ゴー宣DOJO

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切通理作
2012.10.30 09:41

ヒーローとは未来を語ること

 

 次回道場「サブカルヒーローの本質に迫る」
本日が応募締め切り最終日かと思っていたら、
もう一日ありました!

 明日までです。
 

 まだ、ネットの応募でしたら間に合いますので、
ぜひ参加ご希望ください!

 
  先日、こちらのブログで、
人が成長するプロセスで、一度は手放した
ヒーローを信じる気持ちが戻ってくるときがある
ということを書きましたら、

ある方が、ツイッターを通して
こう返答してくれました。

「確かに、ヒーローは戻ってきました。リアルに」

僕が「どんな『リアル』ですか?」と聞いたら、
すぐ答えが返ってきました。

「自分の実生活の中に、でしょうか。
未来を守りたいという思いです。
震災後、確信しました。」

僕はなるほどと思いました。

自分の未来と、他人の未来は
べつに一緒ではないと
考えるのが普通です。

けれども、それは大きな災害や
非常事態が起こらない・・・・・
という前提の上での話。

非常事態を含んだ日常を、
個々の人間が意識して
生き始めるとしたら、
その時に、
ヒーローが戻ってきた気がするということ。

つまりヒーローというものは、
人々の共生感覚と
分かち難く結びついている
存在なのだと思うのです。

スパイダーマンにも
バットマンにも、

市民がそこに気づき、
それぞれの仕事の現場から
自分の持ち場で
ヒーローの手助けをする
という描写がクライマックスで入っています。

これは平成になってからの
日本のヒーローにもみられる
展開(というより日本の方が早かった)で、
現代において非常に普遍的な
心情なのだと思います。

ひるがえって現実の政治を行っている
人たちに、たとえば原発事故で
「この日本が失われてしまう」
「日本の未来がなくなってしまう」
という意識がもし希薄なのだとしたら、

やはりヒーローは
必要で、
それは我々自身の中にある
「立ちあがっていく力」
のシンボルなのかもしれません。

そしてヒーローの敵は、
直接的には破壊者であり悪人ですが、
より本質的にはニヒリズムなのだと
思います。


第31回ゴー宣道場「サブカル・ヒーローの本質に迫る」

平成24年11月11日(日)午後1時 から
『アットビジネスセンター東京駅八重洲通り』 にて開催します。

「アットビジネスセンター東京駅八重洲通り」
(住所:東京都中央区八丁堀1-9-8 明光商会本社ビル4階)は、
JR 『東京駅』 の 八重洲口 より徒歩10分、
日比谷線 『八丁堀駅』
の A5出口 より徒歩2分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

会場のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、http://abc-kaigishitsu.com/tokyo_yaesudori/access.html でどうぞ。

入場料は、お一人1000円です。

応募〆切 は

平成24年10/31(水)必着


当選された方にのみ当選通知を送らせて頂きます絵文字:記念日

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

このHPの上記のメニューの右端に

「道場参加申し込み」
というのができました!

これをクリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に
「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

申し込み〆切後、当選された方にのみ
「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、

その「当選メール」をプリントアウトの上、

会場までご持参下さい。


切通理作

昭和39年、東京都生まれ。和光大学卒業。文化批評、エッセイを主に手がける。
『宮崎駿の<世界>』(ちくま新書)で第24回サントリー学芸賞受賞。著書に『サンタ服を着た女の子ーときめきクリスマス論』(白水社)、『失恋論』(角川学芸出版)、『山田洋次の<世界>』(ちくま新著)、『ポップカルチャー 若者の世紀』(廣済堂出版)、『特撮黙示録』(太田出版)、『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『地球はウルトラマンの星』(ソニー・マガジンズ)、『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)、『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社)、『本多猪四郎 無冠の巨匠』『怪獣少年の〈復讐〉~70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)など。

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