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小林よしのり
2014.5.2 10:03日々の出来事

小保方さんを石持て追う資格のある者がいるか?


小保方晴子さんバッシング事件が、まるでブーメランの

ように、権威ある科学者たちに返ってきている。

理化学研究所の調査委員5人の中から、また新たに3人、

4人の研究者の論文にコピペや画像加工などの

不正疑惑が発覚した。

 

小保方さんを不正・捏造と決めつけた連中の権威が、

次々に崩壊している。

論文に不正のない科学者を探す方が難しい様相に

なって来た。

 

週刊新潮には「「山中教授」が隠していた

「小保方的」実験ノート」という記事が載っている。

小保方さんの場合は、追跡できる生データを一般に

公開できていないので、捏造と認定されてしまった。

だが山中教授の論文も、「エラーバー」の長さが

均一で、あり得ないという疑惑を晴らすための、

生データや実験ノートが見つかっていない。

山中教授は国会で、実験ノートの記録は研究不正を

防ぐ方法なので、「ノートを出さない人は不正を

しているとみなす」とまで言っていた。

本人はものすごく恥ずかしいだろうが、論文至上主義

なら日本の科学界は崩壊することがわかった。

 

だがわしは論文や実験ノートが全てとは思わない。

仮説は実証されればOKなのだ。

小保方さんにイチャモンつける資格のある者なんか

いない!

STAP細胞も今は待つしかない。

待たずに言える事、小保方さんは泣き顔が美しい!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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