『第5回・ゴー宣道場』
「過去の戦争、現在の戦争」
今回は特別拡大版として正午から4時間、
靖国会館で開催されました
(↑ 靖国神社・境内の一角に建つ「靖国会館」)
後でわかったことですが、90歳代の方が一名、
普段、行われる東中野の骨法道場の方に
来られたということ
せっかく笹幸恵さんが基調講演する
「戦争」がテーマの日だっただけに
残念なことでした。
きっと今回の道場は、
この方が最も楽しみにされていた回
だったのではないでしょうか?
そんなこともありましたが、
靖国会館には約230名の方が参加され、
夏休みということもあって、
家族を同伴された方や、
普段日曜出勤で来られない方が
日本全国から集まってくれました。
なんと15歳の少年が一人で応募して、
一人で参加して、最前列で聞いていたので、
よしりん先生は終了後に一言
「大丈夫だった?むずかしくなかった?」
と声をかけたそうです。
突然、先生に直接声を掛けられて、
ビックリしたかもしれませんね
若い人たちが多いのが、この道場の特色です
「脳が古くなると紋切り型の言葉に安心感を覚え、
書き手と読者、講師と参加者が、
予定調和の自己慰撫をやりだす。
さらにはラディカルなナショナリズムを競うことでしか
刺激を得られなくなる。
思想し続けることができなくなる。」
というのがよしりん先生の分析です
とはいえ、
『ゴー宣道場』には若い人たちだけでなく、
60代以上、90代の方まで参加しておられます
その年齢になって、この道場に参加される方は、
脳が若い証拠でしょう
ただ、やはり「道場」というと
恐いイメージが強いらしく、
応募はがきの中に
「怖いけど、今回は勇気を出して行きます」
と悲壮な決心をされて来られた方が数名いました
15歳の少年が一人で来るのですよ!
よしりん先生は、
『おぼっちゃまくん』以来のファンという女性が、
まったく物怖じせず、
明るい雰囲気を振りまきながら
質問していたのが印象的だったらしいです
終了後に花束を渡してくれた女性にも
「感謝」と伝えてくれと言われました
よしりん先生の記憶に残るのは、
少年と女性ばかりなのでしょうか?
いけないと思います
大人の男性陣も、
熱い気持ちを持って来てくれているのですよ
(↑ 控え室にて、昼食&打ち合わせ中・・・) (↑ 小学館のSAPIO編集部から、わざわざお花を頂きました)
講師の方々は午前中、
昇殿参拝を済ませたのですが、
その後の控え室で、
よしりん先生の参拝の作法が全くなってないと、
高森先生が随分こっぴどく叱っていました
よしりん先生は
儀式的な作法を全然覚えられない人です
万歳童貞を捨てたばかりで、
むしろ型を破ってこれまで生きてきた人ですから。
それに、作法は知らないですが、
神様に対する厳粛な気持ちは
ちゃんと持っています
だから今後、そんな先生を見ても、
あまり責めないであげて下さい
でも、恥をかいてもいけないので、
これからは事前に私が教えることにします
(↑ その頃私も拝殿で参拝。道場の前に、英霊にご挨拶) (↑ 「靖国会館」の横は「遊就館」。とても綺麗な建物です)
今回は第1部までが
ニコニコチャンネルで生放送されました
本当は第2部の質疑応答からが
スリリングなのですが、
プライバシーの問題などがあって、
生放送は無理です
例えば自衛官は
政治的発言が禁じられていますので、
公開すると発言できなくなってしまう
そういう方のためにも
密教部分を保護する
「道場」というスタイルが必要なのです
ネット関係の責任者である河原さんが
第1部の生放送を張り切ってやってくれました
まず笹幸恵さんの基調講演
これがよしりん先生曰く
「自分の言葉で語る」
実に説得的なものでした
この保守論壇の紋切り言葉に
「おもねらない」笹さんの態度を
よしりん先生は高く評価しているのです
いわゆる「論壇ホステス」ではないのです。
アンケートを見ても、
「笹さんの男っぽさが良かった」
という女性の評価が多かった
「一枚の布の縦糸と横糸」のたとえ話が、
多くの人の心に残ったようです。
動画がアップされたら確認してみてください
今回は特別ゲストとして、
渡部陽一さん を招待していましたが、
案の定、その独特の語り口が
真剣な道場の場では、
よりパワーアップされていて、
その声の通ることと言ったら
ものすごい迫力!
高森先生も、よしりん先生も、
声が通る方ですが、
渡部さんの声は半端じゃない
よしりん先生は、渡部陽一さんとは
『わしズム』のときから何度も対談してきて、
戦地から渡部さんが電話してくれる間柄ですが、
突然芸能バラエティでブレイクしてしまって
驚いていました。
(渡部さんは、先生の隠し子(!?)に会いに
アフリカはガーナまで行ってくれたこともあるんですよ)
控え室で
「お笑いに取られたらもったいないので、
わしが真剣な場に繋ぎとめておくから」
と渡部さんに言ってましたが、
その言葉の意味が十分わかりました
渡部さんにはまたゲストで来てもらわなければいけません
今回改めて思ったのですが、
この『ゴー宣道場』の講師陣は
「気合い」が違う!
参加者のアンケートにも
「気合いがびしびし伝わって来て圧倒された」
という感想がありましたが、全くその通りで、
新しいものを作る という全員の気迫が、
そこいらの講演やイベントとは全然違うのです
よしりん先生は
その気合いを参加者にも要求していて、
「『べき論』から離脱する言葉を話せ」
と挑発していました
さらにそのすぐ後に、
笹さんがかなり厳しいことを言ったにも関わらず、
むしろ続々と挙手が増えたのには驚きました。
その意欲!その向学心!
さすがに『ゴー宣』の読者は違います
ただ、まだまだ質問の要点が
わかりにくい方もいらっしゃいます
意見と質問は分けて、
簡潔に誰にでもわかるように話してください。
『ゴー宣道場』の先生方が
参加者に求めていることは、
確かにレベルの高い要求かもしれません
“ 「べき論」を離脱する ” と言うと、
まるで何か具体的に「行動」しなければ、
と誤解する方もいるかもしれません。
そういう意味で言ったのではないのです。
では、どういう意味なのか?
今回も全編バージョンを編集してアップしますので、
もう一度、先生の言っていることを聞いて、
真意は何なのか、確認してみて下さい
今回の反省点は、
会場の後方からは
講師の方々の顔が見えなかったようで、
携帯電話を使って
ニコニコチャンネルの生放送で
確認しようとしていた方がいたそうです
確かに演壇が低くて、
会場の床がフラットなので、
後方の席は見づらかったようで、
講師は全員立って話した方が
良かったかもしれません
(↑ よく見えなかった方のために先生方の写真を。もっとちゃんと見たい方は、動画のアップをお待ち下さい )
100人前後で話し合う
いつもの骨法道場の方が、
全員の顔が見えて、
一体感が生まれるのは確かです。
魅力的な道場だから
多くの人が参加したいと思い、
その希望を叶えると、
道場の一体感や信頼感が減少します
これは難しすぎる課題です
ワイドビジョンを導入しろという参加者もいましたが、
そんなお金はないのです
終了後のアンケートに、
今回も圧倒的な数の方々が返答してくれ、
ぎっしり感想を書いてくれました
よしりん先生は
これにじっくり目を通します
その後は近くのホテルで
反省会を兼ねた動画収録
そして夕食をしながらの
今後の展望の話し合いでした
今回、靖国会館での下準備、
警備などを入念にやってくれた
骨法道場生の皆さんに感謝します
そして
靖国神社には特別のご配慮を頂き、
大変お世話になりました
ありがとうございました!
次回、『第6回・ゴー宣道場』は
大物政治家の登場です!
参加希望の方は「お知らせ」を読んで、
早めに応募してください
いつも締め切り後に届く
はがきがありますが、
無効ですよ