10月12日開催された第44回「ゴー宣道場」
『幼児化する大人たち』のアンケートに回答します。
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◆宇野さんと古市さんのお話が、空気を読まない緊張感も
あって良かったです。その場の型を想定して話を聞こうと
してしまう癖が自分にもあるんだと改めて気づきました。
あっという間に時間が来てしまった感じで、もっとゲストと
師範たちとのお話も聞きたかったです。
お二人とも、著作をきちんと読んだことがなかったので、
これから購入して読みたいと思います。
(静岡県・42歳女性・会社員)
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観客が望む威勢のいい言葉しか登壇者も言わないのが、
自称保守派のシンポジウムや言論誌です。
「ゴー宣道場」ではそのような紋切り型の議論を打ち破ら
なければなりません。
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◆議論のスピードが早くスリリングでした。「国家」と「大人」
がここまでリンクするものとは思わなかったので、これまでの
道場をおさらいして、さらにもう一歩踏みこんだ感覚を得て
興奮しています。
(神奈川県・31歳男性・会社員)
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知的興奮を得られる参加者がいることが素晴らしい。
これがネトウヨならよだれ垂らしてあぽけ――って
白目むいてるよ。
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◆テーマが幼児化でも、やっぱり単純な話で終わらなかった
ですね。古市氏はあまりお話聞いた事なかったですが、
頭いいなと思ったし、宇野氏はちと、さらに、とにかく
尖っていると思いました。
(神奈川県・40歳男性・会社員)
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なかなか個性のある二人だよね。
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◆「大人」って言葉1つで、ものすごく深い議論が出来る
ことをすごく感動しました。それだけ、今の状況は不安定
なんだな、とも思いました。
古市さんも、宇野さんも、コメントがシンプルですごく
わかり易かったと思います。帰りに、本買って帰ります。
未来は、明るいものではないかもしれないけど、考え続ける
事が大切なんですね。あと、宇野さん、古市さんはクールな
感じがしました。
今日、とても面白かったので、またゲストに呼んで頂ければ
と思います。同じテーマでも、もっともっと、語る点が
ありそうです。
(東京都・39歳男性・会社員)
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宇野氏、古市氏は、テレビで見るよりはるかにいい味
出してたよね。
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◆宇野さんの世間になじみ、空気を読むのが大人とされると
いうことと、古市さんの幼児化した大人(オジさん)が
牛耳っているということの日本では「大人」が良くも悪しくも
なるという点から、昭和天皇が日本人の付和雷同を懸念されて
いたというお話に繋がるのが興味深かったです。
(東京都・36歳男性・CGデザイナー)
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左になびくときも、右になびくときも、思想を放棄して
付和雷同で動く国民を、昭和天皇も案じておられたんだな。
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◆よしりん先生の「大人を演じる」というのには共感できました。
演じてでも大人にならなければいけない時もあります。
特に子供の前では。
師範の方々もおっしゃってたように、日本という国そのものが
大人になりきれていない、アメリカの子供のままでいるように
感じます。
(大阪府・46歳女性・主婦)
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元服や徴兵や割礼やバンジージャンプなどの儀式がない上に、
成人式をディズニーランドでやってる始末だから、
覚悟するチャンスがないんだよね。
それでも演じながら大人になっていることを自覚する日は来る。
まともな人間なら。
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◆宇野先生の「大人なんていたのか?」という問題提起に
半分肯定、半分否定の気分です。
戦後の日本社会においても、
所与の社会規範になるべく身の丈を合わせようとした多くの
日本人はいたはずです。それがその人の内面にまで浸透せず、
「フリ」のレベルで挫折していたとしても…
古市先生の「70年代の新大衆社会論とネット社会論は似ている
との御意見について。
たしかに「最近幼児化する大人が増えたのではなく可視化した
だけ」というのはその通りでしょうが、大きな違いは、
ネット社会では匿名を隠れ蓑に、自分の名によらず、
大人としての責任を取らずに発言できるようになった点でしょう。
それが幼児化を70年代以上に加速させたのだと思います。
社会的な動物である人間は、社会から「大人」になる契機を
与えられなければ、「大人」になることはないのだと感じます。
かつてはそれが、元服であったり、徴兵であったり、結婚で
あったりしたわけですが、文化、慣習が変容し、そのような
契機を与えられることのない成年者が社会のほとんどを占めるに
至った現代においては、大人の幼児化は解決不可能な事象
なのではないでしょうか。
(東京都・45歳男性・不動産資格講師)
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この人の意見は論理的で見事だなあ。
挙手して言ってほしかったなあ。
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◆これからは大人として振る舞わなければならない。
この大人とは常識のある人間で、今日の小林先生の話とつながり、
常識は歴史的倫理性によるものだと改めて思いました。
グローバリズムが進むと国家が融解するのではなく、
スコットランド独立運動のように、再び国家とは何かを考え
ないといけないと思います。戦争論のテーマである「個と公」は
常に意識しなければならないので、これからも気を付けて
いこうと思います。
(神奈川県・33歳男性・学生)
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この人の意見も凄いなあ。
わしの話したことを早くも咀嚼して論理を組み立ててるなあ。
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◆〈戦争論〉は本当にすばらしかったです。私は本当に出会えた
ことに感謝しています。ネットでさわぐ人たちなんて本当に
一部だし。古市さんのいうとおり可視化しているので大きく
見えますが、言わない人、だまっている人の中に、本当に
ちゃんと読んでいる人の方がぜったい多いと思います。
ちゃんと戦争論を読めば、嫌韓論なんてさわぎません。
(千葉県・4回参加)
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ありがとう。
目立つ誤読者が『戦争論』を読んだと言うから、『戦争論』は
可哀そうな偏見に晒されてばかりだよ。
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◆外国の価値が全て正しいとは思わないが、高森師範が
おっしゃった「江戸時代は幼児化した大人はいなかった。
明治時代以降に幼児化しだした」と言うのはもっともだと
思いました。では、なぜそうなったのか?これから思考して
いきたいです。
(東京都・43歳男性・会社員)
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武士がいたし、階級があって、子供も役割を与えられていたからな。
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◆江戸時代における武士は死生観と常に隣合わせで、
明日死ぬかも知れない以上、居ずまいを正すことが必然的に
行なわれて来たと思う。その伝統は次第に失われ、死を
デオドランド化して遠ざける平和ボケ社会の中で人は幼児化して
いる様に思えます。一方で死生観を身近に感じようとする思いが
歪んで表面化したのが大学生のイスラム国行きかも知れません。
日常の中で、武士の精神を持つことができれば大人への道は
開けると思います。
(東京都・49歳男性・歯科医師)
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歯科だけどさすが医者だ。
死を直視しないのは病的なんだろうな。
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◆第2部冒頭の小林先生と宇野先生の議論のスピードについて
いけず、しばし脳がスリープ状態になってしまったのですが、
AKBの峯岸さんが坊主になった例を使って宇野先生の中に
公の観念があるということを小林先生が説明されていて、
でも、公の観念があることを宇野先生が否定されていた場面は、
とても印象に残っています。
公の観念が国家と結びついていることに宇野先生はかなり
警戒心を抱いておられるように感じたのですが
(違っていたらスミマセン)なぜそれ程警戒されるのか、
そうなった原因は何なのかに興味を持ちました。
(静岡県・39歳男性・自衛官)
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目の付け所がいいな。
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◆若者代表のお二人が対照的なタイプでした。古市さんは、
とても線が細くて女装が似合いそうな方。宇野さんは、わりと
攻撃的な口調で話す人。対照的なお二人でしたが、古市さんの
言っている事に、なぜかすでに「おばちゃん、中年」の年齢に
なっている私が、共感する事が多かったです。
特に、これからは、外国へ出かせぎに行く時代になるだろう
という話は、私の予感と全く同じでした。この子たちは外国へ
出かせぎに行くようになっているのでは?と、数年前から
子供の母親友達と話していた事を思い出します。
バブル時代よもう1度!のおじさん世代にイライラさせられる
事も多く、古市さんのお話にうなずいてしまいました。
(千葉県・43歳女性・パート)
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子を持つ親たちは、このくらいの危機感を持たなきゃダメだよなあ。
なんで安倍政権の支持率は高いままなんだ?
集団自殺したいのか?
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◆古市、宇野両氏とのやりとりが大変に面白かった。
考え、ビジョンのちがいはあっても互いに議論ができていて、
考えが深まっていく様子がとてもいいと思う。
ゲストの両氏に対しては事前知識もあまりないが、
本を読んでみようと思う。
一点気になるとすれば、「大きな物語」について両氏はどう
考えていたのか詳しく聞いてみたかった。
私は「物語」は歴史に求めるしかないと、最終的には皇室に
しかないと思うのだが、その辺りもどう考えているのか気になる。
(千葉県・24歳男性・大学院生)
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若者の中にこういう人が確実にいるのが希望だ。
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◆二人の若いゲストの方々は、ご自身の発言に対し、あまり
影響力が無いとお感じなのだろうか。もっと広く、人々に
色々教えてやるぜ!とでもいうような野望をもって発言されても
よいのかもと思った。
お二人とも「おじさん化」している言論人の発言よりずっと
面白い話をしてくれる存在だと思う。
別のテーマ(教育論とか)で再度お話を聞かせて頂きたいと
思った。もっと色々聞いてみたい。
(兵庫県・39歳男性・自営業)
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影響力をかなり気にしてるのが、わしも不思議だったんだよ。
聞いててピンとこなかったんだよね。
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アンケート第二弾、あります。