タイム24ビルにて、
『第11回・ゴー宣道場』
が開催されました
今回、師範方は
いつもより1時間早く集合
サインを入れた単行本を、
会場限定販売することに
なっていたのです
あらかじめ
よしりん師範は、
120冊の本に
絵を描いたのですが、
同じ絵を描き続けるのに飽きて、
様々なバリエーションの
絵を描き、裸のよしりんやら、
ちょんまげよしりんまで
描く始末
あの状態は
「サインハイだった」
と言っています
そんな言葉、
初めて聞きました・・・
自分が描いたくせに、
子供に過激な絵を
渡さないでくれと
ワック出版の編集者に
頼んでいましたそんなサイン本を数冊、
特別にご紹介
これらの本は、
どなたの手に
渡ったのかな?
(↑ もっと過激な絵があったのですが、18歳以下の読者も見ているので自主規制します・・・ )
和ナビィ設営隊長と
福井さんが早くも
到着していたので、
よしりん師範はロビーで歓談
11歳の娘さんを連れて到着。
バレンタインデー・チョコを頂き、
控え室でサインに集中している
師範方を眺めながら、
美味しい、美味しいと
食べていました
設営隊のみなさんは
きびきびと準備、
骨法道場生は
控え室から会場までに
油断なく目を光らせます。
「若者の現実と夢」 という
テーマ設定のためか、
20代の若者が圧倒的に多く、
次いで30代、
もちろん各世代、
90代の方まで
参加されました。
イスを追加して
満杯となった会場には、
11歳・12歳の少女、
13歳の門弟少年も
来ています
いつもの師範方と、
今回は
自民党副幹事長、
松山まさじ参議員議員
にも参加してもらい、
大学新卒者・就職内定率が
過去最低を記録した
今年の就職状況を
念頭に置いて、
議論が始まります
「ゴー宣道場チャンネル」 の動画
『渡部陽一の戦場からこんにちは』 で
渡部氏のパートナーを
務めている 新井さん と
30分ほど対話をします
新井さんは、
今年卒業を控えて、
内定が取れないままに
なっています。
何十社も受けて、
その度に「NO」を突きつけられ、
自分を否定される感覚に陥って、
落ち込んでいた時期もありました。
そんな新井さんが
この場に堂々と顔を出してくれ、
よしりん師範と一切無駄のない
見事なトークを展開してくれます
よしりん師範とサシで、
しかも「ゴー宣道場」という
特殊な場で、
ここまで堂々と話ができる
女性がいるでしょうか?
回転の速さに舌を巻いて、
「何でこんなに優秀な学生が
内定取れないんだ?」
と驚いていました
彼女を受け入れる器としては
小さすぎるのかもしれません
「新井さんは文筆の才能もあるから、
そのうち社会に復讐を始めるかもね」
と言っていました。
新井さんとの対話後、
ゲストに呼んだ
5名の大学生にも、
それぞれの現状を
報告してもらいました
バブルの頃の若者を
嫌っていました。
「ヤングジャンプ」に
『天罰研究会』
という漫画を連載して、
堕落した若者に、
主人公が次々に
天罰を下していくという
ストーリーを描き、
人気投票で
最下位になって
打ち切られたことがあります
大評価してくれたのは、
封建主義者・呉智英氏
だけだったそうです。
バブル風刺の動機で
描かれた作品です
よしりん師範は
今の若者の方が
気に入っています。
確認したところで、
師範方のご意見を
伺ったのですが、
『「若者はかわいそう論」のウソ』
という新書を参考にする
高森師範と
よしりん師範は、
実は対立する立場
だったのです
単なる「ミスマッチ」である。
人手が足りないくらいだ。
誰かが斡旋すれば、
今、職にありつけない新卒者は
中小企業が回収できる。
大学を作り過ぎたために、
大学生が増え過ぎている。
一斉に卒業を迎えて、
大企業を目指すから、こうなった。
現在の就職難など問題ではない。若者は全然かわいそうではない。
就職内定率の低下を
問題視する際に必ず出る
「ミスマッチ」論 です。
しかし新井さんは、
よしりん師範との対話の中で
明言しました。
「誰も名前を知らない中小企業まで
受験したけれども、落とされた」 と。
「選り好みしてるのは
若者だけではない」
新井さんのこの主張を
紹介することこそが、
よしりん師範の狙いだったのです
中小企業ならなおさら、
人件費こそが
最大のコストと
見做されるのであって、
とても長期的に
社員を育てることなどできない。
「即戦力」 を求めるのだから、
中小企業は求人を出していても、
学生が受験したら
落とすのではないでしょうか。
有本師範は言いました。
「中小企業にとって、
人一人雇うのは命がけだ」 と。
「大学生が増えすぎたから」
というのも疑問を持ちます。
少子化で子供の数は
激減しているはずですよね。
3割強の大学生が、
全て高卒だったら
就職できたのでしょうか
中国などの新興国に
移っているのに。
まだ合意が出来ないままでした。
「公論」 へと到達するのか、
楽しみですね
グローバリズム
肯定派だったので、
多分、若者の
「自己責任論」の方に
与するだろうなと
よしりん師範は見ていました。
意外にも若者に対して
優しい言葉を
かけてくれたことに、
よしりん師範は大感激
かつて面接担当官も
やったことがある
有本師範から、
「企業の側だって面接なんかで
人を見抜けるはずがない。
そんなことで自分を否定されたと
思う必要はない。
ゲームと考えておけばいい。」
と若者にアドバイスが
あったことは救いでした
グローバリズム批判に
納得し始めました。」 と仰いました。
この場面が最も衝撃的でした
「公論」 の片鱗を見た気がしました
まさにこういうところに
あるのではないでしょうか
思想が完成しているわけではない。
議論の場に
出てくる必要はありません。
一人で教えを広めていけば
いいわけです。
「ゴー宣道場」はあくまでも・・・
「万機、公論に決すべし」
一時的な考えに
固執するのは止めて、
「公」に就く潔さが必要なのです。
まさにかつて
よしりん師範が
批判していた
バブル世代の申し子です。
オイシイ生活を
送っていた有本師範が、
今や「公論」を
立ち上げるために
自我を捨てていく
男っぽさを
見せてくれています
「有本さんは益々
強者になっていくだろう」
と、よしりん師範は
言っていました
質疑応答を中心に進み、
堀辺師範の、若者の
「自由」 と 「自己規定」論 が展開され、
あっという間に
3時間が過ぎてしまいました
「語らいタイム」を見て頂くと
わかると思いますが、
師範方にとっても今回は、
いつも以上に
時間が足りなかったようです
切通師範の「今の若者にとって
“ 平凡 ” とはどんなイメージか」
という質問に対する答えを、
もっと色々な若者から
聞いてみたかったと、
少し残念でした
「若者の現実と夢」が
多分に投影されると思ったし、
これからの日本のあり方も
見えてくるような気がしました
120冊ものサイン本も完売し、
「第11回・ゴー宣道場」は
大盛況のうちに終了。
回収されました
ブログに登場して、
対話してくれるそうですよ