ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2014.3.28 04:24

籾井を批判した適菜氏は正しい

週刊文春で適菜収がいいこと書いている。
籾井勝人について批判的な記事だ。
籾井が安倍晋三のお仲間だからという理由だけで
自称保守連中が擁護するのだが、
籾井は「日本軍の強制連行があった」と言ってるのだ。
そのことをちゃんと書いてる適菜氏の今回の記事は
見事だ。

安倍のお仲間じゃなければ絶対猛批判したくせに、
安倍のお仲間なら「強制連行」を認めてもOKとなってしまう
愚劣さが、今の自称保守の実態なのだ。
こいつらはそもそも「河野談話」のことも知らなければ、
慰安婦問題についてのディティールも知らない。
国内論議と世界の見方の齟齬もわかってない。
ほとんどパーチクリンの状態なのだ。

NHKの人事を安倍政権のポチで埋め尽くそうという企みを
応援する馬鹿が保守のはずもない。
自称保守の堕落は底なしの状態にある。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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