全国戦没者追悼式に参列しました。
天皇皇后両陛下が御臨席になると、
その佇まいを遠くから拝見するだけで、
何だか有り難さで胸がしめつけられるような
感覚になります。
本当に温もりを感じるって、こういうことを
いうのかもしれません。
正午に黙祷。
69年前のこの瞬間、
玉音放送が流れました。
あのとき、市井の人々は何を感じたのでしょうか。
兵士たちは何を思ったのでしょうか。
静謐の中、過去に思いを巡らせました。
そして、将来を思いました。
果たしてこの式典が、これからもずっと
「戦後○年」として続くだろうか、と。
式典終了後、用事ができたので
急遽、靖国神社へと向かいました。
人、人、人・・・
靖国通りでは、左翼系(?)の車輌を
追い返すため、道路封鎖していました。
デモやアジ集団は、一昨年よりは
減った印象でしたが、しかし人の多いこと。
陛下はずっと戦没者に心を寄せてこられました。
とくに広島・長崎の原爆投下日、
沖縄の慰霊の日(組織的戦闘の終了した日)、
そして8月15日。
自分の主張を声高に叫ぶのではなく、
国民の一人として、陛下にならって
静かに心を寄せる日でありたいと思います。