よしりん先生から
ひとこと。
・・・・・
今年は「みたままつり」に
雪洞を描けなかった。
尋常でない仕事の
忙しさのせいもあるが、
母が病気で今後のことを
考えねばならなくなった。
母の最期の介護は
誰がするのか、どこでするのか、
今の福岡の住居はどうするか、
対処しなければならない
問題が山積みだ。
全国飛び回って
氷川きよしに注ぎ込んだ
額を考えれば、貯金が
いくら残ってるかもわからない。
子供の頃、わしがされたように、
どこかにプレハブでも立てて、
自己責任で押し込んでおこうか?
父にも掛けない生命保険を
わしにだけ掛けて、
「あんたはいつ死んでもよかとよ」
と言われていた子供の頃が懐かしい。
あれでどれだけ
わしが強くなったか、
その恩は計り知れない。
常に明日死ぬという
覚悟で生きてきた。
老いて脳が
幼児化してしまわないように、
わしの老後は静かに
読書だけして終えたいものだ。
だが今のところ、
自分が老化した気配がない。
従業員の老化の方が心配なのだ。