ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2014.12.25 04:23

マッサンは自虐史観


「マッサン」でウイスキーをブレンドで作る話は面白かった。

 

しかしあの時代に西洋では男女平等で、日本は男尊女卑で、

西洋よりはるかに遅れていたと描くのは行き過ぎた自虐史観だ。

西洋でも男尊女卑だったのは当たり前だ。

 

それでいて、主人公が夢見る坊やみたいに非現実的で、

白人妻が夫に母親のように接する様子が、あまりにも日本的

な男女観なのだから笑ってしまう。

 

このドラマの長所は、ウイスキーが飲みたくなるというのが、

一番大きい。

ウイスキーにもっとこだわらなきゃな。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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