「アンネの日記」破損事件の容疑者(36)が再逮捕された。
「一年くらい前から破り始めた」と言う。
一年も前からの犯行だったわけで、だからあんなに多くの
図書館で破損した本が見つかったわけである。
容疑者は「館内の防犯カメラに映らない場所に移動して
やった」と供述している。
精神鑑定が必要な男で、心神喪失と鑑定されれば、
責任能力なしで、刑法39条の適用となり、処罰されない。
だから実名報道が出来ないのだ。
動機については「インターネットで、「アンネの日記」は
アンネ自身が書いたものではないとするサイトを
幾つも見た。自分もアンネが書いていないと判断し、
批判するためにやった」と言っている。
やっぱりネットの中に氾濫する陰謀論に嵌った者だった。
「反日活動にユダヤ人を巻き込むため、韓国人が
やった、中国の謀略だ」と言っていた自称保守の
政治家や、言論人や、ネット右翼がいっぱいいた。
憎韓・嫌中教に嵌った信者たちは、無責任極まりない。
彼ら、彼女らも、心神喪失状態だったのだろうか?
責任が問えないのは不思議だ。