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高森明勅
2013.6.24 14:57

誰が雅子妃殿下のご快癒を阻んでいるのか?

雅子妃殿下のご療養が長引いている。

大きな決断をして皇室に嫁いで下さった妃殿下に、
国民の一人として申し訳ない気持ちで一杯だ。

妃殿下はご独身時代、ご自身のご努力によって、
ご自分の望んだ通りの人生を切り開き、
順風満帆の日々を送っておられた。

それを擲って、皇太子妃としての人生を選んで頂いたのだ。

皇太子妃という立場がいかに険しい境遇か。

既に皇后陛下の前例があっただけに、
ご本人は勿論、ご家族にとっても尋常な決断ではなかっただろう。

困難な決断をして嫁がれた妃殿下は、
残念ながらやがてご体調を崩され、
長期のご療養を余儀なくされることになった。

その原因は何か?

様々な要因が複合しているだろう。

だが、主な要因は以下の通りではあるまいか。

(1)側室なき条件下でも男系限定の重圧
(2)一部の心無い宮内庁職員による不確かな情報のリーク
(3)商業主義マスコミによるおびただしい中傷報道
(4)無責任な言論人の暴言の数々
(例えばテレビ番組中、妃殿下を仮病と断言した
保守系知識人がいた!)など。

皇后陛下の場合、早く皇太子殿下と秋篠宮殿下を続けて
お生みになったので、最大の要因と言うべき
(1)は早々に解消したものの、(2)〜(4)の
波状攻撃的状況に直面され、皇后になられてからも
随分、苦しまれた。

原因は全て、国民の側の不届きな仕打ちにあった。

雅子妃殿下の場合、(1)という最も強烈な要因も含めて、
(2)(3)(4)が一層、悪質な形で襲い掛かって来ているのだ。

これらを放置すれば、妃殿下のご快癒が至難になるばかりか、
次の世代でも同様のことが繰り返されるのは、火を見るより明らかだ。

と言うより、それが放置されれば今後、
皇室に嫁ごうとする女性は二度と現れなくなる可能性が高い。

或いは、雅子妃殿下を取り巻く今の状況自体が、
すでに皇室に嫁ぐ女性を限りなくゼロに近付けている、
と言ってよいだろう。

皇太子妃への重圧と中傷は最早、
皇室の存続そのものを危機に陥らせるところまで来ている。

その事実を、私らははっきり自覚すべきだろう。

妃殿下の1日も早いご快癒を、切に祈り上げる。

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テーマ「雅子妃殿下の行方」



平成25年8月11日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。




「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。


毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 
“ こちら ” でどうぞ。


8月11日の「ゴー宣道場」は、
笹幸恵さん、泉美木蘭さんの、ダブルセンター体制で、

「雅子妃殿下の行方」

を論じてもらうことになった。


わしは司会をする。



自称保守論壇の、論壇ホステス的なお約束の言葉、紋切り型の言葉ではなく、
一般女性の本音と理想と毒舌を交えて、「雅子妃殿下と、皇室の行方」について、
まず自由に二人で対談してもらう。



わしが、突っ込むところはシビアに突っ込むので、
二人がどう応えるか、麗しくも緊張感のある対談になると思う。


 

当日は、わしの新書 『女性天皇の歴史(仮題)』 を、
サイン入りで販売できるはずです。




HP上の申し込みフォームからも申し込み可能です絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のHPメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。
当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。



 道場参加申し込みフォーム



引き続き、往復ハガキでの応募も受付けております絵文字:重要絵文字:記念日


入場料は、お一人1000円です。

参加ご希望の方は、

往復はがき に、『第37回参加希望』 と明記、

さらに、


1. 
氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)

2. 住所

3. 電話番号
4. 年齢

5. 
職業(学生の方は学校名)
6. 
募集を知った媒体
7. 
応募の理由と道場への期待


返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、


152-8799

東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め

『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端


まで、お送り下さい。



応募〆切平成25年7/31(水)必着です。


当選された方にのみ
当選通知を送らせて頂きます絵文字:記念日
(往復ハガキで応募された方は返信ハガキで、ネットから応募された方は
 当選メールでの通知となります。)

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします



皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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