明日、「ゴー宣道場」の第二部で議論する「児童ポルノ禁止法」
について、次のような指摘が来てるので紹介しておく。
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今回は道場ブログで言及されていた「児童ポルノ禁止法」に
ついて明らかな事実誤認があるのではないかと思いメール
させて頂きました。
そもそも、児童ポルノ禁止法はわいせつ物を取り締まるための
法律ではなく、あくまでポルノの被写体になった児童の
人権救済を目的とした「個人法益」の法律であり、当然被害者が
存在しない漫画やアニメは規制対象ではありません。
(この事実は児童ポルノ禁止法改正案の審議における遠山議員の
答弁や付帯決議によっても確認されています)
同法は国民生活に多大な影響を与える可能性があるため、
法の趣旨をよく理解された上で慎重かつ冷静に議論して頂くよう
お願いいたします。
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何度も言うが、わしは「児童ポルノ禁止法」について詳しく
知らない。
漫画やアニメは規制対象ではないのなら、漫画家としては
その方がありがたい。
だが、児童漫画をヒットさせた漫画家としては、
児童に感謝してるし、少年少女が好きだから、複雑なのだ。
漫画だろうとアニメだろうと、児童に対する性欲を目覚めさせ、
啓蒙する表現には嫌悪感を覚える。
最近の少女誘拐監禁事件で噴出したのだが、「ゴー宣道場」の
門弟である母親から、小児性愛者は結構身近にいるという
体験談を聞き、わしは危機感を覚えた。
「被害者が存在しない漫画やアニメ」というが、加害者を育てて
いるのなら、被害者を作っていることになる。
議論することがそんなに恐いか?
「萌え絵」それ自体が犯罪者を育てているわけでもなかろうが、
ネットで「自衛官募集ポスター」と検索してみてほしい。
萌え少女キャラで「今どきの萌える就職先」って変すぎないか?
「萌え少女キャラ」に隠された意図って何だ?
議論を恐がらずに、やってみようじゃないか!