切通理作氏の『本多猪四郎』を読んでいるが、
「第四章 東宝自衛隊」から突然面白くなってきた。
黒沢明の『夢』の「軍隊の夢」に関わっていたのか。
もう一度見なきゃならん。
「第五章 大日本帝国軍人・本多猪四郎」になると2・26事件の
昭和天皇への評価の話が出てくるわ、伊藤佳一の名が出てくるわ、
なんと本多猪四郎が慰安所の管理をしていたことが出てくる。
そのときの回想が実にリアルで、まったく凄い。
戦争になると今のわしの仕事に直結するから、ためになる記述の
宝庫だ。
よっしゃ、先を読むぞ!