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小林よしのり
2014.6.26 11:30

男尊女卑は国賊の因習


ライジングの読者コメント欄に載っているrandomtrader

の報告は為になった。

やっぱり日系企業では女性社員に対するセクハラも罷り通って

いて、女性に対する評価が低く、男性優位のままらしい。

 

外資系企業は性別によるキャリアの差がなく、日系企業から

転職した女性が多く、有能な女性は日系企業の理不尽な扱い

に耐えかねて外資系に転職するという。

外資系企業はセクハラへの対抗措置や出産・育児のフォロー

が制度として整っている。

 

男尊女卑を放置する日本社会は、優秀な女性を欲していない。

男尊女卑を温存する低級で野卑な男と、それに媚びを売る

名誉男性の女しか、日本は欲していないのである。

 

そういう低劣な馬鹿が、皇統の「男系絶対固執」を主張し、

安倍政権の「コアな支持層」の基盤となっている。

 

安倍政権は「女性の地位向上」を掲げているが、

この男尊女卑社会を温存して、それが達成できるはずがない。

 

ナショナリズムの観点から言えば、「男尊女卑」それは国益を

毀損する国賊の因習なのである。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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