ゴー宣DOJO

SCHEDULE今後の開催予定
第14回 2011/6/12(日)

テーマ:「3.11以後の日本は変わるのか?」

  • 第14回 よしりんと道場生(アンケート)の対話・その1

    よしりん先生と
    道場生(アンケート)の
    対話をお届けします絵文字:笑顔絵文字:音楽

     



     

    「第14回 ゴー宣道場」
    『3.11以後の日本は変わるのか?』
    のアンケートを紹介し、
    回答します。
    回収枚数がすごく多く、
    良い意見がいっぱいあって、
    選ぶのも大変です。
    しかし忙しいわしが
    こうして一対一の対話で
    アフター・ケアしてるのだから、
    自分で自分を褒めてやりたいよ。
    あっ、こういう時に
    「自分を褒めてやりたい」
    と使うのか絵文字:重要
    誰も褒めてくれんからだな。
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    ◆ 今回は専門家がいなかったが、逆に一般庶民の普通の目線で議論が
      進んだので良かったと思う。マスコミで報道されているような “ 専門家 ” 
      の話は、マニアックで時に “ 専門バカ ” と思えるようなことがあります。
      (43歳・会社員・男性)

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    政府や東電や専門家が
    いくら説明したって
    腑に落ちた気にはならんでしょう。

    他人に「安心」や「不安」を
    要求してばかりいるのは、
    もうやめましょうというわけですね。

    情報やデータに踊らされず、
    受け手の側の
    腹のすわりの問題なんだから。

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    ◆ 始めて参加したけど、誠実で正直で明るい先生方を生で見れてよかった。
      日頃感じていたモヤモヤした気持ちを、先生方は見事に言語化してくれる。
      高森先生は、私達は必ず立ち直ると言って下さった。
      小林先生は、リスクを負う覚悟はあるかとつきつけられた。
      答えは出ない。自分を信じて考え続けたい。
      (29歳・調理師・女性)

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    みんなモヤモヤしてたから
    応募が多かったんでしょうね。

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    ◆ 始めに笹先生のアトランダムインタビューがありましたが、
      自分が指されたら(そうならないよう祈っておりましたが)、
      毎回道場のテーマは違っても、全て一本の線でつながっており、
      原発だからという理由だけで参加したわけではないということを
      言おうと思っていました。 (44歳・会社員・女性)
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    いいこと言うねえ。

    「原発だから」というのは
    世論に踊らされてるだけだもんね。

    あなたの言う通り、
    道場のテーマは違っても、
    一本の線でつながってるんだ絵文字:重要

    いいこと言ってくれた絵文字:重要

    座布団一枚絵文字:重要

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 最初のインタビューで、いきなり福島県職員に「偶然」当たるという事が
      ありえるのか? (29歳・無職・男性)

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    あんたねえ、
    邪まな心を持ってるねえ。

    あれは全くの偶然だよ。

    もちろん、
    みなぼんが選定する段階で
    今回の議論に役に立って
    くれそうな人は選んでますよ。
    その上で、さらに
    笹さんの霊感で
    偶然当たってるわけですよ。
    前もって
    「あなたに指す」と言っておいても
    構わんと思うけどね、わしは。

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    ◆ 原発事故を含め、震災全体に今後も向き合っていく気力が
      国民や道場参加者の中で続いていくのかということを
      福島県民として心配していました。
      その問題提起を師範の方々から投げかけて頂いたことは安心しました。
      パトリ的視点と国家的視点から原発をどう考えて向き合っていくかという流れは、
      今回のゴー宣道場に期待するものでした。
      簡単に結論の出るものではないと思いますが、師範の皆様、参加者の皆様が
      考え続けていただけることに、当事者(被災県民)として心強い思いを持ちました。
      私も自らの現場で、日々考えていきたいと思います。
      (42歳・地方公務員・男性)

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    「ゴー宣道場」では、
    東北の復興と原発問題は
    今後も議題に上げるし、
    他のテーマでも
    話題に上がると思います。

    次回、
    天皇がテーマになってもね。

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    ◆ 師範方の話は切実で、私には腑に落ちるものがたくさんあった。
      その中でも、堀辺師範がおっしゃっていた「反省」という言葉が胸に響いた。
      TVや新聞で推進派にしろ反原発派にしろ、率直な反省を耳にした事が
      なかったが、このように立場にある人からの率直な弁に、自分の考えを
      含めて首を垂れる思いです。
      今回、私は自分の中で見えていたもの、見えていなかったものを含めて
      議論して戴いた事により、とても勉強になりました。
      (38歳・介護職・男性)

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    堀辺師範は潔いよね。

    「反省」から始めるべきだよ。

    全然考えてこなくて馬鹿だったと
    認めるところから語るべきだよね。

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    ◆ テーマの説明を高森先生に始めにアナウンスして頂きましたが、
      できれば毎回このように、当日の議題の予備知識を提示して
      いただけると嬉しいです。
      また、その提示方法について、余裕があればホワイトボード等
      (事前準備可能であればパネル)目視できるようになっていると有難いです。
      (23歳・会社員・男性)

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    時間があれば
    そうしたいと思います。
    なにしろどんどん時間が
    過ぎていくからね。
    笹さんと相談しながら
    進行してるんだけど、
    「あと何分ですがどうします?」
    と言われて時計見たら、
    「もう第一部終わりかーーーっ」
    と思って、焦る焦る。

    「3年で日本を変える」
    と言った以上、
    一回も無駄にはできないし、
    一回の議論の質を
    わしの目標とするレベルまで、
    絶対到達させて
    おかなければならない。

    ちゃんと企んでるんだから、わしは。

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    ◆ 有本さんのお話で昔から日本人は放射線を受けているということを聞いて
      おどろきました。
      千葉県のお母さんのお話で「お店で売られている野菜だから安全だ」
      と言う言葉を聞いてびっくりしました。
      どこ産なのかとか見ないで買ってしまうのにおどろきました。
      (19歳・大学生・女性)

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    若いからねえ。

    わしの小学生の頃は
    中国やソ連が
    核実験ばかりしていて、
    どんどん放射能が
    日本にも飛んできてたわけさ。

    雨の日は親や先生から
    「今日は放射能が降るから、
     カッパ着るか、傘ささないと
     ハゲになるぞ」
    と言われてたもんだ。

    それでも子供だからな。

    友達と戯れてずぶぬれで
    帰ることも多かったんだよ。

    わしの世代は
    放射能いっぱい浴びて
    育ったんだな。
    でもまだハゲになってない。
    わしより若いのがハゲになってる。
    こういうことも知らない
    世代が出てきたから、
    不安がってるのかなあ?
    野菜は洗えば
    放射性物質は落とせるらしいし、
    野菜を洗わないで
    食べる人もいないだろう。
    お店に並んでる野菜は
    大丈夫だから、わしは食べる。
    恐い人は食べなきゃいい。
    ただ、人に
    「危ないぞ。食うな絵文字:重要」 と
    風評を拡げてはいけないのです。

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    ◆ 文明に「絶対」は無いというところから自覚しなければいけない。
      絶対にすがるあまり無力感にさいなまれる日本人の思考のあり方は心配。
      ただ、発言にあったが、市井の母親方は思いの外冷静であったというのは安心した。
      今まさに日本人は原子力に対する問題を突きつけられている。
      しかしその問題に対して真剣に考えることが出来ずにいるのは、
      心のどこかで最悪の事態が起こらないと思っているからなのだろう。
      原発のみならず、外交防衛の諸問題に通じることだ。日本人が向き合うことが
      出来なければ今回以上の問題は間違いなく起こるのだろう。
      現実と向き合った上で、夢、希望のあり方を議論しなければならないと思った。
      (20歳・大学生・男性)

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    科学の力で
    絶対安全が達成できると
    信じてるのが異常絵文字:重要
    想定外はあるのが当然ですよ。

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    ◆ 恥ずかしながら、「原発をやめる」ことを、「使わなくなった家電を捨てる」
      ぐらいのイメージでとらえていました。我々が、永きにわたって、
      継続的な努力で引き受けていかねばならないんですね。
      有本師範のおっしゃっていた、「原発は段階的に縮小していくが、
      原子力兵器の開発は続ける。そしてその結果、原子力をコントロールする
      高い技術力を得る」というご意見は、ちょっと他では聞いたことのないものでした。
      (31歳・学生・男性)

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    おいおい、
    「原発は段階的に縮小していく」
    という意見は世論調査でも
    圧倒的多数派ですよ。

    しかもその意見は
    わしが第2部の最後に
    否定したはずだ。

    聞いてる?

    わしの意見と他の師範方の意見は
    微妙に違ってたんだよ。

    わかってる?

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    ◆ 各師範毎に話の重心が異なっていて、ついていくのに大変でした。
      第1部で特に気になったこととして、有本師範が原子力の軍事利用はするが
      原発はフェイドアウトしていくとの話です。
      私も将来的には原潜や原子力空母を保有すべきと思いますが、
      それらの装備品を製造する際に原発を建設するノウハウを利用するのであれば、
      原発からのフェイドアウトは矛盾するのではないか? と思ったのですが、
      そこの所を知りたかったです。
      (36歳・自衛官・男性)

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    その通り。

    さすが自衛官、見抜いてたな。

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    ◆ 第1部はなんとなく消化不良な感がありました。散漫になった? 
      ただ冷静な雰囲気の中でのやりとりは、こういった場もあるのかと
      新しい体験でした。
      第2部は各師範の立ち位置、想いを聴けたのは良かったです。
      第1部のもやもやが解消されました。全てにおいて覚悟は必要ですね。
      (37歳・ラジオディレクター・男性)

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    師範方は参加者に向かって
    講義するのではなく、
    師範同士で議論してほしいです。

    「語らいタイム」でやってるように
    話してほしいのです。

    一人で長い時間講釈すると、
    あっという間に時間がなくなる。
    わしは見ていて
    「あっ、参加者が弛緩してるな」
    と思ったら、
    一気に食いつけるように
    工夫している。

    ただし、
    このラジオディレクターに言いたいけど、
    第1部でいきなり堂々と
    核保有の問題を出して、
    原発問題を議論してるところなんか
    他にはありませんよ。

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    ◆ 有本師範のガイガーカウンターについての話がおもしろかった。
      それをひきとった切通師範の墓穴を掘った発言もよかった。
      (40歳・小学校教員・男性)

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    切通氏は禁句だった
    「シーベルト」
    を使ってしまいました。
    ペナルティは、
    「一週間毎日ブログを上げる」
    ということにして、
    わしが通告しました。
    返事は
    「わかりました。頑張ります絵文字:重要
    だそうです。
    一日もサボらずに書いてるかどうか、
    みなさん毎日チェックしてください。

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    ◆ 小林先生の大ファンですが、実は今回一番小林師範のお話に
      首をひねりました。
      質疑応答で若い女の子の言った「震度7にも8にも耐えられる
      原発を作ろう」というのはいけないのでしょうか? 
      政治家を信じて、私達一般の人間こそがまともな政治家を選び出し、
      きっちり見守って育てていくことは出来ないのでしょうか? 
      私の考えは甘すぎますか?
      (32歳・アニメーター・女性)

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    震度7にも8にも
    耐えられる原発を作れば、
    絶対安全だと思ってるの?
    自動車も飛行機も、
    それを目指してきたはずなのに、
    絶対安全になったの?
    原発事故の原因は地震だけなの?
    人がミスすることだってあるんだよ。
    安全神話が崩れたと言われてるのに、
    まだ科学の力で絶対安全が
    達成できると思い込んでるのなら、
    それは科学教という
    カルトに嵌っています。
    つまり科学的ではない絵文字:重要
    科学は常に仮説です。

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    ◆ 設計間違い問題等のコメントに対して、小林師範のお話が分かりませんでした。
      どんなに設計しても、人為ミス等で何か起きるとおっしゃいました。
      そのお話と核武装の話とが相容れない様に思いました。
      火も刃物も飛行機もリスクは必ずある。設計や使い方の工夫で、
      リスクを下げて使っているんだと思います。100%にはならないけど、
      リスクをゼロに近付ける努力と工夫の積み上げが実に大切な事だと思います。
      (27歳・会社員・男性)

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    この人も同じ。

    リスクを0に近づけても、
    絶対0にはなりません。

    あなたの家の隣に
    原発を作った場合に、
    不安はなくなりますか?
    極大にリスクが拡大してるのに、
    確率が低いのが原発ですが、
    このたびの大地震で、
    わが日本では、
    確率も高くなってしまいました。
    もちろん原発をなくせば、
    核武装は遠のきますよ。
    だから覚悟を迫ったのに、
    あなたはまだ気づいてない絵文字:重要

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 常に想定外があり得る、想定外のことが起こると想定しないといけない
      →その通りと思います。
      自動車も飛行機も危険、だから原発の危険も受け入れよう、ではないと思います。
      やはり原発の危険は他と比較にならないですね。
      専門用語無しという笹さんの発案のおかげもあってか、とても面白かったです。
      「戻るのは今しかないのでは?」
      その通りです。米国は日本を原子力漬けにしたい、けれどその圧力を
      はねのけるのは、今の危機が最大のチャンスと思います。
      今なら米国の「理解」も得られると思います。
      (56歳・医師・男性)
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    この人はかなり
    わかってくれているが、
    米国の「理解」って何かな?

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    ◆ 原発=潜在的核抑止力を持つコストと、事故が起こった際の国民の負う
      コストがつり合わない時点で、原発の存在は「国民不在」の存在ではないか?
      と質問したかったです。
      「ティーチイン」スタイルで道場をやってみても面白いのでは? と感じました。
      せっかくの密度の濃い集まりですので、もっと時間が長くてもいいのかな? 
      と思います。 (フリージャーナリスト・田上順唯氏)

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    田上くんは
    わしの被災地取材に
    すごく役立ってくれました。
    また行くときに
    協力してもらおうと思ってます。
    核抑止力を諦めれば、
    原発廃止派に転向するのは
    簡単です。
    最近、
    保守を自称する言論人が、
    感情に流されて
    原発廃止になってます。
    あんな安易な感覚で
    何が保守なんだと
    わしは思ってますよ。
    「ティーチイン」スタイルで
    という提案ですが、
    わしの考える水準まで
    達するかどうかです。
    題材によっては
    参加者どうしの議論を
    やらせてもいいですが、
    「一回分無駄になった」
    と思ったら、わしは
    激怒するかもしれません。
    生中継や有料動画で
    見てる人もいるから、
    「素人の議論に金払えるか絵文字:重要
    と怒る人もいるかもしれない。
    人前で話したい人に、
    自由に話させる場ではないのです。
    「ゴー宣道場」は
    リスクを負って、責任を持って、
    しかもお金を頂いても
    いいくらいの面白さで、
    確実に日本の言論空間に
    影響を与えていく議論を
    しなければなりません。

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    ◆ 今まで、幾度となく「今回の道場が一番面白かった」と書いてきましたが、
      今回の道場が一番面白かったです。
      師範方の各々の意見が一枚岩ではなく、議論を交わしつつ、
      一つの道筋を見出していく過程は、大変面白かったです。
      道場の最後に小林先生が突きつけた日本国民への覚悟は、
      問題の先送りを国民性とする日本人(もちろん私も)には難しいものだと
      思います。自分としては、明確な結論は得ていませんが、日本の自主独立、
      伝統回帰、農業復興を目指し、経済成長を絶対目標とするのを
      止めるべきだと思います。
      そうすれば、おのずと今後の原子力政策も見えてくると思います。

      (29歳・会社経営・男性)

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    いいですね。

    ちゃんと頭の中が整理されていて、
    思想し続けてる。

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    ◆ 最後の小林先生の話がショックだった。内容よりも、考えることを
      めんどくさがっていたことに気付いたことの方が衝撃が大きかったです。
      覚悟、危機感の部分でも全く足りていなかったと思いました。

      (21歳・学生・男性)

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    こういう反省もいい絵文字:重要

     

    あれでショックを受けない奴は
    期待できない。

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    ◆ 最後の小林先生の「戻るなら今しかない。覚悟はあるのか」という話ですが、
      自分はリスクに耐えられないので、もう原発は止めて、少ない電力使用で
      済むような多少不便な生活でもよいと思う。

      (39歳・地方公務員・女性)

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    正直ですね。

    この正直さは好きです。

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    ◆ 今回の道場では、皆原発に対して「イヤだけど、現状頼らなきゃ
      いけないヤツ」というジレンマをかかえているように思いました。
      それは、中国やアメリカに感じているものと似ているとも思いました。
      原発を断つことは、中国やアメリカを断つ感覚に似ていると思います。
      だからこそ、小林先生が最後におっしゃった
      「覚悟が足りない絵文字:重要 覚悟を持て絵文字:重要」という言葉が痛いほど胸に刺さりました。

      (36歳・会社員・男性)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    よくわかってますね。
    わしだけ覚悟しても
    無意味なんだな。

    果たしてこの
    「ゴー宣道場」の参加者だけでも
    全員覚悟できるか?

     
    アンケート選出したものだけでも、
    まだあるんだよ。
    また回答します。
     
     
     
  • 第14回 よしりんと道場生(アンケート)の対話・その2

    大サービス絵文字:重要絵文字:キラキラ

    よしりん先生と
    道場生(アンケート)の対話、
    第2弾をお届けします絵文字:重要絵文字:笑顔

     



    「第14回 ゴー宣道場」
    アンケートへの回答の続きです。

    今回の道場では、
    師範方も、参加者も、
    意見が一つに
    集約できていません。

    師範方も参加者も、
    エネルギー問題としては
    「脱原発」
    が多数派に
    なっていたようです。
    「段階的廃止論」
    世論調査でも圧倒的多数です。

    ですがわしは
    その欺瞞性を指摘しました。

    さらに核保有の観点が
    抜け落ちていることを
    指摘しました。
    そして第2部の終わりに、
    脱原発の覚悟について、
    警告したのです。

    この問題は
    「ゴー宣道場」でも、
    まだ「公論」の核になっていない。

    道場参加者の中には、
    限りなくリスクを0に近づけて、
    100%安全な原発を
    目指せばいいと、
    単純に科学を信じている人も
    まだいるようです。
    近代主義の宿痾
    気づかない人が
    まだまだ多いんですね。

    自民党の石原伸晃議員は、
    イタリアの脱原発への転換を、
    「集団ヒステリー」

    と評しました。

    こういう鈍感な
    言葉づかいの裏には、
    自民党の中に、今まで
    原発関連の政治献金を
    もらってきた議員が
    いっぱいいることを
    暗示しています。
    こんな調子だから
    民主党の体たらくにも関わらず、
    自民党は再び支持率が低下して、
    民主党に逆転されている始末です。

    そもそも東北大地震の余震も、
    これで終息したと
    言えるわけじゃないんですよ。

    半年、一年経って、
    震度6や7の余震が起きて、
    また津波が来ることだって
    あり得ないことじゃない。

    そのときは、
    福島原発の燃料プールは
    大丈夫なのかね?
    東海から南へ
    4つの断層が連動して起こる
    巨大地震の可能性も
    高まっていますが、
    そのときの原発事故の責任は、
    今度こそ推進派の者たちが
    負うのでしょうか?

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 福島県外の方が、福島県民のパトリオティズムや復興ビジョンにまで
      心配し、考えて下さっていることに感動いたしました。
      復興する福島の姿を国民に、世界に示し、恩返しができる様、
      努力していかねばならない。もちろん30キロ圏内についても、諦めません。
      私たちは大東亜戦争の敗戦から復興した日本人ですから。

      (26歳・町臨時職員・男性)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    いいなあ、この決意表明。
    専門家は、何十年も、
    100年くらい30キロ圏内に
    戻れないと言う人と、
    5キロ圏内以外は
    戻ってもいいと言う人がいます。

    意見がこうも二つに分かれたら、
    人間の感情として
    戻りたくはなりますよね。

    チェルノブイリでも残ってる
    老人をテレビで見ましたし、
    わしならどうせ年だから
    戻るでしょう。

    でも子供がいたら戻れないですね。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 以前から小林先生の作品のファンでした。今回は特に3月11日以後の
      日本の行く末を考えてみたいと思い応募しました。
      (息子が南相馬で被災しましたが元気です)
      原発問題は受け手の問題というお言葉ではっとし、放射線をどのくらい
      あびているかを心配する感じ方も私達の受け取り方なのだと思ってしまいました。
      原発推進、脱だか反だかわかりませんが、福島県産の野菜や農畜産物を
      放射線が高い・低いは個人の受け取り方だから私は食べよう絵文字:重要絵文字:重要 などと
      全く無関係な事を考えてしまっていた私でした。

      (45歳・主婦、パート勤務・女性)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    わしはレストランで
    「福島産です」と言われたら
    積極的に食べてるけどね。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ ここまでくると原発の情報も知識も何の役にも立たない、ただそれだけ
      危険なものを背負ってしまった覚悟を強いられるだけ。
      テレビのニュースがまるで頭に入らないのはそれが欠落してるからなのかと…。
      喉元過ぎて忘却されてしまうのか、それをつきつけてくるのはこの場(道場)
      だけなのか、そう思うと不安にもなりますが、せめて日常に埋没して
      しまわないようにいたいと思いました。
      (年齢職業不詳・女性)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    被災地のこと、原発のこと、
    忘却させない拠点が
    ここにあることは間違いないです。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 高森先生の基礎的なデータによれば、原発が一番効率の良いエネルギー
      ではないということなので、「自主自立のために」というのが最も分かりやすい
      採用理由だと理解しました。
      「安全」などという理由を植え付けるのではなく、ストレートに、こういう事を
      国民に示すと反発が大きいのでしょうか。
      となれば、覚悟なしに豊かさにひたってしまった国民の罪は大きいですね。

      (33歳・会社員・女性)

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    もし原発推進が
    自主独立のためだと
    言い切る政治家がいたら、
    わしも聞く耳持つんですけどね。

    情けない限りです。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 議論白熱、当たり前なのかもしれませんが、エネルギー問題だけでなく、
      核自衛のこと、戦後の思惑など、そして原発ありきの生活、
      片一方で故郷をなくした現地の人の意見、真剣に話を聞くと頭がまた
      痛くなりましたが、高森、小林両先生は見事に第1部をまとめられ
      ほっとしました。 (70歳・女性)

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    こういう風に
    見てくれてる人がいると
    安心しますね。

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    ◆ 自衛官の方の話し方がわかりやすかったです。このような人がいる自衛隊は
      日本の財産だと思うので、もっと被災地での自衛隊の活動がテレビで
      報道されてもよいと思いました。
      ネット道場では、AKBの総選挙の事をよしりん先生が取り上げてたので、
      買ったCDの枚数分だけ投票権があるのは、清き1票ではない、
      金権選挙ではないか? それをよしりん先生が取り上げるのは、
      どーしたことか? と思ったのですが、皮肉として取り上げたんですね絵文字:重要 
      でも、若い女性が純粋に頑張る姿勢は気持ちいいものです。

      (41歳・介護職・男性)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    政治家への当てつけで、
    こっちの選挙の方が
    興味あると表明するのは
    皮肉にはなると思うのですが、
    それだけではない。
    AKB48の総選挙が
    金権選挙というのは浅いです。
    わしの一票と、
    そこいらの娘の一票が
    平等だとする選挙など、
    全然清き一票ではない、不正だと
    わしは思っていますからね。

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    ◆ 先ず、ブログに「AKB48・大島優子」を取り上げて頂きありがとうございました。
      今回は2位と残念な結果でしたが、次回は1位を取らせてあげたいと思います。

      よしりん先生の『鉄腕アトム』の話で思い出しましたが、藤子・F・不二雄の
      描いたドラえもんは原子力で稼働するそうです。
      手塚治虫も藤子・F・不二雄も、もっと言えば国民も、原子力という道具を
      何も知らず依存してきたのではないかと思います。
      ですから「原発+火力」ではなく、もっと「節電」や「他エネルギー」を
      考えるべきです。 (20歳・大学生・男性)

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    ドラえもん、
    原子力だったのか絵文字:重要
    わし、ドラえもんの
    世代じゃないんだよね。
    来年は大島優子を1位にしてね。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 原発の安全性を考えた場合、なぜ最初から地下に作るという発想は
      なかったのか不思議だ。堀辺師範の言われる通り、防衛上の問題もある。
      ならばいっそのこと在日米軍基地の地下に造ればいい。
      海に近い三沢、横須賀、佐世保あたりに造ればいいと思う。
      当然警備は米軍がやってくれる(^ v ~)
      危険だから嫌だといえば日本からお引き取り願うしかない。
      現実的には難しいだろうが、それくらいのことを発言してくれる政治家が
      いないのが残念だ。 (46歳・自衛官・男性)

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    エネルギーの根幹を
    米軍に制御されてる国って、
    主権を持ってるって言えますか?
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ◆ 笹さんの男女論(注・4月の道場テーマに予定されたが、震災のため
      変更になった著書『日本男児という生き方』のこと)はどうなったんでしょう?

      結婚しない若者というのは今後の日本の大きな問題になっていきますが、
      男女の差異で社会的なものと性的なものを分ける思考が肝要になってくると
      思います。 (33歳・会社員・男性)

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    3・11の震災後だったために、
    笹師範の『日本男児という生き方』
    を基にした男女論が
    できないままになってしまいました。
    今後も、緊急事態では
    テーマが突然
    変わることはあります。
    当日、参加してみたら、
    テーマが変更されていた、
    ということもあるかもしれません。
    したがってテーマに関係なく、
    道場に意欲ある人が
    参加してほしいです。
    男女論、やりたいですね。
    しかしそういう平穏な議題が
    できる状況では、
    まだないと思います。
    他愛ない話し合いに
    なってしまう懸念もあるし、
    中学生も参加できるように
    話せますかね?
    何かもっとリアルな
    きっかけがあればね。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 「インターネット社会」のおかげで「実績」なきド素人が匿名で超一流に
      公で噛みつくという異常な光景がよく見受けられます。
      私は素人として、論じる資格も実績もない素人がプロフェッショナルに
      噛みつくという光景が死ぬほど許せません。
      しかし、これは大不況からか、大衆に最大限におもねる風潮のテレビ界や
      言論界にも問題があるように思われます。
      難しい問題ですが、小林先生のような、大衆におもねらないで言論を
      成立させる力を持つ「超一流」達が、他にまったく見当たらなくなり
      閑散としてしまったことが、大衆をつけ上がらせる原因の一つではないかと
      畏れ多くも個人的に感じてしまうのです。
      そのような「表現の自由」について、先生方の見解をお聞きしたいです。

      (26歳・自営業・男性)

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    師範方が全員、自分は
    一流だと思い込んでいたら、
    それも問題だと思うけど、
    ネット社会が大衆の
    「承認願望」

    を肥大させたのは
    間違いないね。
    ネットと大衆の問題は
    議論に値するかもしれない。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ エネルギー確保の問題としてのみ原発を話しても、危険性だけで話しても
      意味をなさない。国家、日本の未来をどうしたいかが先んじて考えなければならず、
      その望む日本の未来のために何が必要かを考える順番が重要である事を
      認識しました。他の問題同様、国家方針の選定が終われば閉塞感の闇に
      光がさす気がします。 (27歳・会社員・男性)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    いい意見だなあ。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ リスクと確立は単純に掛け合わせて答えを出せるものではないと思います。
      如何に確率が低くても、リスクの高さ、種類によってはそれをとるべきでは
      ないでしょう。これまで、原発事故のリスクが現実問題として見えなかったけれど、
      東北の状況を目の前にして、決意する時に来ているのだと思わされました。

      (45歳・歯科医師・男性)

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    いや、まったく
    そうなんだけどね。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 国家の基本が故郷=パトリであるのに、そのパトリを失う可能性がある
      原発に不安を覚えました。
      その地域がリスクを背負い、私たちが電力を使っている現状で、
      一部の地域のことだから自分とは関係ないとは言えないはずです。
      そう考えると、国民全体が考えなければいけないはずです。
      最後に小林師範が言われた「見たくない、聞きたくない」という状態が
      非常に良くないと思いました。 (23歳・会社員・男性)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    菅直人が辞任して、
    他の総理になったら、
    再稼働し出すんじゃないの?
    産経新聞が社説で
    再稼働せよと言ってるよ。
    そしてまた巨大地震、
    巨大津波が来て、
    今度は臨界が止まらずに
    大爆発したりして。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 私的には、有本さんの話が一番分かりやすかったような気がします。
      核兵器にするのはいいけど、原発はだんだんと縮小していくべきだよねという。
      これは私の勝手な見解ですけど、きっと日本人は「核を兵器なんて
      ぶっそうなものにするのはいやだけど、発電所ならいいよね。みんなのために
      なるし、安全だし、お金もらえるし♪」といったかんじで「核」というものを
      利用する事に対してハンパな覚悟しか持っていなかったからこんな事に
      なったのではないかと思います。
      あまりほめたくないですけど、アメリカやフランスは「発電にも軍事にも
      てってい的に核を使うぞ絵文字:重要絵文字:重要絵文字:重要」「そのためにはどんなぎせいも惜しまない」
      と核のメリットもデメリットにも向き合っているのに、日本はただ甘い汁を
      すすろうとしたからいけないんだと思います。

      (12歳・中学生・女性)

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    これが12歳の意見かぁーーー。
    すごいな。

    ただしわしは
    「原発の段階的廃止論」

    覚悟なき妥協主義だと
    思っています。

    「このままの安楽さを維持しつつ、
     そのうち自然エネルギーに
     移行できるんじゃないかねえ。
     まだ10年、20年は
     原発の恩恵が欲しいねえ。」

    などと言ってるうちに、
    原発は再稼働していきます。

    そして喉元過ぎればで、
    巨大なリスクを忘却して、
    3・11以前に戻るでしょう。
    その時また、
    東海、東南海、南海、
    御前崎海脚東部の断層帯、
    4つの地震が連動した
    巨大地震が起こって、
    今度は臨界も止められず、
    日本は破滅するのです。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 最後の小林先生の話はこの上ないくらいに共感できた。
      今答えを出さなければ、また震災前のような空気にいずれ戻って
      いくのではないかという危機感がすごくある。
      リスクの話が出たが、ここ数十年の間に何回も事故を起こし、
      取り返しのつかないような結果を招く原発からは速やかに
      脱却すべきだと思う。確率と結果を考えてみても、リスクが大きすぎる。
      今後数十年の間にまちがいなく同様の事故が何件も起こるだろう。
      使用済み燃料の保管も将来への大きな負の遺産である。
      また、原発を管理する人間そのものもまちがいを犯す存在であることを
      忘れてはいけない。これらすべてのリスクを本当に許容できるのか?

      (30歳・自衛官・男性)

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    自衛官、
    よくわかってくれてるなあ。
    しかし今回、みなぼんは
    自衛官をいっぱい入れたなあ。
    3・11以降、
    大活躍した自衛官への
    感謝のつもりらしいです。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 臭いものに蓋、見たくない物は見ない・・・というデオドラント化された
      社会のあり方、単純化により思考停止に陥りがちな現状を打破したい
      という思いが共有されたと思う。
      菅でも谷垣でもダメな事に変わりはなく、語るに値せずという所から、
      私達国民全員が政治的に成熟しないとならないのだろうという
      有本師範の言葉にその通りだと思った。

      (28歳・会社員・男性)

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    全くその通りだね。

    国民が成熟しなければね。

    だから公論を創ろうと
    してるんだけどね。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 私自身も今まで原発の安全に対して少しも不安に思っていませんでした。
      それがこのような事態になってしまい、何でも便利だと言われるものに
      依存して来た自分、ぜいたくをしてきた自分を反省しています。
      最後に小林先生がおっしゃった、原発問題に対してあいまいにしているのも、
      アメリカや中国に対してあいまいにしているのも結局一緒だということは
      特に胸に響きました。
      何事も責任を持ってしっかり考えていきたいと思います。

      (43歳・会社員・男性)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    わしも今まで
    真剣に考えてこなかった。
    潜在的核保有だから
    当然必要だと思っていた。
    だが国民のパトリ喪失を
    これ以上見たくない。
    この矛盾をどう止揚するかなんだ。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 小林先生が最後におっしゃいましたが、エネルギーと自主独立の確保
      という問題と、原発を持つことに対するリスク(パトリの喪失)と、
      どう折り合いをつけていくか、まさに最大の原発の問題点はここにあると思う。
      その意味で、素晴らしい問題提起だったと思う。
      「リスクは高いが確率は低い」ことをどのように考えるのか?
      「後戻りするなら今しかない、その覚悟があるのかどうか?」
      我々参加者ひとりひとりに課せられた宿題のように思える。
      「後戻りすること」の必要性と勇気を、改めて考えたい。

      (35歳・会社員・男性)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    わしの問題意識を
    よく理解してくれている。
    左翼はもちろん、
    そこいらの自称保守にも、
    この懊悩がないんだね。
    原発は愛がないから廃止だ、
    なんて気軽に言ってる者も
    いるらしい。
    原発はその恩恵を
    受容するにせよ、
    そのリスクを恐怖するにせよ、
    ゴジラに対する日本人の
    感情に似ているよね。
    あの禍々しいものは、
    天皇にひれ伏すのでしょうか?
     

    次回は天皇だが、
    一回一回のテーマが違っても、
    一本の線でつながっている
    と書いてくれた参加者がいた。

    そのつもりで
    次回も参加してほしい。

     
     
     
     
  • 第14回 ご報告

    6月12日(日)午後1時 から 『第14回 ゴー宣道場』 が行なわれました。
    今回の会場は、 品川区大崎にある 「人事労務会館」です絵文字:朝
    前々回、人事労務会館で 開催した際には、場所が わからず迷ってしまう方が 多かったのですが、 今回はその旨 告知していたためか、 ほとんどの方が 開始時間までに間に合うよう 来場されました絵文字:良くできました OK良かった、良かった絵文字:笑顔絵文字:音楽
    さて、今回のテーマは「3.11以後の日本は変わるのか?」
    特に、未だ 解決の目処が見えない 「原発問題」 を取り上げ、 震災後の日本について 議論します絵文字:会議
    「原発問題」について 議論するのにも関わらず、 今回の「ゴー宣道場」は、 専門家も呼ばず、 「シーベルト」 や 「ベクレル」 を使うことも禁止絵文字:重要絵文字:笑顔
    それにも関わらず、 いつも以上に応募者が多く、 選考が大変でした絵文字:冷や汗
    残念ながら 落選してしまった方々、 今回は倍率が特に高かったので、 今後も諦めずに応募して下さいね絵文字:泣く
     よしりん師範の挨拶
    まず、よしりん師範の挨拶から 第1部が始まりました。
    よしりん師範は、 専門家を呼ばずに 原発問題をやると言った 「ゴー宣道場」に、これほど 応募者が殺到したことから、 今のメディアや それを受け取る側の国民が どのような状況に陥って いるのかを分析しました。
    そして、この問題は 「受け手」の側だ と言います絵文字:ひらめき つまり、どんなに情報を 精査していっても、 自分の望む情報しか取らない。 「反原発」なら反原発に 都合の良いデータ、 「原発推進」なら原発推進に 都合の良いデータしか 受け取らない。 その状態で論争し合っている。 そして、「不安」だけは 掻き立てられる。 結局は、 「受け手」の側が どのような態度でいれば良いか ということに尽きてしまうのです。
    極端にイデオロギー化し 運動家になっている人々ではなく、 冷静に良識的であろうとする 人々に向かって、 今日の議論は進めていく、 と宣言しました。
    そして、 「ここにいる師範方の中で、 東電からお金をもらっている人は 一人もいない絵文字:重要」 ということも宣言しました絵文字:うーん 苦笑
    「原発問題」を語る上で、 前もってこんなことを 言っておかなければいけない 言論界の現状が 悲しくもありますが、 「ゴー宣道場」には 自由な言論が担保されている、 ということを証明して おかなければなりません。
     会場インタビュー 会場インタビュー
    議論を始める前に、今回は 皆さんがなぜ参加を 希望されたのかを知るため、 笹師範が 絵文字:星 「会場インタビュー」絵文字:星 を行ないました絵文字:笑顔
    お一人目の方が偶然にも 福島県から来られた 地方公務員の方。お二人目は、 被災地へ任務で赴いた 陸上自衛官の方。 他にも息子さんが 南相馬で被災された お母様などが いらっしゃいました。
    皆さん、様々な理由で 参加されていて、 観念論に陥りやすい 「原発問題」だけれども、 被災地では未だに 瓦礫の撤去もままならず、 物資も足りていない 現実があるということを忘れずに 議論する必要があることを、 思い出させて下さいました。
    まず、高森師範から 原発問題やエネルギー問題の 基礎になる知識をご説明頂き、 そこから師範方による 話し合いが始まりました絵文字:会議
    その中で、堀辺師範が、 自分は原子力の「安全神話」に 乗っかっていた一人で、 深く考えて来なかった と正直な気持ちを吐露されました。
    よしりん師範も それに呼応する形で、 「自分の愚かさを認めようと思う」 と発言しました。
    普通、言論人や立場のある人は 保身に走りがちで、 こんな率直な発言は できないと思います絵文字:冷や汗 でも、この「原発問題」に関しては、 右も左も関係なく、 自分だけわかっていたかのように 高みから物を言っていても 始まらないのだなと思いました。
     師範方による話し合い 師範方による話し合い
    今後のエネルギー政策が たとえ「脱原発」に向かったとしても、 完全な廃炉にするまでには 何十年と時間がかかること、 使用済み核燃料の最終処理は 方法すら決まっておらず、 それこそ何万年単位の 時間がかかることを考えると、 人間は半永久的に放射能と 付き合っていかなければならない という現実が、 切通師範によって示されます。
    また、 代替エネルギーを開発しつつ、 原発を段階的に 縮小していくとしても、 原子力に限らず、 火力でも太陽光でも、 エネルギーを作るには 必ずどこかに負荷が かかっていることを考えると、まずはもっと根源的に、 自分たちの生活そのものを 見直す必要がある と有本師範は仰いました。
    建物の建て方や街の構造 そのものを見ればわかるように、 「クーラー」ありき つまり 「原発」ありき で造られている絵文字:電車 絵文字:昼 絵文字:バス 絵文字:学校「脱原発」「反原発」 というのならば、 そこから考え直す 必要があるのです。
    大東亜戦争での敗戦以降、 「エネルギーの自立」 は 日本の悲願であった、 という高森師範の発言から、 日本の自主独立について 議論は展開していきます。
    そもそも、左翼の言う 「反原発」 はイコール 「反核兵器」 。
    よしりん師範は、 自主防衛のためには 「核武装」が必要だと 考えてきたのに、 「脱原発」となれば 核武装は諦めなければならない。
    自主防衛を諦めて、 米国の属国になるのか? ということを考えると、 そう簡単に「脱原発」 ということは言えない、 と発言しました。
    それを受けて、堀辺師範は 自主防衛に関する、 “ 希望ある過激な発言 ” をされました絵文字:重要絵文字:笑顔
    そして、有本師範は、 核の軍事利用と原発について、 よしりん師範と 意見の違いが見えました。それはぜひ動画で 確認してみて下さい絵文字:重要絵文字:映画
     師範方による話し合い
    この自主独立に関する 議論から見えたのは、 巨視的に考える「国防」の足下で、 原発を抱える地元は、 故郷喪失という とてつもないリスクを 抱えることになる ということです。
    絵文字:ひらめき 「エネルギー自立」の観点 絵文字:ひらめき 核兵器と自主防衛に関わる点 絵文字:ひらめき 「地震」にすら耐えられないという 「安全神話」の崩壊 絵文字:ひらめき 故郷を完全に喪失するという 巨大なリスク
    これら全てを総合して考えると、 もの凄く悩ましい問題で あるということが、 第1部の議論では 明らかになりました絵文字:会議
    では、どのように考え 決断すれば良いのか?
    第2部の質疑応答へ 持ち越されました。
     第2部 質疑応答
    第1部で様々な議題が 上がったことで、 第2部での質疑応答では 多くの手があがりました絵文字:良くできました OK
    原発推進を止めない中国との関係、 原発廃止によって起こりうる 日本の経済成長低下について、 福島原発の設計ミスの問題、 福島県産農作物の風評被害、 子供を抱え不安に駆られる母親、 ガイガーカウンター、 復興政策のあり方等々、 様々な問題が取り上げられました。
    この質疑応答の最中、 切通師範がペナルティを 受けることになった発言が ありましたが、その瞬間は 動画でご確認下さいね絵文字:笑顔
    最後に、 第1部の最後に提示された問題、 今後の日本の進むべき道について、 師範方がそれぞれ 考えを述べました。
    ここでよしりん師範が、 それまでの議論をある意味 ひっくり返すような発言をしました絵文字:重要
    日本の原発が、今どれほど 切迫した状況にあるのか。 ギリギリの所にいる現実を 考えないように、見ないように しているのではないか。 結局のところ、日本人は未だ 覚悟しきれていないのではないか ということを突きつけました絵文字:雷
    「脱原発」 と言った時に 問われる覚悟は、 相当のものです。
    しかし、 その覚悟が出来るか否かに、 「3.11以後の日本が変わるのか?」 が懸かっているのでは ないでしょうか?絵文字:キラキラ
    確率は低いけれど ハイリスクを背負わせる近代文明。 その最たるものが 「原発」 だ ということが明らかになった 今回の道場でした絵文字:星絵文字:星
    近代文明にどっぷり 浸かっていた日本人は、 今回の震災から、 人間が創るものに 「自然」 を超える 「絶対」 はない、 ということに気付くべきなのかも しれません絵文字:急ぎ
    次回「第15回 ゴー宣道場」 のテーマは 「天皇を知らない保守言論人」 です絵文字:お知らせ
    「近代を超える価値観」 のヒントが 「天皇」 にはあります絵文字:ひらめき
    今後の日本のあり方について、 引き続き一緒に考えて 行きましょう絵文字:重要絵文字:重要
     『日本の10大天皇』 ↑ 次回のテキストは高森師範の 『日本の10大天皇』 です絵文字:重要
  • 第14回 3.11以後の日本は変わるのか?

  • 第14回 語らいタイム

次回の開催予定

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