AKB48の「恋愛禁止条例」についての評論を、
わしの個人サイトで連載し続けてきた。
タダでこんなことやってるのは、スキャンダルが
「スルー」されるようになったことで、ファンの
欲求不満が暴走して、それがメンバーに向かう
ことが不健全だと思うからだ。
スキャンダルを起こしたメンバーの親も心配だろうし、
全メンバーの親御さんだって心配だろう。
この事態をどのように考えるべきかを言葉で
整理してみせることは、ファンのモヤモヤした
不満を解消することに繋がる。
少なくとも国語力のあるAKBファンはいるはずで、
思考能力があるからこそ、困惑するのだから、
そういう賢い者たちに提示したい。
明日、この連載の最終回を発表するが、
指原莉乃や松村香織のようなバラエティー向けの
キャラがいても、わしの結論は変わらない。
それは指原や松村が、AKB「なのに」とか、
アイドル「なのに」という、アイドルの絶対的な価値
を相対化して面白がられているキャラだからだ。
本物のお笑いなら吉本興業に入って、
修行した方がいい。
お笑いタレントには、恋愛禁止もないし、むしろ
世俗的な経験を積んだ方が芸の肥やしになる。
指原や松村をアイドル「なのに」キャラで
相対的に成立させているのは、実は恋愛禁止の
「不文律」を守る王道アイドルたちである。