皇太子妃雅子殿下のご療養が長引き、 皇室の祭祀にも十分お出ましになれないことを、 口を極めて非難する向きがある。 皇后になられても、祭祀に関われないのではないか、とか。 さもそれが、皇室の伝統を根底から崩してしまうかのような口ぶりだ。 しかし、皇室祭祀の第一義は「天皇の祭祀」である点に こそ存することは、前にも指摘した。 では、それに皇后が関わるようになった背景は、何だったのか。 神道宗教学会が刊行している学術誌『神道宗教』218号に、 大岡弘氏の「近代皇室祭祀における皇后の御拝と御代拝について」 と題する研究発表の要旨が掲載されている。 同研究のテーマの1つは 「近代皇室祭祀形成史において、恒例大祭における 『皇后御拝』の創始理由」だ。 つまり、皇室祭祀で皇后の御拝礼が開始された理由を、探っている。 その解答はやや意外。 いわく、 「文明開化、すなわち、西欧文明の積極的摂取という 新思潮のうねりの中で、新たに打ち出した祭祀形式であったと 推察される」と。 つまり、ざっくり言えば「文明開化」の一環だったことになる。 勿論だからと言って、 皇后陛下の祭祀へのお出ましを軽視してよいということではない。 しかし、そうした経緯を頭に入れれば、 適切な歴史の遠近法のもとで、 妃殿下のご療養と祭祀の兼ね合いについて、判断出来るだろう。
テーマ「雅子妃殿下の行方」
平成25年8月11日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。
「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。
毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。
人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )
詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。HP上の申し込みフォームからも申し込み可能です
上 ↑ のHPメニュー「道場参加申し込み」、もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)を
クリックして、申し込みページにお進み下さい
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい
お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。
申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。
当選された方は、道場当日、その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
引き続き、往復ハガキでの応募も受付けております
入場料は、お一人1000円です。
参加ご希望の方は、
往復はがき に、『第37回参加希望』 と明記、
さらに、
1. 氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)2. 住所
3. 電話番号
4. 年齢
5. 職業(学生の方は学校名)
6. 募集を知った媒体
7. 応募の理由と道場への期待
返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、
〒152-8799東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め
『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端
まで、お送り下さい。
応募〆切は平成25年7/31(水)必着です。
当選された方にのみ当選通知を送らせて頂きます(往復ハガキで応募された方は返信ハガキで、ネットから応募された方は
当選メールでの通知となります。)
当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい
皆様からの多数のご応募、お待ちしております
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