ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2014.6.14 15:01

ネット右翼の生みの親?


最近しばしば「ネット右翼を生み出したのは小林よしのり

ではないか」という批判を受ける。

昨日の宮台真司氏とのラジオ番組でも聴取者からそういう

質問が寄せられた。

 

実はわしは、この質問・批判が出るたびに、

内心ほくそ笑んでいる。

次の作品の動機の補強になるからだ。

 

一冊の描き下ろしを完成まで持っていくためには、

動機や情念を持続させねばならない。

今現在の誤解や忌々しさを、一冊の書物にして爆発させるのだ。

 7月発売の『保守も知らない靖国神社』(KKベスト新書)も

そうした書物である。

そして今から、左翼の言う「ネット右翼の生みの親」として
描き下ろすのは漫画作品だ。

巴里旅行記もそれに収めるが、写真をふんだんに使い、

楽しさと共に、深い洞察を込めた一本になるだろう。
大作になるので、いつかカンヅメすべきかもしれない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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