ゴー宣DOJO

BLOGブログ
小林よしのり
2014.10.18 12:25日々の出来事

スタッフと仕事の話


美容室に行って髪を切った。

髪のこしが弱くなって以前のように自然なウェーブで

まとまらない。

ドライヤーで乾かすのがめんどくさい。

ジェルはベタベタして嫌いだから、さらさらして、

一発で髪をまとめる整髪料はないのか、等々、美容師に

相談した。

歳をとると毛穴が開くから髪が倒れるのだと聞き、がっかり。

これからは頭に力入れて、毛穴を閉める訓練をしよう。

 

財布とキーケースの入ったカバンを守ってもらうために、

秘書に付いてきてもらい、昼食はガイドブックで紹介されて

いるので以前から気になっていた店で、ピザを食ったが失敗。

不味かった。

 

仕事場に行って、スタッフと仕事の話をするが、チーフ広井

から『大東亜論』は1ページあたりのコマ数が多いし、

群像劇でキャラクターが多くて、時代背景もあって、

絵に時間がかかるから、そこを考えてくれと言われる。

確かにその通りだろう。よくわかる。

 

だからと言って『ゴー宣Special』の発売を遅らせるわけには

いかない。

ポカQもこれがバクチであって、そろそろ元手を取り返さねば

ならないということは、わかっているようだ。

ポカQは、あんまとサイコロ賭博で食ってる座頭市の心境を

例に話せば、なんとか理解する。

そういう奴なんだ。

 

『ゴー宣Special』は来週中に、全体のチェック・修正及び

描き足しと、最終章のコンテを終わらせなければならない。

わしにとっては来週が正念場だ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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