小林先生、「ジャパニズム」の件では
ご心配をお掛けしてすみません。
せっかくですので、この場をお借りして
はっきり申し上げておきたいと思います。
私は今もこれから先も、在特会に
シンパシーを覚えることもなければ、
彼らを理解することもありません。
編集長と編集担当者には、最初にお会いしたとき
これを明確に伝えています。
今号ではガ島の未送還遺骨調査活動に
ついて記しました。
というのも、それ以前に有志隊員の募集を
行なっていたので、その報告です。
募集したのは、観念的にしか歴史を捉えることができない若者に、
頭でっかちにならずにちったあジャングルで汗を流せ、
という思いがあったからです。
「気づき」がなければ、そこから
脱することはできません。
もっとも、応募してくる人はいませんでしたので
「やっぱり伝わらないのかな」というのが
正直な感想ですが。
また、靖国神社で行なわれている講演(私が司会)の
抜粋(講演録)も載せています。
これも「地に足つけて先人に学べ」という思いが
あるのですが、果たして伝わるかどうか。。。
しかし、自分の思いとは裏腹に、
雑誌に名前が載っているだけで
その主張に同調しているかのように
捉えられてしまう側面も確かにあります。
そしてそのうち、気が付いたら集団の中に
取りこまれてしまうかもしれません。
すると、いずれ、そこにしか表現の場が
なくなってしまう事態にもなりかねない。
きわめて危険。
自分では面の皮が厚いつもりなのですが、
こうして心配されるということは
まだまだ「個」が足りない証拠です。
反省。。。
十分に警戒します。