古市憲寿氏がツイッターで、また正直すぎる非常識な発言をして
炎上している。
「テレビで中学生くらいの子たちが合唱してるんだけど、
顔の造形がありありとわかって辛いから、子供たちももっと
みんなメイクしたり、髪型や髪の色をばらばらにしたほうがよい
と思う」
「属人性から解放されたはずの近代社会で、見た目に関しては
生まれたままの姿を変えるべきではないという規範がなぜ強いの
かは昔から疑問に思っていること。韓国など一部の地域を除き、
なぜ整形が一般的にならないのか」
徹底した近代主義者だ。
わしはミス云々とも、それ以上の美人とも付き合ったことが
あるが、顔の造形だけでは愛おしさは育たないということが
60年の人生でわかった。
不細工は整形すればいいという感覚が合理的なようでいて、
実は非合理だったりする。
だがわしは整形を全否定しない。
特殊な人たちにはその選択もアリと考える。
しかし古市氏が、安倍政権の女性閣僚を「妖怪」と言ったのは、
顔の造形のことだったのか?
この近代合理主義では、やはり国家は道具としか思えないだろう。
昔はわしもこうだったような気がする。
宇野氏の言う「国家は弱者のためのもの」というのも、正しいの
だが、一面的だ。
そして昔のわしの考え方でもある。
若いっていいね。
君たちが60歳を超えても、わしのように全能感を持ったままで
いられるか見たいものだが、わしは生きてないからな。