批判を書く時には正確を期したいし、
悪事の証拠はきちんと残しておきたいので、
こんなもんに金など出したくないと思いつつも、
皇室バッシングが載っている雑誌は購入します。
どうせ買ったんだから、他にどんな記事が
載ってるのかパラパラめくったりもします。
しかし、週刊新潮って、ほんとに、
誰が読んでいるんでしょ?
今週号(3.27)なんか、
巻頭で「祝・愛子さまご卒業」のグラビアを載せ、
記事で雅子妃殿下を「モンスター・ペアレント」呼ばわり
するなんて、恥知らずにもほどがあります。
「御用学者と呼ばれて」というタイトルの、
もう「学者」とも呼びたくない原発詐欺師座談会では、
「事故は必ず想定外から起きます」と言った上で、
福島第一原発事故は想定外を想定していなかった、
これからは想定外を想定して備える、だって。
さすが詐欺師、国語の破綻も気にしない!
想定できるなら、それは「想定外」とは言わないの!
福島の甲状腺がん発生率の異常な高さを特集した
報道ステーションの古舘伊知郎氏を
「電波芸者」呼ばわりしているが、
私には週刊新潮の方が
「原発利権タイコモチ」にしか見えません。
「原発利権タイコモチ」にしか見えません。
被曝の影響が十分解明されていない現状では、
子供のためには最悪の事態を想定するのが当然。
万一の場合、週刊新潮は責任取れるのか?
連載コラムでは、福田和也が
脱原発を掲げた細川・小泉元首相を
「『みっともない』の一言」だと。
この人も、みっともない
ポジショントークじじいになっちゃったなあ。
巻末の高山正之のコラムでは、
いまどき『水戸黄門』に難癖つけて、
監督が在日だからかと揶揄している。
こいつもネトウヨなみになっちゃったなあ。
そして、高齢化社会の中で「熟女AV」や「熟女デリヘル」
なんかが出てきていることを紹介し、
「色惚けニッポン、今後どうなっちゃうんだろうか」
なんて嘆いて見せる記事を載せてるんだけど、
同じ雑誌の広告には
「より逞しい男性自身に今夜から変身!!」
「激戦の立ち系サプリ業界で12年ものロングセラー」
「ポルノドラマ昭和シリーズDVDセット」
…なんて載ってんだよ。
こんな恥ずかしい雑誌、
誰が読んでるの?