今度のゴー宣道場のテーマは、「女性問題と少子化対策」。
「女性問題」と「少子化対策」はまさに不即不離。
働く女性にとって、
妊娠・出産という事態が、仕事を続けていくかどうかのひとつの大きな分水嶺になるからです。
ところでちょっと話はそれますが、
ゴー宣ネット道場の動画『切通理作のせつないかもしれない』に
足かけ3年にわたって出て頂いていた女優のしじみさんから、
先日、芸能活動や表に出る仕事を一切やめることにしたので、
番組にも今後出れなくなるという連絡がありました。
『せつないかもしれない』のこれまでの回でも、
その予兆があった事に気付く人もいるかもしれません。
たとえば『100万回生きたねこ』の絵本を題材にした時には、
「何度も生き返って違う人の飼い猫になる
主人公のトラネコは、俳優の生き方に似ている」
と独自の読み方を披露したしじみさんですが、
「でも、最後には私も『役』ではなくて
自分の人生が待っていると思いたい」
と言っていました。
役者として映画に関わっていたしじみさん。
「でも、本来映画はごく普通の人が一年に一回か二回、
楽しみで見るもの」と言っていました。
そして「働くということと、
結婚・出産は自分にとって一緒には出来ない」と、
番組の中でもことあるごとに
言っていたのを思いだします。
職場などで身近に居た女性が、
ある日を境にいなくなってしまう。
それはよくあることですが、
なんとなく、
砂場で置いてきぼりにされた子どものような気分にも
なってしまいます。
女性が職場で産休を取ると、
そのまま退職という形になってしまい、
中小企業の場合は打撃になるという話を聞きます。
もちろんそういう女性ばかりではなく、
職場復帰してきちんと働き始める女性もいるし、
そのまま辞めてしまう女性の存在は、
そういう女性にとっても
「周りの足を引っ張る存在」に見えてしまうことが
あるのかもしれません。
そして女性の経済的自立というテーマ以前に、
男性だけが働くのでは家計が成り立たないという状況があります。
しかし私は、
実社会の中で働く女性というのは、
やはりこの世に咲いた<花>ではないかと思います。
中には、
いつかはいなくなってしまう人が必ず出てくることも予感しながら、一人でも多くの女性が、
最初から嫁ぎ先の家の中に入ってしまうのではなく、
一日でも長い間、
我々男性の地味で単色な毎日に、
その存在そのもので彩りをもたらしてほしい。
いかにも男性の一方的な意見のようですが、
そういう懐の深さのない社会は、
やはりつまらない気がするのは、
私だけでしょうか。
そして苦しい状況でも、
少子化という国難に立ち向かうためのみならず、
世の目に見えるような場所に女性という花が咲き続けるために、
企業も職場も多少のリスクを負ってでも頑張ってほしいというのは、
理想的にすぎるでしょうか。
次回のゴー宣道場では、
ちょっとしんみりした気分の私も出演しますが、
そんな私の甘い女性への幻想を木っ端みじんに
壊してくれるのもまたよし、と思って臨みます。
『女性問題と少子化対策』
男は恐れるな!
女は勇気を出せ!
2月10日、多くの女性の参加を待っています。
参加者の半分は女性になることを望む!
HP上の申し込みフォームからも申し込み可能です
上 ↑ のHPメニュー「道場参加申し込み」、もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)を
クリックして、申し込みページにお進み下さい
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい
お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。
申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。
当選された方は、道場当日、その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
引き続き、往復ハガキでの応募も受付けております
入場料は、お一人1000円です。
参加ご希望の方は、
往復はがき に、『第34回参加希望』 と明記、
さらに、
1. 氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)
2. 住所
3. 電話番号
4. 年齢
5. 職業(学生の方は学校名)
6. 募集を知った媒体
7. 応募の理由と道場への期待
返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、
〒152-8799
東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め
『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端
まで、お送り下さい。
応募〆切は平成25年1/30(水)必着です。
当選された方にのみ当選通知を送らせて頂きます
当選メールでの通知となります。) 当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい
皆様からの多数のご応募、お待ちしております