あけましておめでとうございます!
昨年末は大掃除も年賀状も後手に回り、
あっという間に大晦日を迎え、
ぼんやりしているうちに元旦も
過ぎてしまいました。
時間の使い方がつくづく下手だと思う今日この頃。
というか、フリーになって10年間、
ずっとそう思ってここまで来てしまいました。
早起きして、規則正しい生活を心掛ければ
良いだけの話なのですが・・・。
今年の抱負は、
「ぐうたらな自分にサヨナラ!」(三日坊主の予定)。
さて、気がつけば第33回道場も
迫ってきました。
テーマは「景気と幸福について考えよう」ですが、
このテーマに決まったとき、真っ先に私が
思い出したのは、2年前の第10回道場のことです。
私のマル秘パンダノートによりますと、
2011年1月9日開催で、
このときは「日本に新しい夜明けは来るのか?」
というテーマでした。
大きな会場で行なった初の拡大版で、
『まんじゅう抽選会』もありました!
とらやのまんじゅうは、
「でかッ」「うまッ」などと、
ついついボキャブラリーの貧困さを
露呈させてしまう一品です。
あ、いや、まんじゅうの話ではありません。
このとき、小林先生が基調講演をされたのです。
そしてこう言いました。
「坂の上の雲ではなく、坂の下の土地を耕せ」と。
このとき参加された皆さん、
この言葉を覚えているでしょうか。
そして参加されていなかった皆さん、
この言葉の意味が、スッと心に入ってくるでしょうか。
この言葉は、今回の道場のテーマとも
密接に関わってくると私は思っています。
景気が回復すれば、人々は幸福になれるのでしょうか。
確かに「今日よりもっと良い明日」を信じていられたなら、
それはそれで幸せなことかもしれません。
けれど高度経済成長が終わってから生を享けた私は、
それが実感として伴ってはきません。
第一、景気が回復することがあるのでしょうか。
たとえ一時的に好景気を迎えたとしても、
私たちは経済成長期のような将来への夢と希望を
持てるのでしょうか。
むしろ私たちは、右肩上がりの成長神話から
一向に抜け出せていないだけでは?
だとしたら、この先、何を目指していけばいいのでしょうか。
目先の景気回復ではなく、50年先100年先の
日本の「あるべき姿」を考える。
それも夢物語ではなく、現実から将来を見据え、
地に足のついた「あるべき姿」を。
同時にそれは、過去にとらわれない(つまりは成長神話に
縛られない)新たな視点が必要でしょう。
この先日本は、かつてない少子高齢化社会となるのですから。
この先の日本は、私たちは、何を目指して
生きていけばいいのか。
それはとりもなおさず、
何を子孫に残していくのかを
考えることでもありますよね。
新年にふさわしいテーマです。
私も、どうせ守れっこない「今年の抱負」より
50年後のことを考えようっと(まだ生きている予定)。
4日まではHPから参加申し込みができますよー。
本年もどうぞよろしくお願いいたします