ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2013.3.26 13:05

体罰って???

小学生のころ、私は双子の姉とともに
ミニバスケットボールクラブに入っていた。
そのころは、勉強ではなくバスケをやりに
学校に行っていたみたいなもの。
私の体育会系気質は、
このとき育まれたと言っていい。
今でも南方のジャングルに行けるのは、
小学生のときに培った根性と筋力のおかげと
思っている(あれから30年も経ってますが)。

体罰と聞いて、真っ先に思い出すのは、
このバスケチーム監督のK先生。
普通に担任も持っていたけど、
なんで教職につけたのかと思うほどの
チンピラ風情(先生、ごめん)。
それはそれはこわかった。

放課後の練習になると、むっつりしたまま
体育館に入ってくる。
そんでもって、いつもカレンダーを丸めた
「精神注入棒」を持っている。
新品のカレンダーをガムテープで
ぐるぐる巻きにした棒なんだけれども、
何かミスすると、決まってこれで殴られる。
姉に比べてバスケのセンスがなかった
私は、よくこれでぶったたかれた。
「幸恵、ちょっとこーい絵文字:急ぎ
「なんだ、今のプレーはッ絵文字:重要
バシッ (幸恵、吹っ飛ぶ)

カレンダーの紙の部分に当たれば
いいのだけど、運の悪いときには
留め金の部分が頭を直撃する。
ゴツッ (幸恵、めまい)

また格下のチームに負けたときは、
職員室で選手が一列に並ばされ、
順番に平手打ちをされたこともあった。
今なら「そこまでしなくても」と思うかも
しれないが、当時は「負けた自分たちが
悪いのだ」と感じていた。素直すぎる。

しばらくして、新聞の地域欄の小さな記事で、
隣の学区のミニバス監督が平手打ちして
生徒の耳に障害を残したらしく、
問題になったことが載っていた。
「打ちどころが悪けりゃ、K先生だって懲戒モノじゃん」と
思ったりしたけど、とくにK先生を追及しよう
などとも思わなかった。

K先生と私の間に信頼関係があったのか?
うーん、よくわからない。
とくに好きでも嫌いでもなく、
ひたすら怖かっただけ。
少なくとも、私は与えられた環境に
疑問を抱くことがなかったのだ。
ちょっと鈍い子供だったのかもしれない。

一方では、受け手に障害が出たから
体罰として糾弾される。
一方では、同じことをしても
障害が出なかったから糾弾されない。
(うちの母親の話によると、
K先生は今でもバスケの監督を
しているらしい)
こうなると、体罰って何をもって
そう言うのか、私にはわからなくなってくる。
まさに体罰ってなーに? なのだ。。。

皆さんも、幼いころを振り返ってみたら、
きっとあれこれ思い当たる節があるはず。
あれは体罰だったのか?
それとも躾だったのか?
その線引きって、どこにあるの?
というか、線引きに意味はあるの?


テーマ「体罰って何だろう?」

平成25年4月14日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

4月14日(日)「ゴー宣道場」は

『体罰って何だろう?』

と題して開催します。



教育現場とスポーツ界で、体罰が大きな問題になっています。


たまたまこの話題を師範全員でやった時に、異様な盛り上がりを呈したので、
ニュース性を失っても、「ゴー宣道場」でやってみる価値が
あるのではないかということになりました。


体罰をされた経験。

体罰をした経験。


体罰を肯定できるか?

体罰を否定すべきか?


体罰は成長のためになるのか?

体罰は野蛮な感情の暴発か?


愛の鞭と、体罰は同じか?


体罰は、場合によっては人を傷つけ、自殺にまで追い込むこともあります。


深刻な顔で議論するのが良識的なのかもしれませんが、
「ゴー宣道場」では、そういう硬いことは抜きで、
面白おかしく議論したいと思います。

HP上の申し込みフォームからも申し込み可能です絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のHPメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。
当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。



 道場参加申し込みフォーム



引き続き、往復ハガキでの応募も受付けております絵文字:重要絵文字:記念日


入場料は、お一人1000円です。

参加ご希望の方は、

往復はがき に、『第35回参加希望』 と明記、

さらに、


1.
氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)

2. 住所

3. 電話番号
4. 年齢

5.
職業(学生の方は学校名)
6.
募集を知った媒体
7.
応募の理由と道場への期待

返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、

152-8799

東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め

『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端


まで、お送り下さい。

応募〆切平成25年4/3(水)必着です。


当選された方にのみ
当選通知を送らせて頂きます絵文字:記念日
(往復ハガキで応募された方は返信ハガキで、ネットから応募された方は
 当選メールでの通知となります。)

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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