ゴー宣DOJO

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第85回 2019/11/10(日)14:00

テーマ:「九州は男尊女卑か?」

  • 第85回「九州ゴー宣道場」アンケート回答

    11月10日(日曜)福岡で「九州ゴー宣道場」が開催された。 テーマは「九州は男尊女卑か?」という挑発的なもので、課題図書『泥にまみれて』も参考にされ、男女平等・男尊女卑の問題を、「私」から「公」まで、伸縮自在に議論する道場となった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆所々、笑いを交えて、話を進めてくれて飽きることなく話しを聞くことが出来ました。 女王・卑弥呼の話、納得。やはり愛子さまに期待。 女性を担ぐことが日本に合っているとの考えに共感しました。 (福岡県・48歳男性・農業) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日本に「男系主義」が入ってきたのは、シナの文化に影響されたせいに間違いないよ。 卑弥呼の時代にはなかったものだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆小林先生の福岡での話がおもしろかった。 私もずっと九州で過ごしているが、育った環境や、暮らす場所によって左右される問題でもあるのかなと思った。 男尊女卑でもいろんな形があるなと知った。 もくれんさんが最後に話された明治時代の皇室典範の議論の話がとてもおどろいたが、時代に関わりなく良識的な方はいらっしゃるのだなと思った。 (福岡県・44歳女性・主婦) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 明治時代は開明的な知識人が女性・女系でも構わないと唱えるが、むしろ国民の間にまだ男尊女卑の感覚が残っていて、妾も普通にいた。 今はもう国民の間の常識としては、男尊女卑はかなり薄れ、国会議員や右派言論人の間で、無意識の男尊女卑が残存している。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆九州では、男を立てるという文化はあれど、男が上という感覚はあまりないように感じます。 小林先生の言うところの役割分担(男に給仕されたくない等)がはっきりしており、男女とも納得しているところがあるのではないでしょうか。 ただ役割分担=差別という考えの人もいると思うので、その辺を掘り下げて考えてみたいと思いました。 (福岡県・48歳男性・弁護士) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ わしもそうではないかなと思うのだけれど、佐賀の公務員で女の上司は良くないという人もいたのでね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆もはや“女性を幸せにしたい”という感覚すらも女性を上から見ている状態なのだろうかと考えました。 (福岡県・42歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「あなたの娘さんに幸せにしてもらいたい」と両親に言える男はいないだろうな。 結婚を認めてもらえなくなるもんね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆小林先生や師範の方の経験に裏打ちされた話は大変面白かった。 小林先生は、本当に女性にめぐまれていると思います。 最後の方で、泉美さんが紹介された、明治時代の女帝の話や議論は、世の中に知られるべきと思いました。 男尊女卑の感覚、特に男系男子を推す人達の頭がいかに固いか、そして、現代の議論がいかに劣化しているかが、実によく分かる話と思いました。 (福岡県・42歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 人間は進歩しないね。劣化しているよね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆小林師範の「男女の問題を考えることは、どれだけ自分を客観視できるかにかかっている」という言葉が胸に刺さります。 自分も無意識に言動に出ていそうです。 (埼玉県・42歳男性・司法書士) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 人は無意識にヤバいことばっかり言ってるからね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆課題図書の指定と読了により、「男女の情緒」並びに「文学の必要性」を再認識いたしました。 それでも『泥にまみれて』は果たして傑作なのか怪作なのかという判断は難しいところでした。 よしりん先生の朗読が面白く感じられたことも一因ではありました。 もうちょっと経てば教訓を導き出せるかもしれないのかなという点でも有意義な議論でした。 (滋賀県・39歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 見事な感想だなあ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆女性は愛されていると考えれば、自由を失ってもそれでよいと考えているが、実はどれいであるということに気づいていないという先生の話はとても心に残りました。 これは男においても同じで、自身を客観視してどこかで何かにしばられていないか?と考えることは重要であると思いました。 (福岡県・41歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 香港人もいつか中国人のように、自由を失ってる苦痛に気づかなくなる日が来るかもしれないからね。 今の日本の護憲派もアメリカの属国人で満足な人達ですから。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆“男尊女卑”というテーマと、競争社会、格差社会が密接にかかわっていることが良く分かりました。 ドレイの幸福の呪縛は、女性に限らず、むしろ男の方がキツく、それにしばられている気がしました。 今は厳しすぎる社会かも知れませんが、男も女も「自立」を考えていかないと、ますます“泥にまみれる”ようになってしまうと思いました。 ※山尾氏を立てる“猛獣”に大ウケでした(笑) (広島県・48歳男性・技術士) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 経済的に自立できれば、男に依存しなくていいのだし、軍事的に自立すれば、米国に依存しなくていいのだよ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆「アナ雪」があの内容になったのは、女性スタッフの意見を多く取り入れたからと言われていますが、でもそのやり方を採用したジョン・ラセターは、セクハラでディズニーを辞めていたりするので、簡単じゃないなと思います。 町作りの構成から考えないといけなくて、それは政治にしかできないというお話がありましたが、男系固執保守が明治よりも男尊女卑がキツイのは「この国をどうするか、どうしたいのか?」の思考がないからだなと感じました。 (東京都・41歳男性・CGデザイナー) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 理屈で分かっていても、無意識にセクハラしてる男もいるのだろう。客観性がないから。 国家ビジョンが全くないから、新自由主義やグローバリズムに流されてしまう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆子育てが競争社会で不利になる、これでは少子化が止められないと思いました。 共同体を再生して子供が増えた地域を私もテレビで見ました。 不可能ではないと希望を持ちたいです。 (新潟県・48歳女性・パート職員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 少子化は共同体の再生なしでは止められない。 そこから国家ビジョンを考えるしかないのだが、自称保守も、リベラル左翼も、国会議員も、誰もそれを考えないからね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆早めに来てサイン本を手に入れることができただけでも大満足です。 また、先生の絵コンテを拝見することもできて大変うれしく思います。 ものすごく字も丁寧に書かれていて驚きました。 絵がキレイな方は字もキレイなんだなと思いました。 ゴー宣道場には妻も来てもいいと言ってくれるのですが、子どもがいるため参加できませんでした。 託児所はムリと思いますが、会場内を小さい子がウロウロしているのがよい雰囲気の会があってもいいのかなとも思いました。 保安上の問題があるからこれも難しいですね。 (大分県・42歳男性・スクールカウンセラー) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 子供は連れてきて構わないよ。子供が前の方の席でくーくー寝てることもあったし、赤ちゃんならぐずったときだけ部屋を出てロビーであやしたりしながら、参加している母親もいたからな。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆国内で最も良質な議論の場だと思っております。  “良き観客の立場”で、応援させて頂きます。 (大阪府・49歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ありがとう。嬉しい評価だ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆新自由主義からの社会構造が、極めて身近な問題に直結することがよくわかった。 国際競争力を高める反面、コミュニティを崩壊させ、少子化にも直結する構造であると感じた。 (福岡県・22歳男性・大学生) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 資本の暴走を自由化すると、一部の強者が富を総取りして、全体としては底辺への競争になっていくというのは、馬鹿でも分かると思っていたが、まだ気づかない馬鹿が圧倒的多数なんだから脱力するよ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆いつもネットで観てますが、やはり生は迫力があって熱量を感じられて、最高です! 最後に笹さんから、ゴー宣道場に参加する事が皇統問題の手助けになると聞いてうれしかったです。 (鹿児島県・55歳男性・自営) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「ゴー宣道場」という天皇の支持者、公の支持者が増えることが、世の中を変える原動力になる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆日本の女性の社会進出度は下から数えた方が早いくらい低い順位で、実際女性が出世することが少なく、当の女性も社会や政治に目を向けていない様で悲観的になりがちですが、女性天皇・女系天皇に賛成する世論が8割程もあるので希望はまだ全然あると思います。 小林先生が仰っていた様に愛子様が天皇になる事が出来れば、日本の情勢もガラリと変わると信じています。 (福岡県・34歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 愛子さまが天皇になれば、日本の女性の地位向上は約束される。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆「『男だから』『女だから』こうあるべき」であったり「『ずっとこうだったから』そのままでいい、または変えなくては」のような極端な考えだけで物事を判断していくと、どんどんかたよった方向に寄った、多くの人が困ってしまうような結果になる可能性がとても高いのだろうなと思いました。 (佐賀県・17歳女性・高校生) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ その通り。バランス感覚こそが保守であり、右にも左にも極端に振れないことが大事です。  
  • 第85回 語らいタイム

  • 第85回 九州は男尊女卑か?

11月10日(日曜)、福岡で開催する「九州ゴー宣道場」は、「九州は男尊女卑か?」というテーマで開催する。
これは決して九州の風土だけを問題にする議論ではない。

ケネス・ルオフ氏が言っていたが、君主が「男系」しかダメというのはサウジアラビアとヨルダンくらいだそうだ。
このテーマは「女性・女系天皇」を忌避する自称保守の感覚にモロ繋がっているのだ!

子供がいる夫婦の家事分担率で、日本の男性は18.3%、
日本は世界一「夫が家事をしない」国なのだ!
ちなみにスウェーデンは42.7%、アメリカは37.1%、なんと儒教の国・韓国が25.8%で、日本は韓国にすら負けている。

日本は異常なまでに男尊女卑の国なのか?
中でも九州は男尊女卑だと昔から言われているので、男女差の議論をやるのは相応しいと思う。

これは「慰安婦問題」にも繋がるし、「女性の人権」や、「フェミニズム」の問題にも繋がるし、「セクハラ」「産休・育休」の問題にも繋がるし、「ポリコレ」の問題にも繋がる。
わしが『ゴー宣』で描いている「レイプ」の問題にも大いにつながる。

博多祇園山笠では「胡瓜と女」は禁忌であり、女は不浄だから「女人断ち」しなければならない。
その地で男女差の議論を行なうのは、サウジアラビアで男尊女卑の議論を行うことと同じくらい危険である。

九州各地の女性、本州からの女性も駆けつけて、その女性目当てで、男性もガンガン応募してくれ。
応募締め切りは10月30日(水曜)。
もうあと1週間程度しかない!
急げ!大急ぎだ!

 

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