は、
今度こそ推進派の者たちが
負うのでしょうか?
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心配し、考えて下さっていることに感動いたしました。
復興する福島の姿を国民に、世界に示し、恩返しができる様、
努力していかねばならない。もちろん30キロ圏内についても、諦めません。
私たちは大東亜戦争の敗戦から復興した日本人ですから。
(26歳・町臨時職員・男性)
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100年くらい30キロ圏内に
戻れないと言う人と、
5キロ圏内以外は
戻ってもいいと言う人がいます。
意見がこうも二つに分かれたら、
人間の感情として
戻りたくはなりますよね。
チェルノブイリでも残ってる
老人をテレビで見ましたし、
わしならどうせ年だから
戻るでしょう。
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日本の行く末を考えてみたいと思い応募しました。
(息子が南相馬で被災しましたが元気です)
あびているかを心配する感じ方も私達の受け取り方なのだと思ってしまいました。
放射線が高い・低いは個人の受け取り方だから私は食べよう などと
全く無関係な事を考えてしまっていた私でした。
(45歳・主婦、パート勤務・女性)
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「福島産です」と言われたら
積極的に食べてるけどね。
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危険なものを背負ってしまった覚悟を強いられるだけ。
テレビのニュースがまるで頭に入らないのはそれが欠落してるからなのかと…。
喉元過ぎて忘却されてしまうのか、それをつきつけてくるのはこの場(道場)
だけなのか、そう思うと不安にもなりますが、せめて日常に埋没して
しまわないようにいたいと思いました。
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忘却させない拠点が
ここにあることは間違いないです。
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ではないということなので、「自主自立のために」というのが最も分かりやすい
採用理由だと理解しました。
「安全」などという理由を植え付けるのではなく、ストレートに、こういう事を
国民に示すと反発が大きいのでしょうか。
となれば、覚悟なしに豊かさにひたってしまった国民の罪は大きいですね。
(33歳・会社員・女性)
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もし原発推進が
自主独立のためだと
言い切る政治家がいたら、
わしも聞く耳持つんですけどね。
情けない限りです。
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◆ 議論白熱、当たり前なのかもしれませんが、エネルギー問題だけでなく、
核自衛のこと、戦後の思惑など、そして原発ありきの生活、
片一方で故郷をなくした現地の人の意見、真剣に話を聞くと頭がまた
痛くなりましたが、高森、小林両先生は見事に第1部をまとめられ
ほっとしました。 (70歳・女性)
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見てくれてる人がいると
安心しますね。
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日本の財産だと思うので、もっと被災地での自衛隊の活動がテレビで
報道されてもよいと思いました。
買ったCDの枚数分だけ投票権があるのは、清き1票ではない、
金権選挙ではないか? それをよしりん先生が取り上げるのは、
どーしたことか? と思ったのですが、皮肉として取り上げたんですね
でも、若い女性が純粋に頑張る姿勢は気持ちいいものです。
(41歳・介護職・男性)
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こっちの選挙の方が
興味あると表明するのは
皮肉にはなると思うのですが、
それだけではない。
金権選挙というのは浅いです。
そこいらの娘の一票が
平等だとする選挙など、
全然清き一票ではない、不正だと
わしは思っていますからね。
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今回は2位と残念な結果でしたが、次回は1位を取らせてあげたいと思います。
よしりん先生の『鉄腕アトム』の話で思い出しましたが、藤子・F・不二雄の
描いたドラえもんは原子力で稼働するそうです。
手塚治虫も藤子・F・不二雄も、もっと言えば国民も、原子力という道具を
何も知らず依存してきたのではないかと思います。
ですから「原発+火力」ではなく、もっと「節電」や「他エネルギー」を
考えるべきです。 (20歳・大学生・男性)
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原子力だったのか
世代じゃないんだよね。
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◆ 原発の安全性を考えた場合、なぜ最初から地下に作るという発想は
なかったのか不思議だ。堀辺師範の言われる通り、防衛上の問題もある。
ならばいっそのこと在日米軍基地の地下に造ればいい。
海に近い三沢、横須賀、佐世保あたりに造ればいいと思う。
当然警備は米軍がやってくれる(^ v ~)
危険だから嫌だといえば日本からお引き取り願うしかない。
現実的には難しいだろうが、それくらいのことを発言してくれる政治家が
いないのが残念だ。 (46歳・自衛官・男性)
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米軍に制御されてる国って、
主権を持ってるって言えますか?
変更になった著書『日本男児という生き方』のこと)はどうなったんでしょう?
結婚しない若者というのは今後の日本の大きな問題になっていきますが、
男女の差異で社会的なものと性的なものを分ける思考が肝要になってくると
思います。 (33歳・会社員・男性)
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笹師範の『日本男児という生き方』
を基にした男女論が
できないままになってしまいました。
テーマが突然
変わることはあります。
テーマが変更されていた、
ということもあるかもしれません。
道場に意欲ある人が
参加してほしいです。
できる状況では、
まだないと思います。
なってしまう懸念もあるし、
中学生も参加できるように
話せますかね?
きっかけがあればね。
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公で噛みつくという異常な光景がよく見受けられます。
噛みつくという光景が死ぬほど許せません。
しかし、これは大不況からか、大衆に最大限におもねる風潮のテレビ界や
言論界にも問題があるように思われます。
成立させる力を持つ「超一流」達が、他にまったく見当たらなくなり
閑散としてしまったことが、大衆をつけ上がらせる原因の一つではないかと
畏れ多くも個人的に感じてしまうのです。
(26歳・自営業・男性)
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一流だと思い込んでいたら、
それも問題だと思うけど、
ネット社会が大衆の
「承認願望」
を肥大させたのは
間違いないね。
議論に値するかもしれない。
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◆ エネルギー確保の問題としてのみ原発を話しても、危険性だけで話しても
意味をなさない。国家、日本の未来をどうしたいかが先んじて考えなければならず、
その望む日本の未来のために何が必要かを考える順番が重要である事を
認識しました。他の問題同様、国家方針の選定が終われば閉塞感の闇に
光がさす気がします。 (27歳・会社員・男性)
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如何に確率が低くても、リスクの高さ、種類によってはそれをとるべきでは
ないでしょう。これまで、原発事故のリスクが現実問題として見えなかったけれど、
東北の状況を目の前にして、決意する時に来ているのだと思わされました。
(45歳・歯科医師・男性)
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そうなんだけどね。
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◆ 国家の基本が故郷=パトリであるのに、そのパトリを失う可能性がある
原発に不安を覚えました。
その地域がリスクを背負い、私たちが電力を使っている現状で、
一部の地域のことだから自分とは関係ないとは言えないはずです。
そう考えると、国民全体が考えなければいけないはずです。
最後に小林師範が言われた「見たくない、聞きたくない」という状態が
非常に良くないと思いました。 (23歳・会社員・男性)
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他の総理になったら、
再稼働し出すんじゃないの?
再稼働せよと言ってるよ。
巨大津波が来て、
今度は臨界が止まらずに
大爆発したりして。
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核兵器にするのはいいけど、原発はだんだんと縮小していくべきだよねという。
これは私の勝手な見解ですけど、きっと日本人は「核を兵器なんて
ぶっそうなものにするのはいやだけど、発電所ならいいよね。みんなのために
なるし、安全だし、お金もらえるし♪」といったかんじで「核」というものを
利用する事に対してハンパな覚悟しか持っていなかったからこんな事に
なったのではないかと思います。
あまりほめたくないですけど、アメリカやフランスは「発電にも軍事にも
てってい的に核を使うぞ」「そのためにはどんなぎせいも惜しまない」
と核のメリットもデメリットにも向き合っているのに、日本はただ甘い汁を
すすろうとしたからいけないんだと思います。
(12歳・中学生・女性)
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すごいな。
ただしわしは
「原発の段階的廃止論」 は
覚悟なき妥協主義だと
思っています。
「このままの安楽さを維持しつつ、
そのうち自然エネルギーに
移行できるんじゃないかねえ。
まだ10年、20年は
原発の恩恵が欲しいねえ。」
などと言ってるうちに、
原発は再稼働していきます。
巨大なリスクを忘却して、
3・11以前に戻るでしょう。
東海、東南海、南海、
御前崎海脚東部の断層帯、
4つの地震が連動した
巨大地震が起こって、
今度は臨界も止められず、
日本は破滅するのです。
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今答えを出さなければ、また震災前のような空気にいずれ戻って
いくのではないかという危機感がすごくある。
取り返しのつかないような結果を招く原発からは速やかに
脱却すべきだと思う。確率と結果を考えてみても、リスクが大きすぎる。
今後数十年の間にまちがいなく同様の事故が何件も起こるだろう。
使用済み燃料の保管も将来への大きな負の遺産である。
また、原発を管理する人間そのものもまちがいを犯す存在であることを
忘れてはいけない。これらすべてのリスクを本当に許容できるのか?
(30歳・自衛官・男性)
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よくわかってくれてるなあ。
自衛官をいっぱい入れたなあ。
大活躍した自衛官への
感謝のつもりらしいです。
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社会のあり方、単純化により思考停止に陥りがちな現状を打破したい
という思いが共有されたと思う。
菅でも谷垣でもダメな事に変わりはなく、語るに値せずという所から、
私達国民全員が政治的に成熟しないとならないのだろうという
有本師範の言葉にその通りだと思った。
(28歳・会社員・男性)
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全くその通りだね。
国民が成熟しなければね。
してるんだけどね。
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それがこのような事態になってしまい、何でも便利だと言われるものに
依存して来た自分、ぜいたくをしてきた自分を反省しています。
アメリカや中国に対してあいまいにしているのも結局一緒だということは
特に胸に響きました。
何事も責任を持ってしっかり考えていきたいと思います。
(43歳・会社員・男性)
真剣に考えてこなかった。
当然必要だと思っていた。
これ以上見たくない。
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という問題と、原発を持つことに対するリスク(パトリの喪失)と、
どう折り合いをつけていくか、まさに最大の原発の問題点はここにあると思う。
その意味で、素晴らしい問題提起だったと思う。
「後戻りするなら今しかない、その覚悟があるのかどうか?」
我々参加者ひとりひとりに課せられた宿題のように思える。
「後戻りすること」の必要性と勇気を、改めて考えたい。
(35歳・会社員・男性)
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よく理解してくれている。
そこいらの自称保守にも、
この懊悩がないんだね。
なんて気軽に言ってる者も
いるらしい。
受容するにせよ、
そのリスクを恐怖するにせよ、
ゴジラに対する日本人の
感情に似ているよね。
天皇にひれ伏すのでしょうか?
次回は天皇だが、
一回一回のテーマが違っても、
一本の線でつながっている
と書いてくれた参加者がいた。
そのつもりで
次回も参加してほしい。