NHKの取材班がアメリカ大使館から取材を断られたという。
原因は「百田氏の発言でインタビューの実現は困難になった。
大使本人とワシントンの意向だ」という趣旨らしい。
百田尚樹は都知事選の応援演説で、
米軍による東京大空襲や原爆投下を「大虐殺」とした上で
「東京裁判はそれをごまかすための裁判」と述べた。
南京大虐殺もなかったと発言。
米国大使館は米政府の統一見解として「非常識だ」と批判した。
百田の発言は若干ニュアンスは杜撰だが、
大筋、わしが主張してきた意見ではある。
だがアメリカとの対決は避けられない意見である。
困るのはアメリカであり、親米保守派だ。
百田がNHKの経営委員をやってる限り、
米大使館へのNHKの取材が出来ないとなると問題だ。
民主党は百田を呼んで国会で思う存分しゃべらせればいい。
百田もしゃべりたがってるらしい。
困るのは安倍政権のはずだ。
野党はえげつないくらいやらないと浮上するチャンスは
生まれないぞ。