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小林よしのり
2014.12.9 07:20小林よしのりライジング

作家のコンテンツを楽しむアイデアは「表現」


ライジング・コメント欄で、今年のライジング流行語大賞や、

泉美神話の人気投票をやるというイベントは、                         

疑似友情などではない。

 

それは外部から見ても、異常でもなんでもなく、単に読者が

コンテンツを楽しんでいるという印象になるだけのことだ。

 

感情の「表出」は醜いが、読者が作家のコンテンツを利用して

遊ぶのは、コミケみたいなものだ。

作品をより楽しむという目的があるのなら、それは「表現」

であって、「表現」の幅は広がった方がいい、

 

「表現」は大いに楽しみたまえ。

「表出」は気色悪いからやめたまえ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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