ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2014.3.10 00:05日々の出来事

気持ち悪すぎる奴に注目する人々

朝から気持ち悪すぎる人物の報道が続いている。
全聾かどうかもわからぬ詐欺師の記者会見とか、
イカレてしまった犯罪者のカラオケ歌ってる映像とか、
気持ち悪すぎる。
でも、みんな興味ありそうなんだよな。
恐いもの見たさかな?
犯罪者だから顔が気持ち悪くなったのか、
犯罪者と知ったから偏見で顔が気持ち悪く見えるのか、
気持ち悪い顔だから犯罪者になったのか、
その辺のことをコメンテーターは話し合った方が
面白いんじゃないかな?
でもあのくらい気持ち悪い顔で、良い人だっているかも
しれないからな。
あの顔でも、落し物を交番に届けた人として報道されたら、
良い顔に見えるのかもしれないな。
善行をしても、気持ち悪い顔に見える人って可哀そうだな。
やっぱり人は顔で判断してはいけないのかな?
でも顔で判断したくなるのは、漫画家の性かな?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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