『新戦争論１』の描き直しを命じた章の絵がすごく良くなった。
第１章と第14章と最終章は、特に絵で見せるべき物語性の
強い章なので、これで全部完璧になった。
余は満足じゃ。
あとは売れようと売れまいと知ったことじゃないと言ったら、
幻冬舎に悪いが、17年前とは状況が全然変わったので、
運を天に任すしかない。
まだ描きたいテーマの積み残しがあるから、『新戦争論２』を
描けるくらいの売り上げにはなってほしい。
そして『大東亜論』を締め切りまでに終えると、ミシュラン
星付きのレストランでの打ち上げが待っている。
予約が難しい富裕層向けの店なので、スタッフは〆切が
ずれ込まないように頑張れ。
昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」（光文社）にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」（扶桑社）にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」（幻冬舎）にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。
