2月15日のブログで
著作権保護について書きましたが、
ちょっと関連のある話が今日の
朝日新聞に載ってましたので
紹介しときます。
先日も書いたように、
日本の著作権保護期間は
作者の死後50年と決まっています。
ところが、戦前・戦中に
発表された作品に関しては、
日本は米・英・仏など戦勝国の作品には
10年延長しなければならないという
「敗戦国」扱いのルールを
未だに課せられているそうです!
同じ「敗戦国」でも独・伊はすでに
外交交渉によりルールを撤廃しており、
日本だけがこの「敗戦国加算」を
課せられているそうです。
これは米国の圧力と言うよりは、
日本の弱腰の問題でしょう。
日本音楽著作権協会(JASRAC)は
この「敗戦国ルール」の
撤廃に向けた交渉をするよう
撤廃に向けた交渉をするよう
岸田文雄外相に
申し入れるということです。
申し入れるということです。
JASRACが戦時加算で支払うために集めた
音楽著作権料は昨年だけで1億6千万円、
その7~8割は米国への支払いで、
小説・映画等を含めれば金額は
その数倍になるとか。
JASRAC会長で作曲家の都倉俊一氏は
「日本だけが課せられたペナルティー」
と訴え、要望書には
「日本だけが課せられたペナルティー」
と訴え、要望書には
「戦時加算問題が解決されない限り
戦争は終わらない」
と書かれているそうです。
未だ日本だけ敗戦国扱いが
続いていることを恥と思うなら、
政府は一刻も早く交渉を始めて
もらいたいものです。
続いていることを恥と思うなら、
政府は一刻も早く交渉を始めて
もらいたいものです。