NHK朝ドラの「花子とアン」を見ていたら、自分の中に余計な
中途半端な知識があるから、違和感がいっぱい出てきて、
とうとう脳内大混乱を起こしてしまった。
あの時代に「中国、中国」と言ってる時点で違和感があるのに、
龍介が吉太郎にずっと監視されていた理由が、まったく
わからないまま逮捕されてしまったので、これで視聴者は大丈夫
なのかと思ってしまう。
宮崎滔天が出てこないまま、龍介の支那との和平工作というのが、
そもそも視聴者に理解できるのかな?
ドラマの中のあの時代は、南京陥落の前なのか?あとなのか?
いや、史実とドラマはやっぱり別なんだ。
あれはドラマとして、人間関係だけを見ていけばいいのだ。
でもわしが『大東亜論』を描く中で、最も難しい課題が、
あのドラマには内包されている。
だから個人的に勉強にもなるドラマである。