今年最初のゴー宣道場のテーマは
「景気と幸福について考える」。
私自身は余り発言しなかった。
だが、道場生それぞれの生活実感に裏打ちされた
貴重な証言が相次ぎ、充実した道場になったと思う。
とくに江戸時代に触れた発言は、
底の浅い論壇では拒絶されるだけだろうが、
示唆に富む。
最も印象に残ったのは、切通理作師範のシャープな分析だ。
これは多くの方々も同様だったのではないか。
生活の現場と、時代全体の「構造」的な大きな問題を
見事に結んだ、有益な提起だった。
そうしたやり取りを聞きながら、
私は何の脈絡もなく、亡き父のことを思い浮かべていた。
(続く)
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