ゴー宣DOJO

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第83回 2019/8/4(日)14:00

テーマ:「皇室と憲法における平和主義」

  • 第83回「ゴー宣道場」アンケート回答

    8月4日(日曜)田原総一朗氏をゲストに迎え、第83回「ゴー宣道場」が開催された。 「皇室と憲法における平和主義」というテーマがちゃんとあったのだが、全く無意味だった。 ちゃんとそこに向かうように、わしの頭の中には構想があったのだが、「公論」から遠く離れ、ブラックホールに吸い込まれる周辺の星やガスのように、ただ制御不能の混沌・カオスが拡がっていくばかりだった。 参加者が書いてくれたアンケートの記述を、わしからの簡単な回答を添えて、紹介する。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆一部かみ合わない議論もありましたが、大変熱い討論でした。 倉持先生が、田原氏の暴走していきそうな飛躍を見事に元の話題に戻されていて「おー伏線回収」とか思っていました。 政治家は何も考えていない、主体性が無い、などの発言をお聞きして絶望的になりました。 (京都府・44歳男性・自営業) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ わしは議論にもならないカオス状態に、絶望的になりました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆田原さんの分析を色々お聞きしましたが、TVと変わりなく面白かったです。 平和と憲法の話はどっかに言ってしまったが、それもまた楽しかったです(こうなるのはわかっていた)。 ただ、お話の内容はステレオタイプ的、いわゆる昭和TV時代的な歴史証言となっており、将来にどう活かすかは、私達が考えなくてはならないと思いました。 (東京都・54歳男性) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 面白かったのなら良かったです。 わしだけが暗闇の中を彷徨っていたのですね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆田原氏の政府・政界への影響力が大きいことはテレビ等で良く知っていたが、ゴー宣道場の目指す方向と大部違うのでは?と思いました。 日本のこれからの立ち位置とかの話、聞きたかったです。 (東京都・48歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「ゴー宣道場」は「公論」を目指します。 価値紊乱の自由ではなく、価値の順列を考えた上での、自由を担保する秩序を目指します。 分かっていただけますでしょうか?はい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆安倍が素直な人だったら何故日本は良くならないのだろう。 (神奈川県・21歳男性・建設管理) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ まことに仰る通りで、きっと田原総一朗に対して素直だからマズいんじゃないでしょうか?はい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆田原氏はキャラとしては好きなのではあるが、やはりクラブ「田原」の「ママ」なんだなと思ってしまう。 ある意味「危険でない」ため安心して「裏話」を政治家はするのだと思う。 小林氏が「クラブ」的、「論壇」的なものは嫌いだから「合わない(笑)」と思う。 但し「場」を作れるから存在意義はある。 (東京都・55歳男性・タクシードライバー) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ この人本当に凄いですね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆田原さんは政界に顔がきく、のかもしれないが、本当に本心、本音で話をされているのかギモン…昔はひょっとしたら影響力があったかもしれないが、ただの自慢話したいだけの老人にしか見えなかった。 田原さんは来なくていい。 (神奈川県・46歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ いやいやいや・・そこまで辛らつに言い切らなくても。 「ゴー宣道場」の参加者は本当に容赦ない人いますからね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆〈第一部〉今回田原さんがいらっしゃるという事でとても楽しみにしてましたが、主張したい事が良くわからず、少し残念でした。 〈第二部〉質問の内容が濃く、先生方のお話もとてもためになる事ばかりで、良かったと思います。 (神奈川県・女性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 困ったなあ。困ったなあ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆生ける伝説と言われるだけあって、高齢にも関わらず生命力にあふれていました。 ただ、お話を聞いているとジャーナリストというより政治運動家のほうがしっくりくると感じました。 あと、自分しか知らないような情報を開陳して人脈を自慢しているようにも見えました。 (東京都・41歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あぎゃ~~~~~~。もうどうしたらいいの? 生命力はあるぞ―――――! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆連合が、消費税の代わりに法人税を増やす事に反対するだろうと言っていたが、グローバルの 日本企業に勤める身として個人的にはそのような考えはない。 労働分配率を上げない(下げる方向)の現状を良いとは思わないし、株主・経営層の利益にしかならないと考える。 (東京都・44歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ おお、公心を持つ人が現れた。一服の清涼剤だな。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆国民性について気になったのが、主権国家という形をとっていく以上、新自由主義はやはり不可能だと思います。 なぜなら、新自由主義では、宗教の妥協を受け入れることが出来ないイスラム圏の人々にとっては死刑宣告に等しく、公共性の多様性を受け入れないという点において必ず反対を主張するマイノリティが生まれるであろうということです。 (神奈川県・19歳男性・学生) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ なんて頭がいいんだ、この若者は! カオスから脱出するひとすじの光を見た! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆先生方が、表現の自由についてとても、むずかしいと言ってた。 たしかに、表現の自由のバランスを取るのもむずかしいのかもしれないと思った。 (東京都・13歳男性・学生) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 真面目に考えている子もいるんだよね。 中国や北朝鮮を見れば、表現の自由はできる限り大きく認めたいね、わしは。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆皇位継承問題で、安田さんが言っていた「今こそ女性が立ち上がる時」という言葉にとてもしっくりしました。 たしかに、問題を進めるのはおじさんなので、安田さんを応えんしたいです。 初めてでしたが、とても良いゴー宣道場でした。 (長野県・13歳女性・中学生) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 初めてか。普段はもっとためになるから、また来てね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆立憲的改憲について与党に推してゆくのはよい考えだと思うし、それをできなくて政権ひはんに終始する立憲民主党はあまり必要ない。 ネット戦略によって若者などの新規かいたくは必要だと思う。 (神奈川県・14歳男性・学生) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ うひゃ~~~~。 立憲民主党、14歳からこんなに言われちゃったよ。 わしはネットが超苦手だし、スタッフも忙しすぎてなあ。耳が痛いです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆ライブビューイングの質問参加態勢がすごく良いと思うので今後充実して行けばと思います。 (兵庫県・46歳男性・自衛官) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 門下生がネットを導入して勝手にやってくれるから助かるよ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆高森先生の皇統問題の話で「前例の無い時代に既になっているんだ」という話が印象的でした。 国民性に逃げる事なく、当事者として、真正面から考える事ができたらと思いました。 3年ぶりぐらいに参加する事ができましたが、地方の方々、設営隊のみなさんが楽しそうにイキイキしていて、すごく良いなと思いました。 (千葉県・36歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 設営隊は本当に凄いよ。 警備のメンバーの責任感はまたもの凄いよ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆田原氏は、自主独立派ではないと思いました。 熱く語るが、自らの考えをもっとはっきり言ってほしかったです。 「戦争論争戦」も以前、読みましたが、なんだかんだ言っても、田原氏は、朝日的左翼で一貫しているのかなと思いました。 意外だったのは、満州事変などの経緯は、日本からの見方を示したこと、参考になりました。 ただ、総じて自分の考えは、はっきり示さないなと思いました。 枝野氏の回も、同じような感じでしたが… (静岡県・57歳男性・自営) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ クールですなぁ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆〈第一部〉田原さんが「今の自民党の中堅と幹部は何も考えていない」と言っていたが、田原氏は、いつも現状を強く割り切って、情熱的に語るが、根本的には非常にニヒリストだ。 同じく「安倍首相は素直な性格だ」とも言っていた。 昔から、田原氏は社会問題の根本原因について回答する弁は、素朴すぎる話をされるが、この点については同じだなと感じた。 〈第二部〉「歴史的文脈から外して、女系と個人的に考えている」とのゲストコメントでした。 おそらく歴史的にも女系が正統性があることを気にされていないのかなと感じた。 男女平等の感覚のみで主張されると議論の際に負けてしまうので、歴史的な文脈からも意識を深めて頂けたらと感じた。 〈全体に〉異なるタイプ、キャリアのお二人のゲストを呼んで頂いた回でした。 小林先生が、議論を深めようと難渋されている様子が印象的でした。 でも、改めて感じたのですが、ゴー宣道場の師範は、特別にレベルが高い方々の集まりであり、これを毎回小林先生を中心に盛り上げているわけで、自分(参加者)がいかに贅沢で異常に濃密な時間を過ごさせて頂いているか、再発見した回でした。 (兵庫県・44歳男性・弁護士) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ この人も凄いなあ。参加者のレベルが高いんだよなあ。 思想的な立場が違っても、井上達夫氏やケネス・ルオフ氏のような人となら、議論がお互いの思想を刺激しつつ、深めつつ、回転していくのだがなあ。 今回のアンケート回答は以上です。 10月20日のケネス・ルオフ氏をゲストに迎える「ゴー宣道場」に期待してください。  
  • 第83回 皇室と憲法における平和主義

  • 第83回 語らいタイム

8月4日(日曜)開催の「ゴー宣道場」は「皇室と憲法における平和主義」と題して、ゲストに田原総一朗氏を迎えて議論する。
なにしろすでに生きる伝説と化したジャーナリスト・司会者の登場だが、「平和主義」とは何なのかを徹底的に論じ合いたい。

昭和天皇は平和主義者だったのか?
ならば戦争責任はなかったのか?
なぜ戦後どこかの時点で、退位されなかったのか?

上皇陛下は戦争の反省を使命として慰霊の旅をなさったのか?
それは国政に関わる行為にならないか?
日本国として大東亜戦争を反省することにならないか?

現憲法は本当に平和主義なのか?
沖縄基地は米軍の兵站ではないのか?
イージス・アショアは米国を守るためではないのか?

イラク戦争の反省をなぜ日本人はしないのか?
イラン戦争が勃発したら、日本はどうなるのか?
言論は戦争を防ぐことができるのか?
ジャーナリズムは権力の監視になっているのか?
このような議題について、田原氏と議論したい。

ただし、田原氏の体調などにも考慮して、今回は第一部をぶっ通しで2時間の出演にしていただき、帰っていただく。
第二部はそれを受けての質疑応答になるが、師範だけでそれを受けて議論を進める。

参加希望の応募締め切りは7月24日(水曜)である。
予測不能の田原総一朗氏との討論に参加せよ!

 

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