ゴー宣DOJO

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切通理作
2012.10.27 19:58

ヒーローとは「当事者意識」の覚醒

スターというのは、

自分が光り輝くことで

人々に希望を与える存在です。

 

しかしスーパーヒーローというのは、

単なるスターではありません。

 

このまま放っておけば

世の中がどうにかなってしまう

ということの解決を

自分が引き受ける存在だと思います。

 

それを「どうせ誰かがやってくれる」

「世の中の事は政治家が考えてくれてるんじゃないの」

「治安は警察に任せておけばいい」

などとという棚上げをまったくしないで

自分の側から考え詰めていったら

どうなるか?という

思考実験。

 

小林よしのりさんが

自らのブログを『ダークナイト ライジング』

にたとえ『小林よしのりライジング』と名乗り

スーパーヒーローに親和性が高いように見えるのも、

そう考えれば納得がいきます。

 

ゴー宣道場でもテーマになる

「原発」「TPP」[皇統問題]いずれも、

このまま放っておいたら、

日本が崩壊してしまうということばかり。

 

どの問題も団体で圧力をかけて
くる者たちがいます。

 

底辺民衆がスラム化し、

悪人だけが利権の汁を吸うという、

バットマンの舞台である「ゴッサム・シティ」

が架空の世界と笑えません。

 

ブルース・ウェインは、まず自分が「シンボル」にならねばと

人々を怖がらせるバットマンになりますが、

 

小林さんは「ゴーマニスト」という汚名を

かぶります。

 

シンボルは当然批判を受けます。

「不安を煽っている」

「あのような人物が世の中を扇動すると、かえって危険だ」

「戦闘的になりすぎ」・・・・・・etc

 

汚名を被ってでもカブいているスーパーヒーローは、

自分は利権にくみする者たちと過激に戦いながら、

実際的に世の中を左右するのは

勇気ある為政者と民衆であってほしいと願っています。

 

表の世界で力を持つ存在を

「光の騎士」として推し立てるバットマンは、


これはと思う政治家に期待をかけて、

ゴー宣道場に呼んだり、直接会って話したりする

小林さんに通じるなあと、

僕は以前から思っていました。

 

しかし小林さんの前では

真摯に受け答えをする政治家も、

施政に戻れば、

周囲の利権から結局自立することが出来ない。

 

だから「ヒーロー」の仕事は終わらないのです。

 

そしてヒーローが最終的に頼みにするのは、

やはり民衆です。

 

スパイダーマンにも

バットマンにも

ここぞという時に

民衆が当事者意識に覚醒して

逆にヒーローを助け、

ヒーローが守るべき世界は

ちゃんと存在していることを自ら

示すという展開があります。

 

なぜなら、民衆一人一人が

当事者意識を持たなければ

世の中はスラム化したままだからです。

 

つまりヒーローとは、

我々一人ひとりの

「当事者意識」を問う

ものではないでしょうか?

ヒーローを求める心について
考えること。
それは我々人間とは何かについて
考えることなのだと思います。

応募締め切りまであと二日です!
第31回ゴー宣道場「サブカル・ヒーローの本質に迫る」

平成24年11月11日(日)午後1時 から
アットビジネスセンター東京駅八重洲通り にて開催します。

「アットビジネスセンター東京駅八重洲通り」
(住所:東京都中央区八丁堀1-9-8 明光商会本社ビル4階)は、
JR 『東京駅』八重洲口 より徒歩10分、
日比谷線 『八丁堀駅』
A5出口 より徒歩2分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

会場のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、http://abc-kaigishitsu.com/tokyo_yaesudori/access.html でどうぞ。

入場料は、お一人1000円です。

参加ご希望の方は、

往復はがき に、『第31回参加希望』 と明記、

さらに、


1.
氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)

2. 住所

3. 電話番号
4. 年齢

5.
職業(学生の方は学校名)
6.
募集を知った媒体
7.
応募の理由と道場への期待

返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、

152-8799

東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め

『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端


まで、お送り下さい。

応募〆切

平成24年10/31(水)必着

当選された方にのみ当選通知を送らせて頂きます絵文字:記念日
当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

今回より、応募は

従来の応募はがきに加え、
このホームページからも
受け付けることになりました!!
↑のHPメニューの右端に
「道場参加申し込み」
というのができました!

これをクリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に
「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

申し込み〆切後、当選された方にのみ
「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、

その「当選メール」をプリントアウトの上、

会場までご持参下さい。

切通理作

昭和39年、東京都生まれ。和光大学卒業。文化批評、エッセイを主に手がける。
『宮崎駿の<世界>』(ちくま新書)で第24回サントリー学芸賞受賞。著書に『サンタ服を着た女の子ーときめきクリスマス論』(白水社)、『失恋論』(角川学芸出版)、『山田洋次の<世界>』(ちくま新著)、『ポップカルチャー 若者の世紀』(廣済堂出版)、『特撮黙示録』(太田出版)、『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『地球はウルトラマンの星』(ソニー・マガジンズ)、『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)、『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社)、『本多猪四郎 無冠の巨匠』『怪獣少年の〈復讐〉~70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)など。

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