社民党が作った
集団的自衛権行使反対のポスターが
物議を醸しています。
確かに反戦左翼臭はしますが、
集団的自衛権行使によって
自衛官に戦死者が出て、
幼い遺児が残される場合がある
ということは、十分に考えて
おかなければならないことです。
ところが、自称保守はこの問題に
マトモに目を向けようとしないのです。
今日の産経新聞ではなんと1面トップで
この社民党ポスターに「反論」している
のですが、言ってることは要するに…
1.「集団的自衛権は『抑止力』だから
自衛官に戦死者は出ない!」
2.「仮に戦闘になっても、
徴兵制になどならない!」
1.の保証などは全くありませんし、
2.に至っては議論が一切噛み合ってません。
2.は要するに、
「どうせ集団的自衛権で戦争になっても、
死ぬのは覚悟して志願した自衛官だけだから、
自分たちには関係ない」
と言ってるようにしか思えません。
そもそも、覚悟して志願した自衛官なら、
戦死してもほったらかしでいいと
産経は思っているのでしょうか?
遺族の心情は考えなくていいとでも
思っているのでしょうか?
これからは自衛官に
戦死者が出る時代になる。
その時に、どうすればいいのか?
無責任にも保守が無視した
この重大かつ深刻な問題に、
答えを提示しているのは
この本だけです!
今こそ必読!!
保守も知らない靖国神社 (ベスト新書)
小林 よしのり