第2次安倍改造内閣が発足。
閣僚の顔触れを見ると、厚生労働大臣に安倍首相の“お友達”塩崎恭久氏の名前が。これは、要注意。
かねて、塩崎氏は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の「改革」にすこぶる熱心。
要は、国民の老後を支えるべき年金資金を、リスクも顧みず、国内株式の買い入れにじゃぶじゃぶ突っ込んで、目先の株価を吊り上げ、安倍政権の経済政策が上手くいっているかの如く見せかけよう(それによって政権の支持率も吊り上げよう)、という極めて“筋の悪い”話。
それをやりたくて仕方がなかった人物を、ドンピシャリその担当大臣に据えたことになる。これは何より安倍首相自身が、年金資金による株価吊り上げという邪道の“禁じ手”を、本気でやろうとしていることを意味する。
これは相当ヤバい。
昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。 「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。 現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。 ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。 主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。
第127回 令和8年 1/11 SUN 14:00~17:00
テーマ: ゴー宣DOJO「新春 女はつらいよ」