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小林よしのり
2014.3.14 02:10

年20万人の移民受け入れ

政府が移民を年20万人受け入れる検討を始めたという。
女性や高齢者を労働力として利用し、さらに成長戦略の
ためには毎年20万人、外国人を受け入れようというのだ。
50年間で1000万人というから、日本のアメリカ化は避けられない。
専業主婦なんて牧歌的なことを言ってる場合ではない。
ハングリィ精神のある外国人が日本人の職を奪って、
排外主義は常態化するのだろう。
現在日本にはニートが130万人くらいいるが、
彼らは一生働く機会を失う。
「黒子のバスケ」事件の犯人は、年収200万円を超えたことがなく、
自分が負け組だと強く意識し、自分の犯行を「人生格差犯罪」と
名付けている。
犯人は「出所したら自殺します」と言い、
「こんなクソみたいな人生、やってられない。とっとと死なせろ」
と言っている。
こういう負け組の気分は、秋葉原の無差別殺人以来、
ずっと続いている。
まだまだこれからだろうな。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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