7月―9月期のGDP速報値はマイナス0・4%で、年率換算
マイナス1・6%だった。
二期連続のマイナス成長で、4-6月期の反動減の時期より
マイナスになり、消費増税前より悪化している。
今は住宅ローンが安いのに、住宅投資もマイナスになっている。
金融緩和でカネがじゃぶじゃぶなのに、企業の設備投資も
減り続けている。
将来不安でモノを作る活力も企業にない。
衝撃的な結果だと経済評論家が驚いている。
グローバリズムの中で、高度経済成長の夢を見ても、
決して大企業の収益は一般人にはトリクルダウンしてこないと、
口が酸っぱくなるほど言い続けているわしだが、人々が耳に
タコが出来ても言い続けるしかない。
愚民には5万回言わなきゃ気付かない。
しかし、今度こそようやく国民は気づくのだろうか?
「アベノミクスは幻想である」と。
それとも選挙戦になったら、「またデフレに戻りたいのか?」
と連呼する自民党に、性懲りもなくまた騙されるのだろうか?