SAPIO11月号の『大東亜論』(11月4日発売)で急激に
ボルテージが上がったので、その熱気を維持するべく、
12月号のコンテも練りに練った。
そして史実の物語化をするときの遠慮がようやく消滅、
自由に描けるコツを掴んだように思う。
今後はこのテンションを維持したまま、クライマックスまで
走り抜けたい。
今からコンテに絵を入れるが、チェックアウトまでに、どこまで
入れられるかだ。
ひょっとすると『大東亜論』は、『東大一直線』や
『おぼっちゃまくん』に続く、わしの創作漫画の代表作に
なるかもしれない。
政治思想評論漫画としては『ゴーマニズム宣言』で全く新しい
漫画の可能性を拓いたし、『戦争論』『天皇論』などの
シリーズも、わしの代表作である。
ノンフィクションからフィクションへの移行を考えていたが、
両方面から名作を出し続けるということも可能なようだ。




















