5月13日(日)13時 から
「第25回ゴー宣道場」
を開催しました会場は品川区大崎の
「人事労務会館」 です
3週間前の日曜日に
メーリングリスト上で行われた
門弟による設営隊募集、
今回もあっという間に
決まってしまいました
もう10秒もかからないうちに、
募集人員に至ってしまい、
記録更新とかいうレベルも
超えてしまいました・・・
今回から、
道場終了後の片づけに、
もう一つ大きな作業が
加わったのですが、
なんと設営隊だけでなく
残っていた門弟の方々も、
自主的に手伝って下さいました
今まで会場のスタッフの方が
1時間かけて行っていた作業が、
皆さんのご協力のおかげで、
たったの10分で済んでしまい、
道場翌日、わざわざ
スタッフの方から
お礼の電話まで頂きました。
手伝って下さった皆さん、
本当にありがとうございました
さて今回のテーマは
『公民と国民、何が違うか?
ー権力批判のすすめー』
今回は第1部から、
よしりん師範と笹師範が
リポーターとなって
参加者の中に入り込み、
会場全体で対話していく、
と事前によしりん師範が
発表していました。
ハプニング必至!?ということで、
どんな展開になるのか
緊張と期待が高まります
開始前の会場では、
スムーズに進行できるよう、
マイクテスト、椅子の並び等、
入念なチェックが行われていました
一方、師範方の控室では、
こちらも入念な打ち合わせが
行われています
いよいよ13時になり、
第1部がスタートしました
まずは、
道場直前に起きた、
「橋下徹Twitterブチ切れ事件」
を導入に、
早速よしりん師範と笹師範が
リポーターとなり、
参加者を含めた
話し合いが始まりました
なぜ、Twitterで
公人らしからぬ暴言をはきまくる
彼の支持率が高いのか?
なぜマスコミも彼を
面白がって取り上げるのか?
その分析を皮切りに、
国民の中に燻る不満や閉塞感、
政治家と国民の関係性、
自称保守の矛盾などを含めながら
議論が展開していきました
一方、
ニコニコ生放送の方には、
Twitterの件が
きっかけになったようで、
初めての方がたくさん
来場されていました
コメントの中には、
橋下の発言の受け入りを、
そのまま書いて反論した気に
なっている人がいて、
人の話に全く耳を傾けない姿勢が
橋下にそっくりだなと、
ニコ生の画面を見ながら
思ったのでした
休憩を挟んで第2部は、
石原都知事の
尖閣諸島購入問題から、
議論が始まりました。
「賛成」 意見が続く中、
突如、今回の道場の
大きな山場がやってきました
笹師範の 「違和感」 発言から、
議論は奇跡的に面白い方向に
転がり出したのです
笹師範が抱いた
「違和感」 は何なのか?
それに対して他の師範方や
参加者はどう答えたのか?
「反乱」 を起こした
石原都知事と橋下市長、
そこに「許す」「許されない」の
決定的な違いは、果たしてあるのか?
その対話から見える、
現在の国と地方自治が
おかれている問題とは何か?
政治と国民、マスコミの現状は、
かつて日本が辿った道と
重なるのでないか?
そして議論は、
「国家がナショナリズムを
コントロールできなくなる可能性」
という問題に迫っていきます
それは、
最後の女性の発言者が
率直に表明した感情と、
密接に結び付く問題でした。
今回は特に、第2部で
重要かつ刺激的な
話し合いがされましたので、
第1部しか見ていない方、
そして参加された方ももう一度、
頭を整理して考えるために、
ぜひアップされた動画をご覧下さいね
今回初めて、第1部から
対話型の道場を開催しましたが、
アンケートを見てみると、
皆さんとても楽しんで
もらえたようで好評でした
きっと、師範方から簡単に
答えを与えてもらうよりも、
他の人の意見を聞きながら、
うなりながらも自分の頭で考え、
チャンスがあれば
それを言葉にして
人に伝えるということが、
難しいながらも面白かったのだと
思います。
端から見ていても、
今までより一体感があり、
緊張感がある中でも笑いが起こる
和やかさがありました
道場生の発言には、
面白い視点や
鋭い指摘がある一方、
中には抽象的で自分の中でも
咀嚼しきれていない言葉を
使っていたり、
他の人が言ったことと
同じ内容を繰り返していたりと、
要領を得ないものもありました初めての試みですから、
回を重ねれば
慣れてくるのかもしれませんね。
今までのアンケートでも、
「質疑応答の時間を長くして欲しい」
「参加者の側にも
もっと発言させて欲しい」
と書かれていた方は
たくさんおられましたから、
これからの道場で
参加者の側から
どんな発言が飛び出し、
どんな予想外の展開が生まれるのか、
それがどのように
師範方の個性を引き出すのか、
私も期待したいと思います
そして今回の会場では、
高森師範の新著
『歴史で読み解く女性天皇』
(ベスト新書)が
販売されていましたが、
なんと休憩中に早くも完売
終了後には、
高森師範による
サイン会も行われました
ご購入頂いた皆様、
ありがとうございました
読了された方は、
ぜひ新書に挟まれている
愛読者カードで
感想をお聞かせ下さいね
さて次回の 6月10日(日)
「第26回ゴー宣道場」 は、『保守って何?
ー自民党ならいいのか?ー』
で開催します
次回も
今回のテーマから引き続き、
政治と国民についての
重要な話し合いになります
先日のブログでも
お伝えしましたが、
「自民党なら」 の部分は、
「石原新党なら」
「維新の会なら」 に
置き換えることもできます
「保守」 の意味がもはや
溶解してしまっている現在、
もう一度、
「保守とは何か」 を
皆さんと一緒に
考え直してみましょう
そしてゲストには、
民主党 の
田村謙治議員
をお迎えします
民主党の中で
「保守系」 とされる田村議員と、
「保守とは何か」 を語るなんて、
どんな展開になるのか
ワクワクしますね
参加希望の方は、
お早めにご応募下さい
あ、それから、次回はいつもと違う会場
「アットビジネスセンター 東京駅八重洲通り」
で開催します
特に門弟の方、お間違いなく
いつもの癖で
人事労務会館に行っても、
そこには誰もいませんよー