8月29日の「報道ステーション」に
自民党の石破茂幹事長が出演。
古舘伊知郎氏は、
もし米国がシリア攻撃をした場合、
日本政府は支持をするかどうか
について質問。
アサド政権が本当に化学兵器を
使ったのかがあいまいなうちは、
あのイラク戦の時、
「大量破壊兵器」の拡散阻止という
戦争目的を支持しておきながら
肝心の大量破壊兵器がなかった
というとんでもない経験を踏まえ、
というとんでもない経験を踏まえ、
日本政府は慎重に対応すると
考えてもいいかと質しました。
それに対して石破氏は、
こう答えました。
「それはイラク戦争の時に、わが国として
十分な情報収集能力を持っていましたかと。
私はあの時防衛庁長官でしたけどね、
今もそうです、日本がそういう海外の
いろんな情報を収集し、分析し、
評価をするって能力は、あの時から
飛躍的に高まったと思ってませんのでね」
評価をするって能力は、あの時から
飛躍的に高まったと思ってませんのでね」
その上で、今回の件に関しては
米国に対して質問をする場面も
あるだろうけれども、
わが国は独自の情報収集能力を
きちんと持つということが喫緊に
解決しなければならない課題だろう
と言いました。
要するに石破(以下、敬称略!)は、
「わが国には今のところ
独自の情報収集能力がないから、
米国の言うことを信じるしかない」
と言ったのです!
米国に対して何か質問したとしても、
その回答が正しいかどうか検証する
能力がないんだから、いいなりに
なるしかないということでしょう。
イラク戦争の大失敗から10年、
何をやっていたんだ?
そもそも、10年前のイラク戦争当時、
小林よしのりはイラクに大量破壊兵器が
ない可能性が高いと警告していましたよ。
この戦争は大義のない侵略戦争となり、
中東に混乱を残すだけになる危険性が
極めて高いと予言し、的中しましたよ。
あの時、一漫画家が、
日本国政府以上の情報収集能力を
持っていたとでも言うのでしょうか?
単に、普通の生活の中で得られる、
マスコミ情報だけで
判断していたんですけれど?
どーせ石破は「独自の情報収集能力」
を持つつもりなどないのでしょう。
それに、もし独自の
情報収集能力があったとしても、
アメリカから独立して考える頭脳が
なければ宝の持ち腐れです。
どんな貴重な情報があっても活かせず、
ただアメリカの言うなりになるだけに
決まっています!