安倍晋三は
「戦後レジームからの脱却」
を言います。
「GHQの押しつけ憲法だから」
と、改憲を主張します。
こんな欺瞞はありません。
安倍晋三に、そんなことを言う
資格など、一切ないのです!
なぜなら、安倍晋三は
「皇位継承は男系男子という
私の方針は変わらない」
と発言しているからです。
本来、皇位継承について
決める資格を持つのは、
天皇陛下だけです。
一国民の分際で、「私の方針」で
皇位継承資格を決められると
思い上がっている精神状態こそが
まさに「戦後レジーム」そのものなのです!
もともと、皇位継承資格を規定する
皇室典範は「皇室の家法」であり、
天皇陛下のご意思によって
変えることができました
ところがGHQの押しつけ憲法
第2条はこうなっています。
「皇位は、世襲のものであって、
国会の議決した
皇室典範の定めるところにより、
皇室典範の定めるところにより、
これを継承する」
GHQは「国会の議決した皇室典範」
という規定を押しつけたのです。
そのために皇室典範が国会マターとなり、
天皇陛下が皇室典範について
意見も言えなくなってしまったのです。
もし安倍晋三が
「GHQ押しつけ憲法の改正」
を本気で望んでいるのなら、
先ず改憲すべきなのは、
9条ではなく2条です!!
ところが安倍晋三は、
GHQに押しつけられた
憲法第2条をありがたく押し戴いて
「皇位継承は男系男子という
私の方針は変わらない」
と平然と発言しているのです。
もし安倍晋三が
「戦後レジームからの脱却」
を本気で考えているなら、
改憲が時間的に間に合わないとしても、
皇室典範改正に関しては、
内々にでも陛下のご意思を
確認するはずです。
ところが安倍晋三は
天皇陛下のご意思には
関心も寄せていません。
そして安倍は、この重大な
矛盾に全く気がついていません。
エンドレスバカです!!
こんな政治家を、
何と呼んだらいい?
そう、
「ニセモノ政治家」
です!!