道場生(アンケート)の
対話の続きです!!
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第31回「ゴー宣道場」
『サブカル・ヒーローの
本質に迫る』
のアンケート回答、第二弾です。
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◆本当に最初はどのように話が進むか不安でしたが、
冒頭に小林先生がヒーロー像としての定義、
最後にはヒーローと民主主義の関連性まで
議論が深まった事に驚かされました。
また切通先生のヒーローへの分析が、
これぞプロという感じで素晴らしかったです。
(埼玉県・38歳男性・会社員)
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理作氏がブログで
論点をいくつも
出してくれてたことが良かった。
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◆冒頭、よしりん師範が空理空論になりがちな
サブカルヒーロー議論を、現在の政治に引き付けて
話して下さり、 議論が盛り上がったと思います。
高森師範が「日本の正義の歴史」を体系化して下さり、
とてもタメになりました。
(埼玉県・22歳男性・大学生)
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◆政治家小林よしのり先生が誕生する可能性が出てきたことが
一番の驚きです。それ程に、現状は八方塞がりなのかと。
しかし、私個人としては漫画家小林よしのりの方が影響力も大きく、
他に居ない存在だと思いますので、出馬しないでいただきたいです。
サブカルヒーローの本質にせまるというお題の割に
今までで最も身近で現実的なお話が展開されたと感じました。
(神奈川県・29歳男性・会社員)
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わしも書きたい漫画が
たくさんあるんだが。
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◆よしりん先生には政治家になるのではなく、
マンガ家でいてほしいです。
日本のヒーローに足りないのなら、これからの日本に必要な
ヒーロー像を描いて、後世に残る様な作品を生んで下さい。
読みたいです。大東亜論面白いです。
(神奈川県・31歳男性・学生)
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ありがたい言葉です。
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◆アメリカと日本のヒーローを比較することで、そこに
国家意識の存在の有無がとても大きいと理解できました。
また、日本が国としての「正義」をいつ失ったかという問いも、
しっかり考えてみたいと思います。
(茨城県・51歳男性・会社員)
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◆“ハリマオ”について初めて知りました。
現実からかけ離れたヒーローしか見て来ていないので、
想像が難しいです。支配者の白人とその手先の華僑を
日本人がやっつけるお話とのことですが、
子ども向けとしてイメージがわきません。
現代のヒーローとの違いを強く感じました。
善悪をはっきりさせることにあこがれとともに
抵抗感がありました。はっきり判断できることは関連して
“白黒はっきりさせること”は必要なんだと高森先生が
話されたとき、善悪ってはっきりさせてもいいんだと思いました。
そして逆に何ではっきりさせてはいけないと思っていたのか、
そういう価値観に無意識に染まっていたのかと気づかされました。
(神奈川県・25歳男性・大学院生)
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若い人の中に
相対主義が無意識に
拡がっているのだろうな。
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◆アメリカがいまだに戦争をしている理由がわかりました。
しかし、日本は、戦争する理由を見つけられないという所で、
他の国になめられているのだと思いました。
日本は主体性がないために、何もできずに、
周りのいわれるままにされているということがわかりました。
アンパンマンの話と歌に戦争体験という深い裏話があった
というのにはおどろいたし、感動しました。
(東京都・15歳男性・中学生)
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この子はどんどん背が伸びてる。
毎月、成長を見るのが楽しい。
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◆自由と民主が対立する事、アメリカの銃社会のなぞが
少し分かった気がしました。
泉美さんのアンパンマン話も深いと思いました。
私の子供の頃、アンパンマンが怖くて
見られなかったのを思い出しました。
高森先生の知識の深さ、考えの柔軟さに改めて
驚嘆させられました。
泉美さんも研究生と言っては失礼で
新たな役名が必要かなと思います。
(東京都・36歳男性・医療系卸業)
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◆アーロン収容所の話、日本人の多くは戦後、
それまでの正義を自ら捨ててしまったのではないか
という指摘には考えさせられました。
自分の生存の危機状態の中で、食物にせよ思想にせよ、
その状態から救ってくれた人のことは自然な感情として
感謝するし、信頼するだろうし、正しいと考えてしまうと思います。
自分の正義についての信念を変えなかった人達は、
自分の命さえ超えた価値をその正義やヒーローの中に
見出しているのかなと思いました。
(埼玉県・48歳男性・自衛官)
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◆政治家はアイドルではないという意見を聞いて、
今の「安倍待望論」がいかにアイドルとして
とらえているかがよくわかった。
先月東京駅前で見たデモはまさに「恋は盲目」状態
ということを目の当たりにして、自分は少しでも冷静に
リアルに政治家を見ていこうと思う。
(長崎県・42歳男性・小学校教員)
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偶然こんな話をしてしまったが、
これで理解してくれる人が
多いようなので、
『小林よしのりライジング』に
文章で書いておこうかな。
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◆「脱正義論」を「正義なんてものはない!」と読んだ人が
インテリ層にいて驚きました。
そんな人たちが価値相対主義のもと、責任ある発言、
行動をせずに、学者として他人になにかを
教えているのは残念です。
(千葉県・35歳男性・司法書士補助者)
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◆何が正義なのかを決めたくない、日本人の多くはそう思っている。
決められないから中庸でいく。
善悪二元論は、日本人に一番なじまない。
小林師範が自ら実は考え方がアメリカ的だと告白されたのは
少し驚いたが、説明を聞くと納得できた。
ヒーローはある意味恐ろしいもの、ヒーローを頼ることは、
民主主義を否定する、との指摘は自分の中では、
いままでに無い視点でした。
(神奈川県・43歳男性・会社員)
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自民党は原発もTPPも
中庸でいくはずだから見てな。
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◆木蘭さんがブログでヒーローは指針を示す人じゃないか
と書かれていて共感したのですが、そこから今日の道場の話に出た
「価値相対主義に勇気は要らない」ということや、
「ヒーローの存在自体は民主主義の否定」など
ものすごい思考の課題に発展していったのがスリリングでした。
日本の“危機”への無自覚さに対して
道場も最終局面に入りつつあるのかなと風雲急を感じました。
しかし決してヒーロー的ではなく道場は民主主義的であることの
ジレンマを浮き彫りにした回でもあるなと思いました。
(東京都・34歳男性・CGデザイナー)
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よく理解してるな。
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◆道場ではどんな意見でも必ず汲み上げて頂ける信頼があり、
自分が他人と語り合う時のお手本だといつも思います。
人生の中で出会う人と何のテーマで話をしても、
結局は価値観をどこかでぶつけ合うはずなので、
相対主義でいられるはずがないと思います。
肝心なのは、その価値のスタートになるものと、TPOによる
振るまい方だと思います。その2点を、師範方を通して
少しでも自分のものにするため感じとろうとすると、
メチャクチャレベルが高くオモシロイ3時間でした。
(兵庫県・37歳男性)
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議論のレベルが高くなることを
「面白い」と感じられるか
どうかなんだよな。
考えずに行動してた方がいい
というレベルの国民には、
本当は選挙権を与えては
いけないはずだ。
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◆「サブカルヒーローの本質に迫ろう!」という軽快で楽しいタイトルの
裏に、こんなに重い現実が隠れているとは思いませんでした。
以前の私は、「正義」というのは無条件で良いものだと信じていたけど、
正義と正義がぶつかれば人は死ぬし、結果的に勝った方が信じる
“正義”がどれだけ非人道的で残酷だとしてもそれは“正義”であり
誰にも侵すことのできない領域になってしまうということに
気づいてしまいました。
私は、日本人が正義を捨ててしまった理由は、やはり争いを
避けたかったからだと思います。皆が皆に考えを合わせて
暮らしていけば仲良く楽しく生きていけるし、表面的なものでも
平和を満喫できます。平たく言えば、自分達だけが安全なら
それでいいんですよね。他の国は良いか悪いかは別として
他を傷つけてでも自らの正義を貫いているのに、
日本はアメリカの影に隠れて見て見ぬフリをしているだけです。
イラクの人々の悲しみを無視して。
しかし、私も本音をいえば、正義を突きつめていった結果の
「戦争」なんかしたくないし、人も殺したくないし死にたくありません。
(宮城県・14歳女性・中学生)
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こういう素直な
感想は嬉しい。
最後の言葉がいいなあ。
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◆第2部で女性が発言されたように、
私も今日のテーマには悩んでいました。
「ヒーロー」を本当に漠然としか考えられず、このまま参加しても
大丈夫かなとさえ思っていました。
ですが、女性が発言されたことに霧が晴れた思いがしました。
私も、本当にターミネーター2が大好きで、今思うと、日本的な
心の機微を感じていたのかもしれません。
アルマゲドンもそうですが、きっと日本が影響を与えたに
違いありません(笑)。そうしておきましょう。
それにしても、「ゴー宣道場」は、やっぱり、何をテーマにしても
面白くなっちゃいますね。
(神奈川県・35歳女性・会社員)
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民主主義の基本は
「議論」のはずなのに、
テレビでやってる議論は
楽しくないからなあ。
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◆切通師範が言われた「アメリカンコミックのヒーローを見るときに、
当事者意識をもつ」ということについて、正義を考える為には
当事者としての意識をもたなければ考えられないと思いました。
そして今の日本と私自身に足らないものが当事者意識だと思います。
今の私も「どうせ社会なんて変えられるわけない」という思いの方が
「社会を変えたい」という思いより大きくて
「どういう行動をしなければならないか」を考えられないでいました。
何か目が覚めたような気がしています。
(大阪府・32歳男性・事務職)
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◆「決めたくない」「決められない」だから、中をとって
「決めたような決めないような」こととする。
民主主義ではもうやっていくことが出来ない。
政治家にはまかせられない。では自分はどうするのか。
これにつきます。本当にどうすればいいのか。
色々なテーマの行きつく先は、自分はどうするかにつきるのでしょうね。
他人の話を聞いても、自分は自分だと言える。
何時もそうだとはいかないだろうけど。
自分なんか決めなくても世の中なる様になるさ
と考えちゃうのとの闘いです。
(東京都・62歳男性・地方公務員)
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ニヒリズムに陥ったらおしまいだし、
民主主義に可能性があるのかを
考えねばならない。
次回12月の「ゴー宣道場」は
その辺の話になると思います。
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◆ヒーローやヒーローの存在している社会背景は、
その国の実情を反映している、という意味の話を聴き、
ヒーローものについて、より現実的に考えるきっかけができたと思う。
切通師範によるサブカルヒーローの話を、小林師範や他の師範が
現実の政治や国際情勢と結びつけて、より深みを持たせるのは、
ゴー宣道場ならではだと感じた。自分が想像していたよりも、
はるかに深く、実りのある会になったと思う。
道場で聴いた話を思い出して、もっと自分なりに考えてみようと思う。
良い意味で、予想を裏切る、とてもおもしろい会だった。
(東京都・41歳男性・会社員)
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ありがとう。
うまくいって良かった。
次回の「ゴー宣道場」は
12月9日です。
テーマは
『なぜ政治家に失望するのか?』。
まさに選挙戦の
最中になってしまうから、
わしが立候補してたら、
開催できないよな。
なんとか漫画家で
踏みとどまろう
と思っている。