ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2013.9.16 16:15

初心忘れました

すっかり消息不明の私ですが、

生きております。

ガダルカナル島から帰国して二週間、

日本での生活に順応すべく

脳みそのリハビリをしておりました。

 

風呂やトイレの水の“出”が良すぎてビビり、

近所のスーパーに並ぶ食材が洗練されていてビビり、

溜まった郵便物の山を見て途方に暮れ、

メールを見ながら少しずつ人間関係を

思い出していく毎日でした。。。

 

ガ島滞在中、激しい頭痛に襲われました。

熱中症の一歩手前か。

その後、今度は激しい下痢に悩まされました。

ソロモン人が川から採ってきた貝を

つまみ食いしたのが原因か。

ナマモノを食すのは厳禁だとわかっているのに、

南方慣れしたせいか、南方ボケしてきている。

あげくにこんなときに限って抗生物質を忘れている。

油断大敵。

初心忘れるべからず。

猛省。

 

炎天下、一度体調を崩すと

何もかも悪いほうへと考え、

マイナス思考に陥っていく。

 

なんで自分がこんな目に・・・

嗚呼、きっと私はこの地で必要のない人間なんだ・・・

英霊だって、きっと怒っているんだ・・・

私には真摯な慰霊の気持ちがないって・・・

そ、そうかもしれない。。。。絵文字:絶望

うう、ううう、うえーーーん絵文字:冷や汗.

 

と、こんな感じ。


でもすぐ復活。

 

仲良しのフランシスとアルベルトです。
見た目はいかついけど、
二人とも心の優しいジェントルマン絵文字:良くできました OK


リハビリ中に、映画を3本観ました。

一つはもちろん「風立ちぬ」。

感想は次回。

 

とりあえず生存報告でした絵文字:お知らせ

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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