AKB48の選抜総選挙に新しく
「立候補制」が導入されて、
最も巨大な困難に立ち向かう羽目に陥ったのは、
他でもない峯岸みなみさんその人だろう。
全員自動的に投票対象になるのなら、
彼女はどれだけ気が楽だったか。
自分の意志で立候補するとなると、
彼女の場合、強烈な逆風が当然、予想される。
しかし、立候補しないということは、
ほとんどファンに対する裏切りに近い。
運営サイドは「どちらを選んでも自由だよ」と、
ひたすら自分たちの責任回避に努めている。
そうした中で、彼女は敢然と立候補した。
大の大人でも、なかなか出来ることではなかろう。
彼女のような事情を抱える中で、
彼女のような決断が出来る男どもが、果たしてどれだけいるか。
立派だ。何より、その勇気に拍手を送りたい。
立候補制導入への小林よしのりさんの疑問に賛意を表した時、
峯岸さんに「清き一票」を投じたいと書いたのも、
彼女の立候補を願ってのことだった。
彼女は一体、どのくらいの票を得ることが出来るのか。
ここから先は、ファンが試される番だ。
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