テーマ:「マスゴミとネトゴミといじめ」
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第28回 よしりんと道場生(アンケート)の対話・その1
先日の道場『マスゴミとネトゴミとイジメ』のアンケートに
小林先生が答えてくれました!
トッキーに代わってワタクシがアップいたします
やはりブログのアップは自分でやれるようにならなければダメですね。今回は笹さんに頼みました。
8月19日、第28回「ゴー宣道場」は「マスゴミとネトゴミといじめ」と題して開催されました。
終了後に参加者のみなさんが熱心に書き込んでくれたアンケートの回答をします。
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◆初めての参加だったので、道場が始まるまではとても緊張していましたが、始まってみると、非常に楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。今回参加して、ゴー宣道場に出会えて良かったです。様々な意見を聞き、1:9の1になる勇気の大切さ、常に物事を多様な視点で考える大切さを痛感しました。
(千葉県・26歳女性)
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嬉しいなあ。結膜炎で監禁刑に処されたわしの心に光が射すようだね。
日本人は特に1対9の9の側に加担する傾向が強い。
「個」よりも「集」に傾く。魚群のように群れて泳ぐ。
いわゆる保守系の連中も全部「男系天皇固執」「原発ブラボー」「親米ポチ」でまとまって、「個」を貫くわしを全員で叩き始める。
それほどわし一人が恐いのはわかるが、いわゆる保守派の中に一人も「個」として「否!それは間違っている!」と発する者が現われない。
それをやると発言の場が失われる。
仲間や友人が警戒して去っていく。
孤立してしまう。排除される。
「集」の「空気」になじまない者は攻撃する、それが「イジメ」だ。
大人にもできない1対9の1になる勇気を子供に求めるのは過酷だ。
システムとして逃げ場を作る必要があるというのが、わしの見解です。
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◆「いじめ」はもう犯罪にするしかないと思います。それこそ「殺人」や「万引き」等、犯罪のワードにし、「お前のやってることはいじめ(犯罪)だぞ!」と大人が言いつけて自覚させるしかないでしょう。そして「いじめ」をなくす…という発想も捨て、「いじめ」はあるものとして捉えてから対策を考えないと無理だと思います。
(神奈川県・42歳男性・介護相談職)
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その通りです。リンチは犯罪。恐喝は犯罪。中傷や脅迫的言葉も犯罪。
市民社会ならそれが当然です。
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◆デヴィ夫人の、いじめっ子の顔写真を無断でネットに掲載した行動に賛同者がたくさんいたことについて、実はそれがいじめの一種になっていることにハッとする驚きがありました。この道場に参加して話を聞いていなければ、自分自身も賛同する可能性があると思いました。
(岡山県・25歳男性・会社員)
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寄ってたかって少数者を言葉のリンチにかける楽しさを味わってる連中ですね。
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◆「正義」というお話がありましたが、例えばネットなどで排外主義的に在日朝鮮人を差別しているような人たちは、自分達は「正義」を行っていると信じているのではないでしょうか? 彼らは、自分の信じている偏狭な「正義」に抑圧されて居り、日々痛めつけられているという面もあると思います。いじめは加害者も抑圧された弱者なのだと思います。
最後に発言された方もおっしゃっていましたが「学校は行かなければならない」というようなモラルや「正しい」ことにしばられないで柔軟に、自由に、思考していくことが大切なのではないかと感じました。
(宮城県・44歳男性・会社経営)
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ネトウヨは朝鮮人差別の言葉のリンチが楽しいのでしょうね。
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◆“空気に飲まれた秩序”の形成がなされ、その秩序に従わない者への制裁…今のいじめの傍観も原発問題も、戦中の反戦非国民の集団意識も共通していると思います。
(埼玉県・45歳女性・自衛官)
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そうなんですよ。「個」が弱いからね。「集」にごそっと傾くからな。
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◆面白かったです! 高森先生とよしりん先生の意見の相違もありましたが、それが逆に、道場を面白くしたと感じました。正直、私自身も考えがまとまらず、何と感想を書けば良いのか分かりません。しかし、いつも以上に勉強になった道場でした。2月に子を授かったので、より身近に感じるテーマでした。
(埼玉県・30歳男性・不動産業)
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そう感じてもらえたら良かった。
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◆卑屈になっていった人間は「いじめ」などの邪悪な堕落した快楽を得ることでしか自分の存在価値を確かめることができないんです。一方、「社会的強者」は私の知る限りそんなことはしません。なぜなら、人生に喜びを感じているから「いじめ」なんてする必要がないからです。先生方の「いっそシステムを変えるべき」というお話には、深く納得しました。
(宮城県・14歳女性・中学生)
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おおお~~~~っ!
「卑屈になっていった人間は「いじめ」などの邪悪な堕落した快楽を得ることでしか自分の存在価値を確かめることができないんです。」
これいいじゃん!
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◆小林先生の話を聞いて考えが変わったところがありました。文化祭の企画は、「過去にいじめをして人を自殺させてしまった主人公が今度はいじめられ、いじめられる側の気持ちが分かる」というシナリオの劇をやろうと考えていたのですが、人をいじめ殺してしまうような人面獣心の奴がいじめられたとしても、そんな贖罪の意識が芽生えるでしょうか。いじめられた気持ちは分かるかもしれませんが、なんとか自分を正当化しようとするんじゃないか、と思うようになりました。
(東京都・15歳男性・高校生)
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よく理解してくれた!
その通りなんだ。
先生も親もグルになって、正当化するだけだ。
贖罪の気持ちなんか芽生えない。
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◆先生方の熱のこもった話で、その話をうけての私自身の意見も何個かでてきたりしました。特に、倫理による秩序ではなく、空気による秩序ができてしまっているというお話には目からウロコでした。戦前の社会や考え方が完全にとりもどせないことを前提に、どうすれば日本に明るい展望がひらけるのかなと考えさせられました。
(東京都・36歳女性・会社員)
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保守ムラも、原発ムラも、倫理なき空気の共同体だからな。
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◆私は弟を自殺で亡くしています。小林先生の、残された親がどんな気持ちになるかと言及されたところ、とても心に残りました。
(無記名)
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自殺を、決して肯定することはできない。
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◆長女は学童保育へ通わせています。PTAと違い月1回の保護者会の出席率も高く、学校や学童での様子を話し合います。最近、学校には行けないけど、学童には来ている小学4年生がいて、保護者会でも話題になり、その親、学童の先生と保護者会代表で、小学校へ話し合いに行きました。最初は小学校側は認めませんでしたが、イジメがあったようです。何回か話し合う中で、登校時に学童の先生が付き添うことで徐々に解決に向かっています。この経済状況で親が仕事を辞めることは生活が成り立たなくなってしまう問題がすぐに立ちはだかってしまいます。学童のような学校以外だけれども関係のある機関があると解決の方向が見えてくるのではと思います。
(埼玉県・39歳男性・地方公務員)
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閉じた共同体が危険なんだな。
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◆イジメは大人の社会にもあります。成果主義が徹底されたことで企業内のイジメは過酷化したはずです。テレビの中にも司会者が芸人をいじる姿は常態化し、政治の世界では小選挙区制になって幹事長が絶対権力を持ってイジメをしているわけです。国際社会ではアメリカという大国がルールと軍事力で弱小国をイジメているように見えるでしょう。そんな社会の構図を見せつけられ続けてイジメがなくなるわけがないと思ってしまいます。日本が強者に「へーこら」しているのを見て、子供の世界で正義が信じられることもないでしょう。
(京都府・37歳男性・鍼灸師)
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領土問題ではロシア・韓国・中国からイジメられっぱなしだもんな。
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◆「多数が正義である」かのような空気をぶちやぶれるような強い気持ちを持てる人を育てていくことが必要なのではないかと思いました。痛みを知らない人は、人の痛みがわからない。命の重さ、大切さを知るには、愛する人、大切な人を増やせばいいのではないか。
親は子供をなぐらない…というお話がありましたので、余談ですが、私は女の子ですが、父親にはぶんなぐられて育ちました。父は私がかわいくてなぐったのでしょう。ええ、かわいいに決まってます。なぐられて学んだ事がたくさんあるので、すごく良い教育だったと思っています。私も子供ができたら、たぶんぶんなぐります。だってかわいい我子に学んでほしいから。
Tシャツ! 型が残念。女子は買えないです。首まわりツマリすぎ。Tシャツは色ではなく型が命!!だと私は思うなー。上乳が出るくらいのえりぐりの深ーいヤツを出しちゃって下さい! ちゃま柄は超アツいですよ?
(東京都・34歳女性・会社員)
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女性用のTシャツは見本とは型が違います。
しかし、上乳が出るくらいえりぐりの深―いヤツ?
う~~~ん、ちょっとイメージが明確にならんなあ。
今度、どういうのか着てきて。
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◆私にはソンケーできる教師がいなかった…
熱くなるお話を聞かせて頂きました!
あっという間に時間が経ってしまい、もっとお話を聞きたい気持ちが残りましたので、また次回に…
まだ道場についてはよく分かりませんが(よしりんファン歴は28年ですが!)今後も機会があれば参加させて頂きます。仕事がシフト制で上手く休みを取れず、毎回の参加は難しいですが。
(東京都・34歳男性・会社員)
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機会を見つけてぜひまた来るがよか!
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◆大津の事件でおどろいたのは、在校生の親が「こんな状態では授業(勉強)が進まない」とか「子どもが安心して学校へ行けない」とか「受験に悪影響だから早くどうにかしてほしい」などということばかり言っていて、自分の子供と同じ学校に通っていたお子さんの痛ましい死に対する悼みの言葉はほとんどなかったことで、この悲しい事件が起こったいま、いったい在校生の各家庭では、どのような会話がなされたのか疑問に思いました。もし自分の子供がその学校に通っていると考えたら、そんなひどいいじめのある学校で、いじめをうけていたお子さんが自殺してしまったというだけでものすごくショックなのに、小林先生がお話しされていた、事件後に講演をされたジャーナリストの方に対して、子供たちが憎悪むき出しにしてにらみつけるという、異様で異常な状況の中で毎日過ごしているというのはさらにショックを受けると思います。私でしたら、そんなイジメがおきていても一向に解決できない学校、子供、保護者がいる学校からは遠くはなれたところに転校させます!
(東京都・40代女性・会社員 /小学生の母)
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親は子を逃がすこと!
そのような愛情のある親がいない子もいるから、システムを作った方がいいと提言しているのです。
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◆高森先生や堀辺先生の言う、教師を尊敬する立場に置くということも大事だとは思いますが、やはり、いじめられた子供に逃げ場を与えるというのはとても重要だと思います。最後で愛子様と雅子様の例が挙がったのは分かりやすかったです。
(神奈川県・47歳男性・会社員)
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たまたま「個」の強い先生がいればいい。
だが今話してるのは、そういう幸福な状況のことではない。
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◆学校のシステムを変えるというお話がありましたが、私は、保育所や幼稚園を学校の校舎に作ればいいと思います。送迎は小学校に入ればなくなりますが保護者がどのような人かを子育てを共にしながら理解できると思います。
保育所や幼稚園時代の保護者は子育ての初心者なので柔軟に施設側の意見も聞いてくれます。それを学校も引き継いでできれば、信頼を得ることができると思います。学校の空き教室に保育所や幼稚園ができれば待機児童の解消にもなると思います。
(大阪府・32歳男性・事務職)
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それでも小・中学生のクラス内は閉じられた共同体になると思うが。
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◆小林先生、風邪なのにおつかれ様でした。世間のわずらわしい事は忘れ、今日はAKBのCDを聴きながらゆっくり眠って下さい。
今回は自分の体験を書きます。中3の時、不良二人が一人に暴力ふるっているのを“話せばわかる”と思い、止めに入ったが、数発なぐられ引き下がった。強さにあこがれ筋トレ始めたが効果は少なかった。
高2の時、クラスの人気グループに特定の一人が毎日ガムテープでグルグル巻きされくつでたたかれる等ひどいイジメを受けていた。苦々しく思いつつ嫌われたくなかったので止めなかった。
20歳で柔道習い始めたがなかなか進歩しなかった。コンビニの前でたむろしてる中学生が怖かった。
30歳の時、カリスマ性のある上司が僕には良くしてくれたが、ある新入女子社員にパワハラまがいの事を日々続けていた。他の先輩や同僚も同調して「あの人はやる気がない」等と言って冷遇した。自分はその子が一生懸命だと知っていたのにかばわなかった。
精神病院に転職したばかりの頃、ある長身の患者が、妄想で手が付けられなくなった。職員はみんななぐられて、こまりはてていた。習いたての柔術の技術を使ったら、相手も傷つけず、自分もケガせず、患者さんをカギのある部屋に入れる事ができた。やっとコンビニの中学生が怖くなくなった。
今の自分が学生時代に戻ったらイジメを止められると思う。でもこうなるまで歳月かかりすぎた。
(神奈川県・44歳男性・診療放射線技師)
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これ、上手い書き方だな。
アンケート第二弾があります。笹さんか、理作氏に頼もうと思います。
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第28回 よしりんと道場生(アンケート)の対話・その2
小林先生、結膜炎だというのに
こんなにいつもと変わらず
フル回転で大丈夫でしょうか。。。
ちょっと心配なのですが、
さっそくアンケートへの返信第二弾が来ました!
連投しまっする
アンケート回答の第二弾です。
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◆小林先生の子どもたちへのやさしさに感動しました。私の親は、いじめられることを恥とし、非難するので、いじめられても親に言えませんでした。だから私はいじめに対する鈍感さを身につけたり、かばってくれる友人の助けを借りていじめっ子とケンカして解決しました。やっぱりある程度の暴力で親や教師が子どもの世間にも介入する必要があると思います。
(茨城県・40歳男性・地質学者)
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学校はひとつ間違えれば「空気の共同体」と化し、リンチ・スクールになるのです。
教師はその「空気の共同体」の加担者になります。
親も期待できない場合だってあるんですよ。
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◆写真週刊誌、芸能週刊誌等、芸能人の誹謗中傷等やり放題です。おぎやはぎの件はお笑い芸ですが、それをわからないネット住民は他人を吊るし上げることに快感を覚えるようです。日本の自衛隊、韓国の軍隊にも内部のイジメはあります。確かに命の大切さ、尊さを理解できる人間は、増えると思いますが…。
(東京都・42歳男性・介護職員)
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集団で誰かを吊し上げたいという欲望が、今の日本には渦巻いていますからね。
特にネットでは「匿名」でリンチに加担できるのですから卑怯者が多くなりましたね。
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◆皆さんの話を聞いて、昔からいじめはありましたが、昔はいじめというより、からかい半分という経験はほとんどの方があると思います。私の長女(現大学3年)が中1の終り頃に、いじめが原因で自室で首つり自殺をした男の子がいました。女の子に体育着をゴミ箱に捨てられたり、友達に死んじゃえと言われ自殺してしまいましたが、その当時は、今の子は精神的に弱いと思っていましたが、今は自殺する勇気があるならなんとか解決できなかったのかと思います。学校からは特に説明はなく、かくすような対応でした。今なら大変だと思います。
(埼玉県・46歳女性・会社員)
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昔のいじめは「からかい」「いじり」くらいだったかもしれません。
それでも「イジメ」の萌芽ですから芽は早く摘んだ方がいい。
今はブームのように「いじめられ自殺」を報道していますが、まだいっぱい隠された「いじめられ自殺」もあるのでしょうね。
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◆いじめについては、分析の段階はすでに終了していると思います。
今必要なのは、「ではどうしていくか」と考えることであって「昔はこうだった」と振り返ることではないと思います。昔は、倫理という感性を無意識に育める環境に日本全体があった様に感じますが、今は、感性を意識的に育てていかなければならない時代のように思います。もはや、「命が大事」と教えられることが必要なのではなく、なぜ?を教え、そこを感じる心をどう育てていくかがテーマとなると思います。
(東京都・35歳女性・看護師)
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そうです。ノスタルジーは解決になりません。レベルが違うんです。
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◆師範方や発言者の話を聞いているうちに、だんだんと日本人が中国人化しているようで恐ろしくなってしまった。
自身のプライド等を満たす為に他の人や物を攻撃するのは、まさに中国人が得意とする「指桑罵槐」ではないかと思います。
(東京都・41歳男性・会社員 /中国籍)
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日本人の中国人化、まさにそうでしょう。
子供のうちからイジメ(リンチ)がえげつなくなっています。
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◆確かにいじめは私が小学生の頃から続いていて、昔から問題視されていますが、一向になくなりません。これは小林先生の仰るように、現代の風潮にこの学校という教育システムが適合していないのではないか?とも考えることが出来ると思います。重要な視点だと思います。
(神奈川県・31歳男性・自衛官)
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問題は幸福そうな自由な学校が、ある日を境に、市民社会の法が適用されない恐怖の共同体と転化する。
それを未然に防ぐべきだと、わしは言っているのです。
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◆クラス替えや担任替えで強制的にシャッフルするというのは、私が小学生の頃からも実施されていて、多少の効果はあるのかもしれないが、いじめが始まって2-3カ月で自殺にまで追いこまれてしまうとすると、年単位で動くシステムだけでは救いきれないですね…
(東京都・38歳女性・会社員)
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6か月で、一部分だけでもシャッフルされると、児童がわかっていれば、希望が自殺を防ぎます。
この「ゴー宣道場」のシステムは、すごくよくできてますよ。
完全固定化はなく、流動性を持たせ、「公共心」を育むシステムになってます。
毎回はがきで参加するのに、門弟にならない人。
ときどきはがきで参加する人。
初めて参加する人。
門弟になっても、メ―リスに入らない人。
メ―リスに入っても、設営隊は志願制です。
それで顔なじみはできるし、道場以外の日に交流もあるようです。
ストレスを感じたら、去ればいいし。
自分の意欲、協調性、事情に合わせればいい共同体で、それでもストレスを感じたら最後には逃げるのも自由。
自分の野心のために、きちんと礼を言って、卒業した者もいます。
「大人だから」ときっと言うでしょうが、子供は大人よりもストレスに強いなんてことはありません。
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◆小林師範の学校のクラスを固定化せず流動させるという意見は自分の体験に照らしてみて、効果に疑問が湧きました。自分が小学生のとき、3年と5年でクラス替え、先生替えがありましたが、それでも目をつけられたので、学校をやめる方が一番効果的だと思います。
(東京都・34歳男性・会社員)
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もっときめ細かいシステムを言ってるのに、わかってないな。
辞めるのも否定しないよ。
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◆小林先生が提案された、小中高校におけるクラスの流動化については、いじめ対策に対しては、非常に効果があると賛成する。一方で、子供達が社会に出てから耐えうるかという不安も感じました、(会社という組織は、かなり閉鎖的なコミュニティである為、それまでにある程度の耐性は養っておく必要があるとも考えられます)
(神奈川県・32歳男性・会社員)
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一般社会の共同体の縮図が、小学校の共同体というのは、嘘です。
市民社会には法が適用されますが、学校は無法地帯です。
だから警察が入るしかないほどのリンチ殺人が行われている!
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◆私が住んでいたスリランカでは葬式のとき、遺体をテーブルの上に載せ、参列者全員に見えるようにします。正直言って怖かったけれども、死を身近に感じる良い機会だったと思います。お香典という制度がないので、村中の人が来ます。
(東京都・49歳女性・作業療法士)
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いじめ殺した同級生の死体を見て、笑っていたという話もあるからなあ。
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◆空気に流されない事は難しい事だと思うし、空気に流されていじめにカタンしてしまった事があるから、やっぱり難しいと思った。
小学校の時の6年生の担任の先生はふつうの先生ではなくて、クラスの人が学校にきて楽しくなるようにしてくれた。でも、その事で他クラスには色々言われてしまっていたけれど、それだけ私たちの事を考えてくれていた事が分かった。
自分が知らなかったイジメにつながる事を聞いていて、学べたし今までと考え方が少し変わったりしたし、どうして起こってしまうのか考える時間がふえた。会場に居る色々な人がそれぞれ違う意見で、聞いていて良い話が聞けて良かった。
(東京都・13歳女性・中学生)
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13歳の中学生が「どうして起こってしまうのか考える時間がふえた。」と書いてくれた。
わざわざ参加してくれて、真面目に聞いてくれたんだ。
かっわいいなぁーーーーーーーーーっ?
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◆空気による秩序、倫理による秩序、この対比にいつも悩み、考えながら日々の現場での言動、行動を決定している。今は職場でも「倫理による秩序」を優先し、行動するので、無視や疎まれるのをよくかんじるし、自己保身を良く考えろとも、上司に言われる。社会的な死を覚悟して、発言を続けるのか? 戦い方を変えるのか? 空気による秩序におもねるのか? 学校のいじり程度はすまないイジメ、差別、バランスの取り方の難しさを社会ではビシビシ体験する。
(埼玉県・30歳男性・会社員)
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やっぱり自分の周囲しか見えないのかなあ?
「学校のいじり程度ではすまないイジメ」?
今の学校のイジメはいじり程度ではないと、あんなに説明したのになあ。
リンチ・脅迫という「犯罪」が平然と行われ、教師もそれに加担していているんだぞ。
学校のイジメとは、直接的・肉体的暴力、集団リンチ、カネを奪う恐喝、精神を恐怖に陥れる言葉の暴力のことです。
これ以上のことがあなたの会社で行われているのなら、警察に訴えなさい。
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◆3人娘ですが、小4の末娘以外は何度かビンタしました。ひょっとしたら、末娘が今まだ相手してくれるので、かわいくてたたいていないのかもしれません。いやまずまちがいない(笑)。
システムの再構築という視点は、なるほどと感じました。最後のIさんのお話は、親の立場の素晴らしい御意見でした。最後のとりでとなれる親でもありたいと思います。
(神奈川県・49歳男性・会社員)
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雅子さまはよくやったよ。
自称保守派は全然わかってないけどね。
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◆師範の方々による総括的なお話で、今回の議論がまとまって良かったと思います。最後に発言された女性の「学校を絶対視しない」という意見はイジメに苦しんでいる子どもたちに勇気を与える事ができると思いました。
(東京都・40歳男性・医師)
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そうですね。
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◆いじめられたら、学校に行かない選択すばらしいです。しかし学校でいじめられ、家にも居場所がない子供はいます。そんな子が自殺をえらんでいることも多いのではないかと思います。「どこにも」行き場のない子供をどうしたら守れるのでしょうか。答えは出ません。私自身、親に愛されず絶縁して生きてきましたが、よくサバイブできたなあと思います。
いじめられてつらい小学生のとき、「死んだらお父さんお母さんかわいそうと思ってくれるかな。苦しいことわかってくれるかな」と考えていました。
(栃木県・36歳女性・サービス業)
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親に愛されず、絶縁して生きてきたのか。
本当にえらいね。
「どこにも」行き場のない子供をどうしたら守れるか?
そのためにわしはシステムを考え直すべきだと言ったのです。
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◆クラスメートが自殺に追い込まれても平然としている、それどころか喜んでいるという話、自分達はなんだかとんでもない時代に生きているのだなあと思います。こんな世の中で強い個を保ちながら、いかにして、真っ当に生きていくかということを考えてしまいます。
(東京都・33歳男性・会社員)
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付和雷同は恐いよ。
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◆よしりん師範の「講演で命の大切さを伝えようとしたジャーナリストが子供達ににらまれた話」は衝撃を受けました。他人の助言や忠告を全く受け入れられない程、子供の世界にまで利己的な空気が広まっているのは、恐ろしいとしか言えません。大人社会の悪い意味での反映なのでしょうか。
よしりんの「戦後生まれの教師は皆腑抜けじゃないか」の発言には、かつて教職課程にいた者として、苦笑せざるを得ませんでした。大学の講義では教員としての訓練や実績を積む場はほとんど無く4週間の教育実習さえこなせば免許が取れてしまう実態です。堀辺師範の発言もあった様に、師範学校を出た方にかなう訳もありません。私は教育現場に少々立ったこともありますが、教育より子供の人権(=子供が主役)で、何事も優先される実態に、どうにもならない思いがあり、辞めた経験があります。ふぬけといわれればそれまでですが、どうしても教育現場の緩すぎる「空気」がなくならない限り、いじめ問題が解決されるすべは出て来ないのではないかと思いました。
(群馬県・32歳男性・アルバイト)
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そうですか。
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◆S36生まれの自分が想像もできないような、非情な陰湿なイジメが行われていることに愕然としました。師範方が仰られていたように当時のイジメは「イジリ」でしたし、死へ追い込むなどありえませんでした。死に対する捉え方も含め、教育システム、教師も発想を変える必要があると思います。
優れた教師を育てていく我々の責任、教師への期待とともに信頼することの大切さもあらためて感じました。一番はいじめられている当事者の気持ちを代弁された小林先生の言葉です。親に心配させたくないと学校に行く勇気、いじめられている自分への悔しさとプライド。とてもハッとさせられました。
社会環境や子どもが育つ場そのものが大きく変化しているにもかかわらず、教育・学校システムがこれまでのやり方を踏襲していることを考え直すべきだと思います。イジメを単なる事件としてではなく、教育を受ける子どもたちとシステムとのミスマッチから生じた、重大な弊害として、小林先生がご提案されたような改革に取り組むべきだと思います。確かフィンランドでは学年を越えたクラス編成により実績を上げていました。
(茨城県・51歳男性・会社員)
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自分の子が自殺するまでわからんのかね?この日本の大人は?
そしてそのような不幸な子は必ず少数者だから、人はいつか忘れるのよね。
これで終了です。
次回「ゴー宣道場」は9月16日です。
これには本当にたくさん参加してください。
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第28回 マスゴミとネトゴミといじめ
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