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小林よしのり
2014.2.15 04:52

百田に国会で思う存分、しゃべらせろ!

NHKの取材班がアメリカ大使館から取材を断られたという。
原因は「百田氏の発言でインタビューの実現は困難になった。
大使本人とワシントンの意向だ
」という趣旨らしい。

百田尚樹は都知事選の応援演説で、
米軍による東京大空襲や原爆投下を「大虐殺」とした上で
「東京裁判はそれをごまかすための裁判」と述べた。
南京大虐殺もなかったと発言。
米国大使館は米政府の統一見解として「非常識だ」と批判した。

百田の発言は若干ニュアンスは杜撰だが、
大筋、わしが主張してきた意見ではある。

だがアメリカとの対決は避けられない意見である。
困るのはアメリカであり、親米保守派だ。

百田がNHKの経営委員をやってる限り、
米大使館へのNHKの取材が出来ないとなると問題だ。
民主党は百田を呼んで国会で思う存分しゃべらせればいい。
百田もしゃべりたがってるらしい。
困るのは安倍政権のはずだ。
野党はえげつないくらいやらないと浮上するチャンスは
生まれないぞ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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